・アルページュ   ミシュラン ★★★   たろちゃん ★★★

   現在「ルカ カルトン」のシェフ、アラン・サンドラスが経営していたのが「アルケストラート」。
   その店を受け継ぎ「アルページュ」と名を変えて3ツ星にまで昇りつめたのは弟子のアラン・パッサール。
   この「アルベージュ」が3ツ星になったのは1996年。ちょうど「ラ・トゥール・ダルジャン」と入れ替わりの形に
   なった。
   ロダン美術館のすぐ前にあるこの店の外観は至ってシンプル。
   玄関を入るとすぐに受付のカウンターがある。3人ほどの女性が笑顔で迎えてくれる。
   店内の内装はモダンでシンプル。木の質感と曲線をうまく効かせたデザインは思っていたよりも落ち着きと
   高級感がある。
   食前酒にキールをオーダーし、メニューを検討していると絶妙のタイミングで給士長が現れた。
   この給士長のもてなしが大変行き届いており、料理だけでなくサービスの水準も高くキープしている。
   給士長始めギャルソンの年齢は他の店に比べるとかなり若い目である。
   給士長のアドバイスを参考にスペシャリテでメニューを組んだ。
   どの料理も盛りつけはシンプル。しかし味は複雑。
   とにかくどの料理も付け合わせがしっかりとその役目を果たしている。決して飾りではなく計算され尽くした
   付け合わせ。例えば前菜に選んだホタテ貝のグリエには3種のソースが添えられていたのだが、どのソース
   もホタテとの相性は美味。では3種混ぜて食べてみるとどうなのかと試してみるとその複雑な旨みが口に
   拡がることといったら。シェフの計算勝ちである。
   他の料理もこんな調子で、盛りつけのシンプルさからは想像できない計算され尽くした美味を堪能できる。
   サービスもこちらが言わずとも料理をシェアして持ってきてくれたり、トイレで席を立つたびにナプキンを新し
   いものに代えてくれるなど、細かな気遣いがあった。
   堂々の3ツ星レストランといえる。

   ・ホタテ貝のグリエ
   ・ラビオリのコンソメスープ
   ・鳩のローストアーモンドのソース
   ・子羊のTボーンクミン風味
   ・DOMAINE DEL’ARLOT NUITS SAINT GEORGES ’95


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