-ミーハー列伝 -

永遠のロック少年?

渋谷陽一 編

 

梅雨だと言うのに暑いですね。皆さんお元気ですか?
この号が出る頃にはもっと暑くなってるのでしょうか?
アツイといえばこの人、40過ぎても熱い人ですね。話し方はクールなんですが…。誰?それ??と思われた方すいません。今回のミーハー列伝は3回目にして番外編、渋谷陽一です。そんなミュージシャンいたかぁ?と疑問を持った方も多いと思いますが、そう、彼はミュージシャンではありません。ロッキング・オン社社長で、音楽評論家、そしてDJです。(←DJと言ってもクラブでまわしてるカッコイイやつではありません。ラジオのです。今はNHK-FM、土曜の0時から『ワールド ・ロック・ナウ』というのをやってます。相変わらず、話は長いですが、曲名をカタカナ英語でハッキリ言ってくれるし、選曲も良いです。新しもん好きなので、新人も結構フォローしてて、要チェック番組です。)
なぜ、渋谷さんを好きになったかというと、ラジオで(←多分、サウンドストリートだと思う)、85’にでたプリンスの『around the world in a day 』を絶賛しているのを聴いて「同じことを考えてる人がいる!!」と即ファンになってしまったのです。単純です。なんせ当時中学生だった私の回りには洋楽ファンなど皆無だったので、私の知らない音楽やバンドの事をいっぱい知ってる渋谷さんは神様のように思えたのでした。
そして、高校に入って、ロッキング・オンを読み出し、ラジオもFM大阪『日立ミュージックスクエア』を中心にマメに聴きはじめました。
そして、それだけには飽き足らず、『ロック寄席』なるトークショウを、渋谷さん見たさに大阪バナナホールまで、追っ掛けました。(京都のは取れなかったのです。)
でもそのかいあってか、開演前のエレベーターで本人に出くわしました。間近で見る渋谷さんは、若い感じの普通のおっちゃんでした。それで舞い上がってしまって、肝心の『ロック寄席』の内容は覚えてないのですが…、話は面白かったと思います。(←ホントかよ?)スティーヴ・ウィンウッドとか流してたかな。
本人に会えたおかげか(←満足したのか?がっかりしたのか?)、一時期はミュージシャンより夢中だった渋谷さんですが、『ロック寄席』を機に私の興味はまた、音楽へ、バンドへと戻っていったのでした。
でも本当に、渋谷さんにはいろいろ教えてもらいました。(が、しかし、あのレッド・ツェッペリン好きには、余りの熱さに着いて行けませんでしたがね。)
でも先日大津パルコでサイン会があって、とっても行きたかったのですが仕事でやむなく断念しました。行って来た浦山によると大盛況だったらしいです。(←サイン会レポート参照。)浦山の『ロック大教典』のサインを見ると、やっぱり、ちょっとウラヤマシイのでした。                                TEXT BY 矢野


その他

| Top | News | LiveDiscFuji Rockradiohead映画エッセイモニターに真・雅掲示板Link |