ジネディーヌ・ジダン
- Zinedine Zidane -

栄光に彩られたサッカー人生を歩む、Foot ballの神さまに愛された男。

　説明不要の超スーパースター。（サッカーを知らないうちの母親でも「あの人はすごいわね」と言わしめてしまうポピュラーさを持つ。）芸術的なボールコントロールやトリッキーなプレイは見るものの期待を常に越え、感動を与えてくれる、現段階のNo,1プレーヤー。
　なんだけど、それだけではない“光と影”を持っている所が、この人をスターとして輝かせているようにも思います。あと見た目の聖人然とした佇まいに似合わない、意外とキレやすいところも人間らしくて結構好きだったりします。
パーソナルデータ
出生地：マルセイユ（フランス）
生年月日：1972年6月23日
所属チーム：REAL MADRID
ポジション：ミッドフィールド
背番号：5
身長・体重：185cm・78kg
家族：妻・子供3人
愛称：Zizou（ジズー）
代表デビュー：1994年8月17日（チェコ戦）
一部リーグデビュー：1989年5月20日（ナント戦）
　ジダンは、アルジェリアからの移民の息子としてマルセイユで生まれ、その地域の子供たち同様にサッカーに熱中しました。14歳のときにスカウトされ、FCカンヌに所属。17歳の時にはカンヌの選手としてフランス1部リーグにデビューしましたが、92年のシーズン終わりにはチームが降格となり、ジダンはジロンダン・ドゥ・ボルドーへと新しい活躍の場を求めました。
　ジダンを迎えたボルドーはリーグ優勝争いの常連へと成長。ジダン自身も96年シーズンの終わりにはUEFAカップで活躍を見せ、子供の頃からの憧れの選手であったミッシェル・プラティニと比較されるほどになりました。
　そして96年春、プラティニがかつて所属していたユベントスの一員となります。
　A代表デビューは94年8月のチェコとの親善試合。22歳の時だった。0-2の後半途中から出場したジダンは、残り5分で2得点を決めてチームを引き分けに導くとその名を世界に広めました。
　そして98年、自国開催のＷ杯決勝戦、2ゴールを決め王者ブラジルを3-0で退けて悲願の優勝を果たします。また2000年にも欧州選手権の覇者となり、ジダンは名実ともに“世界ナンバー1”を手に入れました。
　しかし、そんなジダンにも試練の時が・・・日韓Ｗ杯では足の怪我で2試合を欠場。チームはまさかのグループリーグ敗退を喫し、悲壮感にあふれるその姿はまだ記憶に新しいのではないでしょうか。
　2001年、7,500万ユーロ（約86.5億円）という記録的な契約金でスペインのクラブ、レアル・マドリードに移籍したジダン。（年収は約790万ユーロ（約9億円）と言われています。）その年のCLでは、神懸かり的なボレーシュートでチームを優勝へと導いています。

現在、No,1プレーヤーとして活躍するジダンは数々のタイトルを獲得しています。

ジダンの主なタイトル
リーグ優勝（セリエA）：1997年、1998年
CL優勝：2002年（Rマドリー）
ワールドカップ優勝：1998年
ワールドカップ最優秀選手賞：1998年
ヨーロッパ選手権（ユーロ2000）：2000年
ヨーロッパ選手権（ユーロ2000）最優秀選手賞：2000年
FIFA年間最優秀選手賞：1998年、2000年
バロン・ドール：1998年
（2003.4.1現在）私の知っている限りのタイトルです。抜けているものがあれば教えてください！

Zidaneの名言
「いつまでも試合が終わらず、このままプレーしたいと思うときがある。
ボールと一体になって、自由なフィーリングを楽しむのは最高だ」

ジダンがサッカー界を去る日は、全世界のサッカーファンが嘆くでしょうねと言われて
「そうでしょうか？ 1人の選手が去ったとしても、
　必ず次世代を担う者が登場します。
　大丈夫ですよ。ピッチは、常に明日を目指す人のために存在してますから」
　
　
「サッカーが簡単だったことは一度もない」
　
　
「こんな結果はとても信じられない。
しかし、サッカーの真実とはフィールドの中で起きること、それがすべてだ」
―2002年ワールドカップ敗退後のコメント

　

Gallery
UNDP親善大使を務めるロナウドとジダン

　

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