「私は何をしたいのだろう…私は…」

 苦手な琵琶湖戦である。何とか二度プリプラを決行した。土曜日、日曜日を利用して琵琶湖でのプリプラにあてた。プリプラは金曜日の勤務後に東京駅まで行き、東海道新幹線に乗り新大阪駅で友達の秦君、平野さんと合流して琵琶湖に向う。

 生憎というかいつものように琵琶湖は大荒れである。土曜日・平野さんと一緒に琵琶湖に浮かんで色々とエリアガイドをしてもらいながらチェックをする。広い琵琶湖の為午前中は南湖をチェック。午後からは北湖の西側にアタックをかけてみたんだけれど…

 やはり“自然”には適いません、安曇川まで行くのが精一杯!荒れていて釣り何処ではありません、さらに安曇川から先へ進むのはとても無理である。危険を感じたのでこの日は終了。

 日曜日・秦君と一緒にまわることが出来た、できれば今日は北側(湖西)の安曇川から先のエリアをチェックしたいんだけど…。でも、二日目も風が強くて釣りをするどころではなく半日位しかちゃんと釣りが出来ませんでした。

 荒れているからマキマキリグを投げて巻いての繰り返し…ノンキーバイトしかありません。ただ、本番も風次第で試合展開が変わってしまう!という事だから北湖でプリプラする意味があるのか…、だったらスタート地点が南湖!という事であまり遠出をしないエリアを重点的にチェックした方がいいのではないか…荒れて帰れなくなることも十分あり得る。

 「考えたらちょっと怖いかな・・・?」

 1日やってみたがコレといった感触が得られないまま帰路につく事になった。

 「平野さん、秦君、来週も来ますのでヨロシク御願いします!」

 「OKですよ(笑)」

 新幹線の中で「これでいいのか?」と考えながら眠りについた。



 翌週のプリプラについても、同じように金曜日の勤務後に新幹線に乗り新大阪まで向かいました。

 土曜日・秦君のボートに乗せてもらい南湖をまわってもらった。今週も琵琶湖は荒れていた。午後からは大荒れで、当然釣りができるような感じではないしバスが釣れるのかもわからない…

 チェックしたエリアは近江大橋〜浜大津のウィードパッチを探してのマキマキの釣りをしたが、風が強く、波が高すぎて釣りにはならずしかたなく戻ることにした。

 和邇ヨットクラブまで戻る途中で何度も横波を食らい秦君のボートのエレキが?げてしまった。「うぉーエレキが!エレキが!」叫ぶ秦君をフォローして無事に帰着できたのはラッキーであった。自然の脅威を目の当たりにした。

 日曜日・平野さんのボートに私と秦君と3人で乗り込み、南湖の北山田から下物をちょこっとチェックしてから、多少荒れていたが一気に北上してみる事にした。目標はドン尽きにある大浦のビッグフット。

 だが悪夢が待っているとは、まだ知らない3人でした。

第1の悪夢…

 南湖から北にアタックしている途中、何かが前方で光った!その瞬間に何かが私の顔を掠めていった。「何!なんだ?…ストップ!!平野さんストップ!!」 私は直ぐにその光る物体を理解した。エレキのプロペラである。突然外れてブーメランのごとく私に向かって飛んで来たのだ。ちなみにアルミ製のペラである。

 平野さんに、「エレキのペラが飛んだみたいだよ」「…」

予備のペラがないので白髭神社から一旦マリーナに戻りペラを交換してから再度湖北のビッグフット・大浦を目指して北上した。かなり濡れたが無事に大浦に辿り着いた。直ぐに釣りを開始。キーパーサイズがポツポツ釣れ、一つのパターンを見付けた。だが風次第で実際問題として本番のときに使えるかどうか分からない。

第2の悪夢…

 大浦より振り返ると悪夢の予感が(注・予感ではありません)沖側の波は白ウサギではなく白クマである、所々波がブレイクしている…。「取り合えず帰りますか?」全員一致で「帰りましょう!!でも帰れるのか?」ズブ濡れになりながらも安曇川まできたが、波が高くて安曇川が越えられない。越えても次ぎの波で押し戻されてしまう。

 さらに水を被りパンツまでズブ濡れであるが気にしている場合ではない。あと2発でも波を食らうとひっくり返って沈没してしまう。「危険だから避難しよう!!」

 急遽、近くのマリーナ(漁港?)に避難し、そこである程度波が治まるのを待っていたのだが一向に治まる気配がない。ふと時計に目をやると…帰りの新幹線の時間が迫ってくる。

 ここで降ろしてもらいマリーナ内で釣りをしていた陸ッパリマンに声をかけて何とか北小松駅まで乗せていってもらうことにした。(注・サンキュー陸ッパリマン)

 北小松駅から湖西線に乗り和迩駅まで行き歩いて和邇ヨットクラブまで戻り平野さんから預かっていた車のキーを取り出し車内から着替えの入ったバッグを取り出して着替えをした。

第3の悪夢…

 着替え用のパンツがない。

 仕方がないからノーパンである(笑)

 平野さんに連絡をいれたら「波が治まってきたのでこっち(和邇ヨット)に戻っている最中です!」無事帰ってこられるという確認をすることが出来たので、私は和邇ヨットクラブのお客さんで家に帰る人達をつかまえて事情を説明して和迩駅まで車で送ってもらえるよう頼んだ。

 快諾を得、無事に和迩駅まで送って貰った。そして和邇駅から京都駅まで行き、そこから新幹線に乗り帰宅した。

 新幹線の中で「腰も痛いし、こんなんで試合は大丈夫なのだろうか?」と考えながら眠りについた。

 このプリプラで感じたことは…琵琶湖は危険である。バスは釣れないっていう事しかわからない。ただ“サマーパターン”になるであろうから、マキマキの釣りが強くなってくるかな?と予想して本番に賭けてみる事にした。

