- ミーハー列伝-

永遠のスタイリッシュ王子?

ポ−ル・ウェラー 編

 

one を1号から読んでいただいてる方にはおなじみの過去のMy アイドルを語る(暴露してる)このコーナー、今回はポール・ウェラーです。(生写真も持ってるよん。)
現在もソロでご活躍中のウェラー氏ですが、私が夢中になったのはThe Jam 解散後に組んだスタイル・カウンシル、通称スタカン(←なんでも略すなって)の頃。
当時中学3年だった私は、(愛としのボーイ・ジョージ様)カルチャークラブ熱もじょじょに冷めつつはあったのですが、しかし、彼等(カルチャークラブ)が“Rock In Japan '85”(注)で来日すると知って、友人と大阪城ホールに出かけて行ったのでした。私の初 Liveです。
そして、そこで見たものは…。
目も当てられないほどヘタな(←子供の私でも解ったよ)カルチャークラブと存在はゼンゼン知らないが、Vo.のシャウトしてる姿がムチャ格好く音もアカぬけたBand 。それがスタカンでした。
(遠くて、顔が見えなかったので)慌ててパンフレットで調べたら、非常に美しくスタイリッシュなお兄ちゃん(ポール・ウェラー)とあんまりそうではないお兄ちゃん(ミック・タルボット)が写っていました。
そしてその瞬間から、ボーイ・ジョージは過去の人になったのです。(笑)
その後買い揃えたAlbumも格好よかったです。一番の愛聴盤は『アワ・フェイバリット・ショップ』。簡単に言うとオシャレ系のハシリみたいな音ですね。Jazz・ボサノバ・Soul を取り入れたRock 今聴いても十分にカッコイイです。(でも結構、歌詞は硬派でした。)
日本のミュージシャンにも似ている音をだす人たちが続出しましたねぇ。
(フリッパーズギターとか…佐野元春なんかはアルバムタイトルまで似てたぞ。)
でも結局、よく聴いたのは「アワ…」まででしたね。次のAlbumでますますジャジー路線に行ってしまい、“洗練されてるんだけど、なんか違う”気がして、どんどんダルく感じるようになってきたのです。
まっ、というわけでまた新たな人が現われるんだな。コロコロ変わんなって?でも、みんなそんなもんでしょう。しかし、ミーハーだったな、あの頃は…。(←今もだよ。By 浦山)では、次号につづく。

(注)… “Rock In Japan '85 In Osaka”はUDO事務所主催の夏のイベントで、アソシエイツ、ゴーウエスト、スタイル・カウンシル、カルチャークラブが出演してました。行った人います?

                                Text by 矢野


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