電気製品はコンセントから抜いておいた方が節約になると言う意見と、コンセントに差すときに電気をたくさん消費するから差しっぱなしの方がいいと言う意見を聞きました。どちらが本当ですか?


 結論から言うと、抜いておく方が節約になります。ただし、差しっぱなしでも全然影響の無い電化製品もたくさんあります。
 差しっぱなしにしておくと電気を消費する電化製品としては、俗に言われる「待機電力」を消費するものです。代表的なものは次のような物です。

 等々。タイマー予約が可能な物はまず待機電力が必要だと思われて間違いないと思います。タイマー予約の可能な炊飯器等で、タイマー部には電池が入っている物もありますが、ほとんどはコンセントから抜いたままでおいておかれる事を考えてのタイマーのバックアップ用で、コンセントに差しておくと商用電源から消費するものがほとんどです。
 ただ、いずれもひとつの家庭にすればそんなに大きな電力ではありません。家庭の数がとても多いために全体として莫大な消費量となるもので、家庭の電気代に与える影響はかなり少ないと思われます。


 次に差しっぱなしにしておいても影響の無い物と言うと、次のようなものです。

 等々。掃除機などはスイッチを入れた瞬間に電灯が一瞬暗くなったりするため、その瞬間に大量の電力を消費するような気がして、「コンセントに差しっぱなしの方がいいのでは」というような誤解が出るものと思われますが、これはスイッチを入れた瞬間にモーター特有の「起動電流」とよばれる、運転電流の何倍もの電流が流れるためで、コンセントをいつ入れたかではなく、あくまでスイッチを入れた瞬間に流れるものです。止まっている物を動かそうとすると、初めに大きな力が必要で、動き出すとそんなに力がいらないのと同じ理屈です。
 

 上記以外に、最近話題になっている「待機電力」の問題があります。一見、全然消費するはずが無いのに、コンセントに差しているだけで「待機電力」をいくらか消費する物です。
 最近、テレビで見ましたが、携帯電話の充電器が消費する電力の9割がたはこの待機電力で、電話を差していないときでも、コンセントに差しているだけで充電時の7割程度の待機電力が発生するそうです。
 ですから、一見、影響が無いと思われる機器でもコンセントから抜いておく方が確実です。