12ヶ月目  8月25日 日本に帰る日が来月に近づいたために、仕事の引継ぎをしなければいけなく、僕のあとに働く人と行動をするようになる。僕が以前そうしてもらったように。
 
8月26日

この頃になると、なにかと”最後”ということが多くなる。今日は語学学校を卒業してから毎週のようにやっていたテニスの最後だった。テニスのルールもなんにも知らなかったが、この頃にはなんとかさまにはなってきていたのに。とってもたのしい思いでのいひとつです。
   

8月27日

いままで購入したり、いらなくなったものを処分するために、ノーティスボード用のチラシをつくった。極力購入することをさけたりしていたけど、結構な数の品物になってしまった。これらを売ってもうけようという気はさらさらなく、自分がそうしてもらったように、新しくオーストラリアで生活をはじめる人のために、少しでも役にたったらなという気持ちで売る人のほうが多いと思う。
 

8月29日 愛しのあずかっていたカー語学学校を卒業してからずっとお世話になった仕事が今日で終わる。僕はとってもLukyだったと思う。飛び込みで面接に行き、たまたま社長が、昼ご飯を食べていて、話はとんとん拍子に進んでいき、雇ってもらった。本当にいい社長にお世話になったと思う。この仕事を通じてけっして他の人が経験できないであろうことを、たくさんさせていただいた。もしここで働いてなかったら、ここまでオーストラリアの生活が充実したものにはならなかったと思う。じぶんがやりたいと思っていた生活をすべて実現させてくれた。本当に感謝しています。
 
9月2日 ブリスベン
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シドニー
今日から1週間の予定で友達3人で旅行へでかけた。ブリスベンからシドニー、シドニーからメルボルンを車で旅行をした。今日はブリスベンからシドニーへ向かった。昼頃に出発したのでかなり計画がずれてしまった。夕方頃にバイロンベイについた。バイロンベイはオーストラリアのなかでいちばん東に位置する。岬みたいになっていてその先まで歩いていけた。夕方だったのでとてもきれいだった。この日にシドニーについている予定だったけど、大幅におくれてしまった。明日はすこしでもとりかえさないと。
 
9月3日 シドニー 伝説のスリーシスターズ結局シドニーに着いたのは昼過ぎだった。市内にはよらず、ブルーマウンテンに向かった。ここにはスリーシスターズという岩が3つ聳え立っていた。すごい景色だ。そこでケーブルにのったり、世界でいちばん傾斜のすごい列車にのった。それは急な傾斜だった。この日はさすがに疲れたので、ボンダイビーチのホテルに泊まった。朝になってわかったけど、目の前にビーチがひろがりとてもきれいなホテルだった。
 
9月4日 シドニー
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メルボルン
ピンぼけだけどキャンベラシドニーからメルボルンに向かった。メルボルンに行く道は大きく分けて2通りある。ひとつは海側を通る道。もうひとつは山側を通る道である。行きは山側の道を選んだ。というのは途中でオーストラリアの首都であるキャンペラへよろうと思っていたからだ。キャンベラの街をみて思ったことは、きちんと区画されていて、すべてがつくられた街のような印象だった。行政を行うにはいい都市なんだろうとおもう。地元の小学生が社会見学に来ていた。僕たちも議事堂のなかを見学した。そこで実際に議論も行われていて、日本でも見たことなかったのでとても新鮮だった。そこで警備兼案内をしていた人が日本に来たことがあるらしく、少し話をした。少し遠回りだったけど、キャンベラによって良かった。
 
9月5日 メルボルン 駅前メルボルン予定どおりメルボルンについた。はじめにキャプテンクックがすんでいたという小屋を見に行った。意外と小さな小屋だった。その後アートギャラリーに向かった。とても広くきれいな美術館だった。昼食のためメルボルンのチャイナタウンにむかった。一緒にいった友達が一度メルボルンに来たことがあるらしいのでお勧めの中華料理店にいった。とてもおいしかった。車をパーキングに止め、トラムで街を周った。とても楽しかった。その後メルボルンのメインであるペンギンパレードを見に行った。見に行ったが結果は見れなかった。ペンギンパレードがなかったわけではない。僕らが行くのが遅れたからだ。いきあたりばったりの旅行ではよくこういうことが起こる。とても残念だった。そこにあるポストに手紙を投函すれば、ペンギンのスタンプを押してくれるというので、せめてそれだけでもとういことになり、友達は書いていた。僕も手紙を書きたい相手がいないわけではないが、手紙を書く気力もないほど疲れていた。その後街にもどり、カジノを見た後、シドニーへ向かった。
 
