ワールド第4戦 河口湖
7月16〜18日

   


くも4戦目のトーナメントである。トータル30位の私は、かなり頑張らないとJBワールドメンバーを去ることになる…。

まぁー、人生なるようになるでしょう。(…たぶん?)

こからは、SHINGOが隔週で連載しています“Lニュースイースト版”から抜粋…今回は、大マジメにJBW第4戦の河口湖にスポットを当てた話をしていきたい。これまでのJBワールド戦の総合順位は30位である。このままではバスプロを強制引退させられてしまう成績である。別にふざけて参戦していた訳ではないが、ヒラのリーマンである私にとっては、ブッツケ本番の参戦ではあるが精一杯やっている。しかし、現実は甘くないし、そんな言い訳は誰も聞いてくれない…。だから持てる条件でやれる事をやる以外にない崖ッぷちトーナメンターと言われる私がこの河口湖戦を5点(参加点)で終る事ができない。

月15日(木)ムリヤリ仕事を終えて、深夜の内に家を出て河口湖に向かう。7月16日(金)午前3時頃到着、急いで私の愛艇であるアルミボート(ニュー・ファイブZ)をセッティングする。疲れと緊張感で手が震える。午前5時セッティング終了、次にタックル類を乗せていく。ロッドは12本持ってきたが、湖の感じから9セットを乗せた。

3週間前のプラでは、ディープで1700g取ってからシャローの500g〜1kフィシュを何本混ぜられるかがキーと感じたが…。

況確認のため、仲間達から昨日のプラの感じを聞いていると、3週間前のプラ程イージーでないが、変わってない様子。さらにスタート前に小山プロが初日3kg持ってこないと「キツイゾ!」と言われ、トドメに「シャローで1日勝負だ!」と気合を受け、「どうせ崖ッぷちならシャロー勝負に…」久しぶりに気合が入り、見つけておいたシャローへ行こうと決めたら、ウキウキしてきた。

イドリングでスタートして、河口湖大橋を超えてから順次フルスロットルで目指すポイントに消えて行く、私も大橋を超えてハワイエリアに行く為フルスロットルにして前傾姿勢にしてプレーニングした時!座っていたあたりから激痛が…。

…それは悲劇の始まりだった…。

 

いきなり、激痛が右(おしりの事)から巻き起こった。「…ッ、何だ!何が起きたんだー?」叫びながら、激痛の右(おしりの事)を触り、冷静に「た、た、多分、フックが刺さったのだろう…」と判断し恐る恐る触ってみたが…、「…な、ないゾ?、フックじゃないのか?」依然激痛は続き…ふと激痛の右(おしりの事)に視線を移すと…。

そこには、巨大な生物がいていた。「…なッ、…なッんじゃーこりゃー」(故・松田優作風に)「…ハッ、ハチ?、蜂にやられたのか?」巨大で真っ黒なハチ(クマンバチ)がピクピクと動いている。(オー、マイ、ブッタ!)

“ハッ”として辺りを見渡し「…だッ、誰の仕業だ?何のためにオレの命を狙う?」(精神状態錯乱中)「…オッ、オレは、ここで死ぬのか?」(精神状態さらに錯乱中)それでも激痛の中、「だッ、だが…と、とにかく、釣りをしよう」(壊れたうえに、釣り好き病)そして、手当てもしないまま激痛に耐え、…に理不尽な神の仕打ちに“涙”し、…に理不尽な神の仕打ちに“り”、…に理不尽な神の仕打ちに“大笑い”されながら何度もけそうに…“フッと気付く”と初日が終っていた。(…感涙)

しかし、しかしだ!この試合の意気込みについて私は、確か(回想シーン)…またも崖ぷっちに立たされた。(いつもの事?)ここから捲くれるだろうか?いや捲くって30過ぎたリーマンの怖さを教えてやる。(…誰に?)いや教えてあげたい。(…だから、誰に?)いや教えられたらいいナ…。(…)と意気込みを宣言していたが…(回想シーン終)。

まっ、まさか!教えてやるどころか逆に、でかいクマンバチに!人間である私が“人生の厳しさ”を教えられるとは…。(合掌!)

