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ワールド第5戦 野尻湖
(前編)
| 1998年10月2〜4日 JBワールド第5戦 野尻湖 10月1日の夜、仕事から帰った私は、風邪でだるいまま、風呂も入らずに、愛車パジェロで家をでた。(21時30分) 2日午前1時40分、野尻湖着。フラフラしていたが、ボートのセッティングをしてしまい、午前3時に仮眠し、5時30分に野尻湖の仲間である、丸ちゃんに起こされる。2人でボートお降ろして、今回お世話になる花屋ボートの小出さんとスタッフに助けられて準備は整った。 同じ花屋ボート組の小山プロ、半田プロ、いしいそのプロも準備を終え、集合場所へ向かう・・・が、しかし、私のエンジンがかからない!スターターロープも伸びきって戻らなくなり、青くなる私・・・(-_-;) 小出さんが予備のエンジンをかついでくる間、カバーをはずしてなんとかエンジンをかけた。(冷や汗) 心配そうな仲間たちに見送られて、なんとか受け付けをすませる。 スタート前に小山プロと話していると、昨日は釣れたがキビしぃとのこと。 「ま、いつもと同じで、釣れない(私には)のか・・・。今回も初日はプラにあてて、1本でも獲れればOKとするか・・・。」という感じでスタートした。 はじめは、竜宮岬の岩場をNEOjig1/8ozにグラブのトレーラーでやるも、ノーバイト。ツネに変えてもノーバイト。紫岩をやるもノーバイト。水道局に行くも、ノーバイト。10時30分に下野さんとバッティングし、少し話するもノーフィッシュとのことで、大きく移動することにした。 11時に菅川でゲーリーのベイトモデルT“職人グリップ”にNEOjig(ウォーターメロン)にゲーリーグラブ#042をトレーラーのフォーリングでキーパーを1本獲り、ホッとして、もう1本ここで釣りたいと思いながらも、初日はプラだからと言い聞かせて移動して、琵琶島周りを攻めるがノーバイト。この頃から風が強くなる。アルミだと、ちょっときついが大崎へ入る。 かなりきつい風であったが、今回の秘密兵器1号をセットしたグラスロッドをキャストする。ベイトフィッシュの群れの中を通り抜けるとき、ゴーン!とロッドが持って行かれそうになった。5分以上、やりとりして上がってきたのは800g以上のスモール。次に秘密兵器2号をキャストすると、すぐにゴーン!と入り、これまた800gのスモール!もう一度2号をキャストすると、またまたゴーン!と入った。・・・これはデカイ!全然、寄ってこない。近くで泉プロが「それを獲れば、優勝だね!200万円だね!」と声をかけてきた。一瞬、頭の中に福沢諭吉がニッコリ笑ったとき、「フッ!」とラインが軽くなり、福沢諭吉共々、消えてしまった(涙) 気がつくと、周りにボートが集まり出して、ベイトの群れの型が変わってしまいバイトが無くなってしまった。 ベイトフィッシュの群れの型が、あるフォーメションになっている所を見つけ、秘密兵器1号をキャストし、そのベイトフィッシュの群れを直撃してやると、ゴーン!とグラスロッドが持っていかれた。600g位のスモールをキャッチした時に何かが頭の中でハじけた(ひらめいた) もしかして、パターンのひとつかも・・・。 ・・・回想・・・。8月のお盆明けから3度、計6日間のプラをしたときに、ベイトの数とスモールの数は多いのに、たいして釣れなかった。1日2尾位しか。なんの違いなのか?(桧原湖なら2桁楽勝なのに。。。)スモールのことを知らないがためにわからないのか。。。そこで、いろいろな秘密兵器を10以上考えては、丸ちゃんや仲間達と試すもすべてダメ。「ウーーーン」と悩んでしまう・・・。 