9月6日 メルボルン
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シドニー
遠くにオペラハウス前日にある程度距離を稼いだので、シドニーにはなんとかその日に着くことができた。途中どこかの海岸によったがそこがどこだかわからなかった。途中ガソリンがそこをつきそうになり、困った。1件見つけたがそこは時間が遅かったため、もうやってなかった。もうだめかなと思っていたら、道で飲酒検問をやっていた。警察を見つけたとき正直ほっとした。これで何とかなるとおもった。当然飲酒もしてないので、検査が済んだ後、ガソリンスタンドが近くにあるか効いた。すぐそこにあるというので、このときは本当にほっとした。よくカンガルーやコアラに注意の標識は見るが、このあたりでは、おみやげ物やでよくあるウォンバット注意の標識があった。なんとかその日の内にシドニーに着き、マンリービーチにあるホテルで泊まることにした。
 
9月7日 シドニー ちょっと怖かったこれでも列車マンリービーチからシドニーの中心地に行くには、フェリーに乗らないと行けなかった。ほんの5分か10分くらいの小旅行。僕たちはまずオペラハウスをみた。オペラハウスは世界三大がっかりする建物のひとつだときいたことがある。もうひとつは忘れたが、ひとつはシンガポールのマーライオン。オペラハウスはやっぱりオペラを見るところなので、オペラを見なければ、その価値も半減してしまうのだと思う。でもシドニーに来たとういう気分にはしてくれた。屋根のところが一ヶ所さわれるところがあるというので、とりあえず触っておいた。みんなが触っているのだろう。そこだけ色が変わっていた。そのあとマーケットが連なるところへいった。そこいったいが小さなマーケットが広がっていて、通るだけでもとてもたのしかった。そうこうしているうちに、夜になりシドニータワーに登った。天気が良かったのでシドニータワーの上からオペラハウスやビクトリアブリッジがよく見えた。シドニーは他の都市とくらべてなんとなく運転しづらかった。
 
9月8日 シドニー
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ブリスベン
途中1ヶ所、名前は忘れたが90マイルビーチ?だったと思うけど、そこに立ち寄った。その名前のとおり、何マイルもずらっとビーチが広がっていた。オーストラリアの自然にはいつもおどろかさられる。見慣れたゴールドコーストに着いたとき、かえってきたなとちょっとほっとした。僕たちの旅行が終わろうとしていた。
 
9月9日 レンタカーを返しにいった。7日間で走った距離は約4200キロ。われながら、よく事故も起こさず、一人で運転できたものだなと思った。4200キロ走ってんと友達に言っても、いま一つピンとこないような感じだった。僕としては、よく走ったな!すごいなとうい言葉をどこか期待していたのかもしれない。一緒にいった友達たちももうひとつピンと来ていない様子だ。
 
9月10日 友達たちのお母さんご一行がやってきた。ブリスベンの街をぶらぶらした。そういえばあまり観光らしいことをブリスベンの街でしたこたがなかったので、シティーホールの時計台に登ったり、ブリスベンリバーの景色を楽しんだりと今頃になって、新しい経験ができた。知ってるつもりでも全然しらなかったんだなと思った。
 
9月11日 今日はゴールドコーストへ。この頃になると、もうりっぱな観光ガイドだった。自分で運転もするので、だいたいここで時間がとれくらいかかり、つぎのところに行くには、何時くらいに出ないと行けないかということが。もちろんブリスベン、ゴールドコースト、サンシャインコーストの近辺だけだけど。ナショナルブリッジと滝を見に行った。途中で野生のワラビーたちが道路をぴょんぴょんはねていったので、運転にはとてもきを使った。
 
