運動会後キャンプ

木下ファミリーキャンプ場

2008年 9月 13日〜15日  2泊3日  雨・曇り・快晴


所在地 山梨県北都留郡丹波山村奥秋    青梅ICから2時間弱      TEL  0428-88-0550  
開業期間  4月〜11月(多分)
サイト&
利用料金
 サイト料
オートフリー(サイト料)=2500円。   
駐車料金=500円  (よって、普通のオートキャンプは3000円)
バンガロー=3000〜21000円 
=350円。  薪以外の販売品はありませんので注意!

バンガローがメインの施設のようです。
キャンプ場へのアプローチも「こんな所にキャンプ場があるの???」と思うような集落の細い道を入ります(笑)。
っで、その一番奥がキャンプ場。
管理人さんの御宅の前にバンガローが集まったエリア、テントサイトはそこから50mほど奥にあり、
川の横(高台)にこじんまりとあります。
水場とトイレといった超簡素な造りで、フリーサイトですが、6組で満員ですかね・・。
設備 受付= 販売品目は薪オンリー。
水洗トイレ= ペーパー常備。夜間照明完備。(バンガローサイトに洋式もあり)
         テント場のはとぉ〜ってもレトロですが中は かなり綺麗に清掃されています。
コインシャワー=1回200円。コイン式じゃないので安心。 管理人さんが不在時は翌日自己申告でお支払い。
水場=屋根付きで設置。超シンプルです
携帯電話=ボーダフォンOKでした。
お勧め キャンプ場から車ですぐにある「のめこい湯」。露天風呂もあり立派な施設です。
キャンプ場で600円⇒400円の割引入場券を事前に購入しましょう。
また、奥多摩地区にスーパーと呼べるお店は見当たりません。キャンプ場近くに小さな商店がありますが、
食材は事前に用意したほうが良いと思います。

サイトの入り口を含めて、道幅が狭く、凸凹もあります。
キャンカー系はまず無理でしょうね・・。
事前に電話で確認して下さい

9月の3連休は、長男ゆーの中学の運動会。

小学校と違い、お弁当も本人の物だけだし、観戦も自分の子供の出番の時だけだし・・。
超楽チンですね〜。


お天気も最高に良くって、無事 運動会終了♪


15:30にゆーが帰宅後、ダッシュで奥多摩にキャンプに出発!!
でも、夕方の首都高や一般道を甘く見ちゃダメですね〜。
事前に7時過ぎになるとは連絡しておいたのですが、結局現地到着は7時半・・。

途中、青梅のマックで夕食をテイクアウトし、車の中で食べました・・。


1日目
向う途中でキャンプ場に連絡をしておいたので、7時半に到着後すぐに管理人さんが出てきてくれました。

「こんな遅くに大変だったね〜。今日は暗くて大変だからバンガローに泊まっても良いよ〜
管理人さんの人柄が偲ばれますね♪


でも、せっかくのご好意ですが、明日の朝テントを立てるのも面倒なので、今からチャチャとやっちゃいます(笑)

と言うことで、8時には設営完了〜。
なかなか良いチームワークでした。
川べりで涼しかったのですが、やはり大急ぎの設営で大汗かいちゃいました・・。

近くの温泉は19時までなので、キャンプ場のシャワーを利用。

1人1回200円で利用できます。
レトロですが、綺麗に清掃されていて安心。 
ただ、シャワーカーテンが短いので、靴が濡れないように注意するかサンダルで行くといいですね。


23時まで利用できるそうですが、電気がつかない場合お湯も出ませんので、必ず管理人さんに確認して下さい。
お支払いは翌日自己申告だったのですが、1人分オマケしてくれました♪

この日は川音を聞きながら、21:30に就寝。
ちょっと流れが速い川なので、川音が大きいです。




2日目
夜中から雨が降り出しました。
予報では「にわか雨」程度だったんですがね〜〜。

今回、奥多摩を選んだのは関東一といわれる「日原鍾乳洞」に行くのが一番の理由
しかし、ネットで事前に情報を集めると「山道が細くて対面通行できず、3時間掛かった・・」との報告も・・。
奥多摩からバス便もでてますが、終点から片道20分歩く。

そこで、8時半到着を目指して車で行ってみる事にしました。



木下ファミリーキャンプ場からだと、車で1時間近く掛かります。
奥多摩駅近くから日原街道に入ると、徐々に道幅が狭くなります。

途中対面通行できたかと思うと、バス1台がギリギリ通れる道幅だったり・・、もちろん待避所も各所に設けられています。
なんせ、途中に集落があるので、生活道路でもありますからね・・。
でも、長いカーブだと、前方から車が来るのかどうか・・判断できませんからね〜。

今回はかなり早い時間だったので、対面もスムーズでしたが、これがちょっと混雑してきたら・・・。怖いです。

駐車料金は3時間まで500円。(軽食が取れる土産物屋もあり)

こんな←絶壁のそばで それだけで圧巻ですよ・・。


川沿いを降りた処に入り口があります。
公式HPに入場割引券がありますので、要チェックですよ〜♪


入り口周辺はかなり寒いです。
また水が常に垂れて来るので、帽子やフード付きウィンドブレーカーがあると便利。

全体図です。新道は急な階段を登る。

  わりと探検チックな坑内     広い場所もあります       新道はこんな急な階段を・・。

鍾乳石は白くありませんでした
入るときは寒かったのに、出るときには汗かいてました〜。

新道は急な階段がありますので、幼児連れには厳しいかも知れませんね。


また、有名な水吟窟(水音が琴の音に聞こえる)も、空いているこの時間なら充分堪能できます。
早朝に鍾乳洞に行ったお陰で、途中の渋滞も皆無。

キャンプ場に戻る途中、奥多摩湖に掛かるドラム缶橋に立ち寄りました。
よくわからないのですが、この手の橋は2箇所あります。

橋の上にいる人は全て釣り人!!
注意書きには「通行専用橋、橋の上で釣りは禁止」⇒写真とあったので、
戸惑いながらも渡る事に・・。

一応、揺れないように静かに歩いてたのですが・・
「あ〜あ、せっかく当たってたのに、これでまた当たらなくなっちゃうよ・・ブツブツ」
途中で我々に向って文句を言う釣り人・・。

