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| ワールドプロ レイクミード Part.2 |
Photo by Saka |
「それではブイ・ティー・アール・スタート!(死語)」…回想…釣りビジョン(スカパー)の超人気番組“釣りの素”収録後控え室でこの時の出来事を遠い目をして話すSHINGO。それを聞く番組スタッフ(注・情景を思い描いて!よーく!噛み締めるように読んでね!)。 ようやく飛行機は宴会(?)を終えラスベガス国際航空へ滑り降りる。「…空港を出てベガスの熱い日差しを受けた時、オレの中で、突然!ジャパニーズ・リーマンをやっていくため無理矢理眠らせているラテンの血と野生の本能が覚醒していくのを実感し熱くなっていく自分が、自分が…」 そんな事とは露知らず報道陣にスタッフそして“バス”プロ達がべガスの突き刺すような日差しを避けるように“バス”に乗り込み(注・駄洒落ではない)フラミンゴ・ヒルトンホテルに向かう。途中に聳え立つ奇想天外にしてスケールのデッカイホテル群(平均客室数5000室…驚愕!)を観光しながら行くと、私の頭中ではラスベガスに関する映画を数本思い出しニヤニヤしている。 と…フッと石原都知事が提唱する『東京にカジノを…』がリンクしたが「日本にカジノができてもべガスのように映画にはならない。か…(寂)」と一人思考していると…次回へ…じゃなかったフラミンゴ・ホテルに到着した。 出迎えてくれたのは金髪(ブロンド)のオネ−チャンじゃなく金髪(チャパツ?)の今江プロであった!(超・驚愕!)なんでも10日程前からこっちに来ていたらしいが…。 夕方からのレセプション・パーティーまで貴重な自由時間であったが…ここアメリカでは持ってないと“即ブタ箱行き”と言われるフィッシング・ライセンス(チョット大袈裟かな?)の購入やらトーナメント中にないと“即死ぬ”と言われる飲み物や食べ物(…反省)等の買い物やらで“あッ”という間に終わってしまった。(涙) 急いで着替えて、薄暗く演出されたレセプション・パーティー会場に向かう。入り口 には日米選手達でごった返して、キリキリ舞いのスタッフ達(本当にご苦労様です…拍手!)ようやく準備が終わり入場となった。 まずは日本人選手が先に入って抽選を引き、出た数字によって決められた席に付く、次ぎに明日から行われるプラクティスとトーナメント初日のパートナーが同じように抽選を引き当たった席に来る。こうしてパートナーが決まるので、みな涙目で来る異国の選手をドッキドキで待っている。まさに心臓バクバクのドッキドキである。終始全員が“入り口”に釘付けの注目である。 異国のバスプロが入って来る度に喜怒哀楽の歓声が湧き上がり(特に有名人…笑)、さらに超ドキドキになっていく。そんな中で友人の半田プロはアーロン・マーティンの母親が“当たり”、その場でブッ・チューと熱いキスをされクラクラしている現場を見ていると…、そろそろ私にも…“でも誰が?”超ドキドキである。(笑) そして、「…ミスター・SHINGO!…ダグ・チェスモア!」つッ、ついに私のパートナーが…。逆光で見にくいが大柄で無口そうな赤鼻のアッ、メリケーン(注・正しい発音集より)な方が隣に座りドキドキしながらどんなスゴイバスプロか質問してみた。(通訳は加藤誠司プロ)なになにU・Sオープンに出ているローカル・アングラー(…バスプロではない?)…しかも大切な年の頃は“中年”である。(…絶句!)「オァー・マイ・ブッタ!…さッ、酒だ!酒持ってこッーい!今日もスパークするまで飲むぞー!」みんなが明日からのトーナメントについて話し合っている中、オレ達は思いきり飲んだョ。そして思いっきり食ったョ。知らないうちに記憶が断片的になっているほど…、大笑いしながら明日は思いっきりエンジョイする事に決定したらしいが記憶にない…。そして11時にベットに倒れ込んだ(同室の千葉プロ談)。 がこれまた記憶なし。 午前2時にモーニング・コールで起こされ(いいのかこんなスケジュールで?)強制的にカジノのネオンがギラギラする中をバスに乗って1時間程走ると、ひっそりと薄暗いレイク・ミードに到着した。