電気の単位で、 VA・W・A・V の関係は?


 電気で使われる単位は分かりにくいかも知れません。消費電力を表す単位でも、W(ワット)とVA(ボルトアンペア)があり、モーターなどでは馬力表示もあります。
 詳しく説明するのは難しくなるので、簡単に概念を説明します。

 一般に電気製品に記入されている消費電力はW表示です。これは「有効電力」と呼ばれ、その電気製品が消費する電力量です。しかし、電力会社がお客さまに送る電力はこれだけではありません。電力消費には「効率」があり、たとえば、効率が80%の場合は電力を100送ってもお客さまで消費される電力は80になります。つまり、80の電力消費をする製品に電力を供給する場合、100の電力が必要です。この電力を「皮相電力」と呼び、単位はVAです。そして、電力会社は電気代を計算するときはこの皮相電力、つまり、VAを使用します。実際にはVAでは単位が小さすぎるので、KVAが使用されます。ですから、効率が80%の場合、100VAを送電して、80Wの電力を消費する事になります。

 有効電力(W)=皮相電力(VA)×効率 です。

 あと、Aは電流の単位、Vは電圧の単位です。単位から分かりますように、皮相電力(VA)=電圧(V)×電流(A)です。