ただ、頭の中にこのベイトに付いているスモールはベイトが動くと一緒に動き、いきなり簡単にバタバタと釣れる時もあるし、釣れない時は、何をやっても釣れない。それに、食うのが下手で、釣れる時に釣っておかないと、ノーフィッシュで終わることも・・・。だから、ベイトに付くスモールを釣るためには、このベイトの群れを上手く、操作できないだろうか?できればバホバホに釣れると思うのに・・・。 そこで何かないかと、野尻湖に行く前に、プロショップ吉見屋へ行き、その何かを漠然と探していると、トラウトコーナーで変わったタイプのプラグを発見。店員の小原君に「これって、どう動くの?」と聞くと、「引くと浮いて、マスを釣るんだよ」と教えてくれた。この「引くと浮く」のフレーズで、とりあえず、2個買ってみた。(トラウト用ルアー「シケーダー」というセミのルアー)あとはベビークランクとメガバスのグリフォンを同じようなイメージで、「バイトの時にはじかれない様にグラスロッドを用意して、これらのルアーをキャロでセットして、ベイトの群れを操作できたらいいなぁ・・・。」と考えた。食わせには、グラスロッド又ははPRO4のファインスペシャルを使い、ラインはFCスナイパーの3lb。フックはマスバリでプロズエアーチューのレッドシャドウにラバーショット4gをつけたダウンショットで釣ればいいわけだ・・・。 ![]() これを、「秘密兵器1号と秘密兵器2号」と名づけた。まさか、イメージ通り釣れるとは思ってもいなかった(^。^)/ 初日は、この4本で2700gくらい。7位につける事ができた。 2日目。Basserの大森カメラマンをアルミボートに乗せてのスタート。(前回の河口湖の写真が暗いため、もう一度という希望から) まずは、昨日釣れた大崎へ入り、秘密兵器1号と2号をキャストするもノーバイト。釣れるのはウグイばかり4本。9時まで粘るも、全然ダメ!「やはり、秘密兵器なんて、ダメかぁ・・・。」でもベイトの群れの型のフォーメションが違う気もするが・・・。 移動して、琵琶島周りもノーバイト。紫岩もノーバイト。私もつらいが、狭いアルミに乗った大森カメラマンはもっと、つらそうだ・・・。 11時半、更に移動し、昨日ラバージグで1本獲れた菅川に入るも誰もいない・・・。(ここもダメか・・・?)と思いながらも、11mラインに秘密兵器1号をキャストして、ベイトの群れを見つけ、操作し始めると、ゴーン!と来たが、すぐにバレてしまった。「まだ使える」と思い直して、キャストすると、すぐにゴーン!と入り、800gのスモールが釣れた。すぐに2号をキャストして500g、500g、900gが獲れた(^。^)/ バイトが少なくなってきて、周りにボートが集まり出してきた時にまた、ゴーン!とデカイのがバイトしてきたが、「もしかして、お立ち台と賞金が!」と思った瞬間に、またもや福沢諭吉が現れて、フッとバレてしまった。(涙) ガックリときたが、移動しながら、1号をキャストすると幸運にも500gくらいのが釣れて、リミットメイク。(ホッ) 大森カメラマンと握手をして、残りを明日のプラに転々と周り、竜宮岬でスピンムーブのトゥイッチに1本ラージが出たが、ジャンプ一発、目の前でバレてしまった。 PM2:00、最後に大崎に戻るも、釣れずにウェイン。3100gで2位!トータルも2位に浮上してきた。1位は小山プロとの事を知り、ドキドキしてきた(^^ゞ 王手をかけたトーナメントも優勝をしたこともないトーナメンターの私が初めて体験したプレッシャーである。想像以上のスゴいプレッシャーだ!とりあえず、ヨッちゃんの店に、小山プロ、半田プロ、小出さん、丸ちゃんら、仲間達と飲むも、よくわからず「とりあえず、明日頑張ります!」と、ヨッちゃんの店の入り口にサインをして、スポーツホテル花屋に帰り、眠りについた。 後編に続く |