 試合には、今回も友人である浅見さんのボートをお借りしての出場となりました。(毎度毎度お世話になります)

 そして、私は7月17日(水)、18(木)に最終のプラをしに琵琶湖に向った。

7月17日(水)
 プラ初日は南湖をチェックした。

7月18日(木)
 プラ二日目は北湖の湖西側を周り安曇川までをチェックし湖東側の愛知川周辺もチェックしたが、何の手応えもない。

 作戦は『南湖で勝負!』である。南湖の北山田の沖・赤野井や浜大津のウィードが生えているところをメインポイントとして、そこにスクールしているバスをマキマキとバイブレーション取り、ウィードのポケットにはテキサスリグでバス取ろうと考えていた。



7月19日(金)
初日の天候:雨のち曇り

 初日は、湖流があり北側の方がいいのかと思い北湖の白髭へ向かったのだけれども反応が得られず南湖に戻ってきた。赤ノ井から釣りを始めたが、強風のため一気に流されて北山田まで行ってしまった。

 その間にウィードのパッチ目掛けてテキサスリグを打ち込んだり、ウィードの切れ目辺りをマキマキで流しバスを手にしていくが効率が悪く思うように釣れない。そのような釣り方をしていきなんとか3本でウエイン。

〈初日の成績:3匹・1,646g・52位〉



7月20日(土)
二日目の天候:曇りのち晴れ

 二日目は、初日同様の釣り方で、エンカウンターでバスを狙う為ガンガンにキャストし捲くった。南湖で一番湖流が出るであろうと思われる場所で赤野井〜北山田。この場所をずっと流していった。

 その沖の方で加藤プロも流して釣りをしているようだった。でも、良く見ると手にはRODが握られていないようだし、ときどき蹲ったりしているように感じられたので、「何をしているのかな?」とも思ったのだけれどもその時はあまり気にしていなかったが後で聞いてみたら…

「あの時か仕事のしすぎで体調が悪くてさぁー、大会には参戦したけど気持ち悪くなって吐きながら釣りをしてたんだよ、SHINGOがシャロー側を流してたのは知ってたよ…」

 みんな過酷な状況下で試合をしている。

 私は何とか4本とることができ、1本50up(2キロ弱)をかけて取ることが出来た。

 「この50アップで助かったよ、何とか最終日も取れればOKかな」

〈二日目の成績:4匹・4,100g・22位〉



7月21日(日)
三日目の天候:晴れ

 三日目は、風がすっかり止んでしまい湖流もほとんど無くなってしまった。

 …バイトすら感じられなくなってしまった。極たまにノンキーがあたってくるぐらいだ。初日・二日目とはガラッと変わってしまい成すすべのなく北上して白髭まで行ったけどノンキーばかり、しかも29cm、29.9cmというスケール上でチョット足りないノンキーを4〜5本キャッチしたのみである。

 しかたなく、再度南下するがやはり湖流もなくて、「こりゃダメだ。」と思いながらも・・・。釣り方をセコクしてキーパーを1本キャッチ。やはり、琵琶湖は難しいと改めて実感した。

〈三日目の成績:1匹・522g・55位〉



優勝:庄司 潤 プロ
2位:井手 隆之 プロ
3位:小林 知寛 プロ
4位:深江 真一 プロ
5位:相羽 純一 プロ

42位:SHINGO

入賞されました選手の皆様おめでとうございました!(拍手!!!!!)

メインタックル1
RIG:テキサス(1/4oz)
ROD:ウエダ・プロ4 セブンスファイター(7F-70B)
REEL:TD-X103HL
LINE:東レ バウオ 16lb
LURE:ゲーリー5インチクロー(#002・#324)
   ZOOMベビーブラッシュホグ(ウォーターメロンペッパー)

メインタックル2
RIG:マキマキ
ROD:ウエダ・プロ4 スマッシャー(SM-62B)
REEL:TD-X103HL
LINE:東レ バウオ 12lb
LURE:ZOOMデッドリンガー6インチ
   ゲーリー・ジャンボグラブ(#042、#179)

メインタックル3
RIG:バイブレーション
ROD:ウエダ・プロ4 ・シューター(SH-510B)
REEL:TD-X103HL
LINE:東レ バウオ 12lb
LURE:ダイワ:TDバイブ

メインタックル4
RIG:スピナ―ベイト
ROD:ウエダ・プロ4 セブンスファイター(7F-70B)
REEL:リョービ イクシオーネM300LF
LINE:東レ スーパーハード 12lb
LURE:ゲーリー スゴイスピナ―ベイト3/4oz.
   ゲーリージャンボグラブ(#042)

メインタックル5
RIG:ジグヘッド(1/16oz)
ROD:ウエダ・プロ4 ファインライン-60(FL-60S)
REEL:ダイワ・エンブレムZ2500I
LINE:東レ バウオ 4lb
LURE:アライブシャッド・リーパー

メインタックル6
RIG:ノーシンカー
ROD:ウエダ・プロ4 スーパースプリットショットスペシャル(4S-610S)
REEL:ダイワ・エンブレムZ2500I
LINE:東レ バウオ 3lb
LURE:カットテール(#042)
   がまかつマス鈎9号

メインタックル7
RIG:ネコ
ROD:ウエダ・プロ4 スーパースプリットショットスペシャル(4S-610S)
REEL:ダイワ・エンブレムZ2500I
LINE:東レ バウオ 5lb
LURE:ゲーリー カットテール(#042、#002)


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