ところで「そんな状態で釣れたかって?」野暮な事を…幸か不幸か激痛のためか“シャロー勝負”に行きゲーリーのカットテール(#002)プロズのテリー39(スモーククリアー)のノーシンカーが火を噴き、2kg台を釣る事ができ、初日15位の成績で何とか明日にいだ。


とか、何とか奇跡的に乗り越えた(?)ように思われるJBW河口湖戦初日夕方、速攻病院に行きたかったが、諸事情で行く事ができずに悩んでいると…、“ハッ”と思い出した!同じJBWメンバーの佐々木プロが現役、看護婦だと言う事実を!ただし!、この“秘密の出来事”を大笑い覚悟で暴露しなければならないが…。『まッ、いいか』背に腹は変えられずあっさりと暴露し、痛み止めと化膿止めの薬を貰う事にした。(やはり大笑いされたが…感謝!)「患部を見ましょうか?」とも言われたが、さすがに看護婦とは言え“ちょぴり恥ずかしがり屋の32歳“のSHINGOとしては、患部(右臀部)を見せる訳にはいかない。丁寧にお断りして、早速薬を飲み込むと「…それと、少し強い薬なので注意してください」「…ん?(何を注意?)」。

分後痛みを感じなくなった私は、みんなが集まるロイヤルホテル(NBC、JB発祥の地)の宴会場に入り、河辺プロ、徳永プロ、秋林プロ、柳プロ、増田プロのいるテーブルに付き、山下会長から来年のJBWのスケジュールが発表された。その中にアメリカがあった。ラスベガスのレイクミード(USオープンで有名)でのトーナメントである。

幼少の頃より“釣り好き”で、釣りで食っていきたくてバスプロになり、もっと強くなりたくてリーマンをしながらJBWに参戦している私にとっては、“夢”の1つであるアメリカのトーナメント!(ちなみに私の夢は現在7つある)。何が何でも参戦したい!例え、その為にフルタイムプータロー(バスプロオンリー)になっても…。(クスリの為か興奮気味!)

ビールで乾杯の後、焼き肉を食べながら雑談が盛り上がり、“右臀部の出来事”を忘れて、その晩は飲んだ!飲んだよ!飲みましたよ!私は…、忘れかけていた“夢”に再度“火”を付けられアメリカ参戦経験のある河辺プロ、徳永プロ、秋林プロの『アメリカ談義』が更に拍車をかけて…『あー、超バットトリップ…』。

その後、同宿の小山プロと河口湖で常宿にしている“坂ノ下”(tel・0555-72-2193)に入り速攻上機嫌で風呂に入った。

スリで痛みを感じなくなった私は、フッと思い出して患部を恥ずかしい姿勢で鏡に写すと…、「…ギャー」と叫ぶ程、腫れ上がり酔いも吹っ飛んだ。(失神寸前!)

余りのショックに、嫌がる小山プロに患部を見せたのは言うまでもない。そして、患部を上にして寝ないと痛いだろうなあーと考えている内に疲れの為?寝てしまった。


BW河口湖戦2日目、昨日のアクシデントから立ち上がれないままトーナメント支度をしていると、未だ痛みの取れない右が気になる。このままではトーナメントに集中できないと“困る事”になりそうなので“少し多めにクスリを飲む事にした“(使用上の注意!用法容量を正しく守りましょう)…数分後、『…あッー、またもバットトリップ?…ボーッと気持ち良くなってきたゾー…。』…痛みは跡形もなくなったが、肝心の集中力もなくなってしまった。(感無量)

“ハッ”と意識が戻ってみると2日目は1600g台で5点のみであった。(いったい、意識がない内に何をしていたのか?わたしは…何を…)薄れた記憶からだが朝は昨日と同じくハワイに行き古沢プロと並んで攻めたが2人共ノーバイトのまま2時間が過ぎてしまい、何故だかフラフラとその場を離れていったらしい。(古沢プロの証言より)

次にハワイと大石のディープに行きゲーリーの3インチグラブを使い気が付くとリミットが達成していて入れ替えをしていた。この時トーナメントマーカーを使っていて本当によかった。(ためになるCMでした)終始楽しそうに数釣りをしていたと言われた。(…?)

い込まれた最終日は、クスリも飲まず痛みも忘れてシャロー勝負に出た。思えば3日間共同じエリアからのスタート!隣りにはこれ又同じエリアからのスタートの優勝した古沢プロもいる。(リーチの掛かった仲間である古沢プロに9時まで共に攻める事を了承)だが「今日の俺はチョット違うぜー」とばかりに難解なシャローから、カットテールとテリー39が、又も火を噴きナイスフィッシュを3本ゲット!(「ゲットだゼ!」では死語)

約束した9時になり、ポイントを古沢プロに譲りディープでリミットを取り3日目2000gオーバーで4位のウエイトとなりトータル14位!…こうしてイロイロあったJBW河口湖戦は幕を閉じた。(感涙)


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