釣り禁止でしょーーーーっ。 だから釣り人は自分勝手で嫌いだよ(超偏見・・)。
11時前にはキャンプ場に戻れたので、予定通り、昼食にパンを焼く事にしました。

中学になって、率先して手伝ってくれる長男と、それを見て頑張る次男。

我家のキャンプも徐々に変化してるんですね・・。


ふっくらと美味しいパンが焼けました。 ついでにリンゴケーキも♪

午後は予定もないので、のんびりキャンプ場で過ごします。

テントサイト入り口にある水場(MO)
道の奥に、小さいサイトが1つあります。
     
    メインのサイト全体って感じですね。       一段上がったサイト1組分(車進入可能)
  サイトは砂利まじりなのでプラペグはキツイ       (MO)は更にもう一段上のサイト

  超レトロオーラ全開の水洗トイレ
    でも中は意外なほど綺麗
そして不思議なのがこの橋。

上の水場のところに見えるのが橋の袂なんですが・・。

てっきり歩行者専用かと思いきや、なんとこの先は「奥秋テント村」という別経営のキャンプ場。
デリカクラスの車が、5分ぐらいかけて慎重に、慎重に橋に入ってました

でも、コチラの方がサイトとしては趣がありますよ・・・。(野趣満点)
そして、橋から見たすぐ隣の川。

結構流れが速いので、子供だけではかなり危険ですね。
何箇所か、浅瀬になっている場所がありますので、水遊びもできますよ。
←の写真は、木下キャンプ場とは反対側からサイトを眺めたアングルです。
木の影に車が見え隠れしてます。

これだけ高低差があれば、水の心配はないですね。

橋の右側に、なにやら古めかしい建物があるな・・と思ったら、木下のバンガロー郡でした。
かなりの利用者がいましたので、密かな人気スポットのようです。
水遊びの合間に夕食のビーフシチューを仕込み、
今日は早めに近くの「のめこい湯」へ行きました。

ちょっと混雑してましたが、浴室自体は広いので、それほど窮屈感はありません。
ちょっぴり熱めのお湯ですよ。

シャンプー類は置いてあります。


午後5時過ぎにサイトに戻り、夕食の最後の仕込みです。

我家の定番、薪で炊くご飯。
薪=燃料である我家では、貴重な焚き火タイムですね(笑)


じっくり長時間煮込んだビーフシチューも暖め直し、いただきまぁ〜っす。
ずっと持ち越しになっていた花火がやっと出来ました。

今宵は中秋の名月。

明日は晴れてくれるでしょうか・・・。

そうそう、この日の夕方に到着されたファミリーがいたのですが、
MOSSファンの方でした。
リトルディッパーと12フィートタープで、ロースタイルの洗練されたシンプルサイト。
さすが筋金入りのMOSSファンという感じでした。
それに比べて、我家のポリシーのないグッズたち・・・。

3日目
夜中から、またまた雨。
しかも本降りでした。

幸い 朝には霧雨程度になってましたけど・・、お空はドンヨリ。
こりゃ完全乾燥は無理そうですね〜。


特別予定もないので、11時チェックアウトを目標に、超のんびり徹営。
途中、お日様が顔を出したりするので、期待をするんだけどね〜。

待ち時間が長いので、途中川遊びに行っちゃいました。
テントとタープの一部が、まだ完全に乾いてなかったけど、予定通り11時に出発。

車で5分ぐらいの場所にある「日本一(過去)のローラー滑り台」に行きました。

大人400円、子供200円で何度でも利用でき、マットと軍手を貸してくれます。


軽い子供1人で滑るとスピードが出ないのですが、大人が加わり、さらに繋がって滑ると
スピードが出て楽しめます。
この笑顔ですから・・。(笑)

他の子供も一緒に加わり、合計6回滑ってました。
昼食は、そこからすぐの「やまびこ庵」のつもりが、間違えてとなりの「やまびこ」に入って
しまいました。
「やまびこ庵」の方が、水車で引いたそば粉で有名なんですって・・。
食後は、目の前の公営釣り堀にチャレンジ。


しかし・・、竿を2本借りて、餌のいくら200円分を買って、釣り糸たらしてカメラの電源を入れてる間
に、はい1匹ゲット!!


早っっーー!!

まさに入れ食い状態。
その場で焼いて食べる予定を変更し、急遽持ち帰って夕食の食材にする事になりましたよ・・。
釣り堀のそばの水車脇に遊歩道があり、そこを進むと、雄滝と雌滝というのがありました。

最後にマイナスイオンをたっぷり浴びて、千葉の自宅へ出発。

東京をまさに横断する距離。
やはり3時間以上かかりますね。



今回は、ほとんど情報のない「木下ファミリーキャンプ場」を利用しました。
とても素朴で質素ですが、キチンと清掃管理されていて、非常に過ごしやすい印象を受けました。
(だって、夜到着してトイレを見た時、思わず我慢したモン・・)

さらに、人の良さそうな管理人さん。

これだけマイナー(失礼)なのに、利用者が多いのも納得がいきますね。
利用料も手頃で、観光にも便利。
機会があったら、是非また行きたいキャンプ場です。