9月12日 今日もゴールドコースト。ワイルドライフパークにいった。本当はもっと有名なところがいいのかも知れなかったけど、僕たちがいったことがなかったので、そこに決めた。僕はそこでオーストラリアにきて初めて、カモノハシをみた。とっても愛嬌のありそうな動物だった。その後、第何週かごとの金曜日にゴールドコーストの海岸で行われているマーケットを見に行った。みんなとても喜んでくれた。僕にとっては今日が最後のゴールドコースト。語学学校を卒業し、仕事をはじめてから週に3度は来ているので、相当な回数だ。ゴールドコーストの街並をまぶたにやきつけながら、車を運転した。
 
9月14日 今日はブリスベンの北側、サンシャインコーストへ向かう。ビッグパイナップルによった後、ヌーサヘッドにいった。ヌーサヘッドの先にはヌーディストビーチになっていると聞いていたが、結局いかずじまいだった。ヌーサヘッドのところで、野生のコアラを見た。たか〜いところの枝のところで、気持ちよさそうに寝ていた。あんな高いところで寝ていて、怖くないのだろうか。ハービィベイでロッジを予約しているのでそこへ向かった。とてもきれいなロッジだった。予約していったかいがあるというもの。6人で泊まったためエキストラベットを用意してもらい快適に寝ることができた。
 
9月15日 かすかに見えるくじらのしっぽバービィベイでホエールウオッチング。おおきなクルーザーに乗りこみいざ出発。9月のこの時期はオーストラリアではホエールウオッチングのシーズン。どのクルーザーに乗っても一応は見られるらしいがクルーザーによってあたりはずれがあるらしい。僕らのクルーザーはあたりではなかったが、はずれでもなかった。たくさんのくじらを見みれたけど、それほど近くでみることはできなかった。はじめてみたので、とてもうれしかった。くじらは好きな動物のひとつだ。あんな体が大きいのにプランクトンをたべている。シャチのように獰猛なわけでもない。僕らのクルーザーの横をイルカがおよいでいた。それを見ただけでも良かった。
 
9月16日 フレザーの沈没船日はフレザーアイランドの探検。フレザーアイランドは世界最大の砂の島。きれいな砂がきれいな水をつくり、きれいな水がきれいな木々を育む。そしてそこを訪れた人の心をきれいにする。ほんとうにきれいな島だった。そこにオーストラリアの野犬であるディンゴがいた。見ている限りではどうでもないが、とても獰猛な犬だときいていたので、チョット距離をおいてみていた。
 
9月17日 これで1頭のウールこの日はウールシェッドで羊の毛をかるショーをみた。1日に何回ショーをやるのかしらないけれど、羊の毛なんてそんなに早く生えるわけでもないので、いったい何頭のひつじがいるのだろう?またシープドッグが羊を小屋の中にいれるショーもやっていた。牛の乳絞りもやった。とても楽しかった。
 
9月20日

コアラホスピタルの人たちとコアラホスピタルでの最後のボランティアの日。友達がここでボランティアをしたいたおかげで、何も知らなかった僕でも掃除などの手伝いをすることができた。本当にいい経験をさせてもらったと思う。最後に子供たちに傷ついたコアラたちがいることを広めるためのグッズをくれた。うれしかった。その後そこでずっとボランティアをしている人に腕にかっこいい刺青をした獣医さんマウントグロリアス?に連れていってもらい、ブッシュウォークをした。とても緑豊かなブッシュで、気持ち良かった。いつも思う。オーストラリアに来てから、出会いも多いいけど、別れもおおいいなと。でも出会えてほんとによかったと思います。
 

9月24日 こんどはいつの日?このゲートをくぐるのはオーストラリアを離れる日。ついにこの日がきちゃったなという感じ。多くの友達が空港に見送りに来てくれた。僕もいままで何度も空港に友達を見送りに来たが、その人たちの気持ちがその時理解できたようなきがした。やっぱり見送られるのはつらいな。初めてオーストラリアに来た日のことを思い出していた。学校に行くこと以外なにも決まっていなく、不安な気持ちで降りた空港。今度みんなに会えるのはいつかな?こんどこの空港へくるのは、いつかな?いろんなことが思い出された。オーストラリアに来て本当によかったな。そんな気持ちで僕はみんなにみおくられるなか、飛行機の搭乗手続きに向かった。
       
       
       
       
       
       
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