まず日本ではお目にかかれないし、一生造られないであろう巨大なスロープに降り立ち自然を感じてみると風は生暖かく(熱く?)殺風景であるが、朝日が昇るってくると何か巨大な力(生命力)を感じずにはいられない。“フッ”と目を湖にやると各選手が長さ300mはある桟橋にボートを停めて、相方を捜し回っている。が、薄暗いから皆さん結構見つからない。私もダグとは永遠に会えないと思ったしダグの方も同様であった。が、私達は以外と早く出会えたので、我先で速攻ボートを走らせた。 まさに幻想的な中をバスボートで疾走する。「サイコーだぜ!アメリカ!」比較的近場にポイントを持つダグは10分程の疾走でポイントに到着し、これまた我先にボロボロに使い込んだオリジナル・ザラ・スクープ(当然フックは折ってある)を投げまくり、「SHINGO!ウンタラ、カンタラ(意味不明)OK?」「…OK?」「OK!グッド(笑)」(オレは何にOKしたのか?)すぐにダグの操るザラにバスが派手にもんどりうってバイトしてきた。しかもエレキで流すスピードは想像以上に早くガンガン流し、ガンガン移動し午前中10箇所周るも何度もダグのザラにだけバイトが集中した。バイトの度に一人ニヤリと笑い納得しているダグのプラに私も唖然となりながらも必死でフォロー(ラバージグ1/2OZ…byハンダジグ…にジャンボグラブ#002)を入れて行く…。 突然ダグは満面の笑みを浮かべ「オールライト!プラクティス・フィニッシュ。イ・ツア・エンジョイ・タイム?」「ハッ、あぁ−−?」と唖然としている私の前でいきなり服を脱ぎ捨てるダグ(白人・身長190cm・体重100kgオーバー・年齢は中年…)しかも「おまえも脱げ!」と叫んでいるようだ…見渡す限り誰もいない広大な湖上で…そう思った瞬間“ニュー・タイプ”である私の頭の中を“閃光”が走った!「ハッ!やッ、犯られる?」と、しかし次の瞬間ダグは“赤い彗星”じゃなく“赤ら顔”でタグが横に跳んだ。“ザッ・パッ−ン”と水飛沫を上げて水中に消えた「なッ、なにー?新型のモビルスーツか?」とはガンダム世代にしか理解不能とはいえ…。顔を水面から出しで「カッ・モーン!SHINGO」というダグを見て、一瞬間を置き…オレは本気で笑った!涙が出るまで笑った。 そして笑いが止まらないまま私も飛び込んでいた。心地よい冷たさである。一頻り遊んでからボートに上がり改めて今度は“友人”としてダグと握手をした。この瞬間、私にとってダグはアメリカで初めて出会ったサイコ−のパートナーであり友人に変 わった。その後のプラはバスを釣りながらミードの自然に目を向け、白鷲、山ヤギの親子、ガラガラヘビ等を見て周り暑くなったら跳び込んで涼を適当に取り存分に楽しんでいた。他のトーナメンターがカリカリにプラをしている中であるが私にとっては有意義なプラができた。(バスも10本程釣らせてもらったし…笑)パターンも分かりやすく風が吹いていたら、岬周りをゲーリーのスゴイスピナーベイト(1/2ozチャートスカートダブルウイロー)を通せばバンバンにチェイスもバイトあるし、シェード部分をスゴイシンカー5gのテキサスリグにセンコー6in(#042)や8inワーム(#002)のフォーリングでキロフィッシュも出てるといった具合だ。だから充分好感触なプラでもあった。 その晩はシーザーパレス・ホテルに行き、リッチな夕食を食べ(大笑)ビールを飲み (激ウマ)、又も23時にベットに倒れ込むも…。 突然午前2時に英語のモーニングコールで起こされバスに積み込まれるようにトーナメント会場であるレイク・ミードへ行き、暗い中パートナーのタグと合流して無言で 黙々とタックルをセットする。そして、日が出たと思ったら日米の国家斉唱が始まり厳粛な中を感動している間もなくスタートコールが始まり順次スタートして行く…。今日はテレビ番組“釣りDAISUKI”でお世話になっているAD兼カメラマンの“T“(初登場…今回はいじらないが、か・な・り面白いナイスガイだ!…笑)が搭乗してハンディー・カメラが回る中、SHINGO・タグチームはスタートして行く…。 (Part.3へつづく) |
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