・ラ ヴェルデュール  大阪狭山市半田1−44−1
   (フランス料理)                  TEL 0723−65−7007 
                              営業 11:30〜14:00 17:30〜21:00 水曜休


   オープンして5年ということが某情報誌に書いてあったが、改装間もないのか、壁などはまだ塗装したばかり
   という感じでとても綺麗であった。
   白い壁と天井、淡いグリーンとピンクが衝立やテーブルクロス、ナプキンなどに使われており、とても明るくこ
   ざっぱりとした雰囲気。
   席は20席。
   こじんまりとしている。

   ランチはコースのみで1600円・2600円・3600円がある。
   私は3600円のを注文。
   内容は、前菜・魚料理・肉料理・デザート盛り合わせ・コーヒーor紅茶。

   ・タスマニア産サーモンのマリネ オレンジとじゅん菜のサラダ仕立て
   ・明石産スズキのグリエ バルサミコのソース
   ・牛フィレ肉のポアレ マデラ酒ソース フレッシュモリーユ茸とフォワグラのソテー
   ・デザート盛り合わせ
    (クリームブリュレ バニラアイス 洋なしのタルト)

   ワインは白赤合わせて15種ほど。
   フルボトルで1800円からある。
   私が選んだのは赤で一番安いコート・デュ・ローヌ。
   3000円だった。

   3600円のコースを選び料理の説明を受けたところ、あまり興味はそそられなかった。
   サーモンマリネに金目鯛(これは説明間違いで実際にはスズキ)、そして牛フィレ。
   ごく平凡な料理を予想させる。

   さて、出された前菜を見てびっくり。
   予想を裏切られた。
   どうせ薄っぺらいサーモンの切り身2〜3枚にちょこっと野菜が添えられているだけだろうと思いきや、なんの
   なんの。
   立体的に盛り付けられた料理は見た目も鮮やかで、ボリュームも十分。
   ふんだんに野菜が使われており、サーモンの切り身も大きく厚い目であった。
   思わずニンマリ。

   前菜でこれなら次の魚料理のボリュームも期待できるのではと思っていたところ、予想以上。
   夜のアラカルトとして出しても十分なボリューム。
   普通の店の倍はある量。
   そして牡蠣やホタテなど数種の貝類、イカ、たっぷりの野菜。
   素晴らしい。

   牛フィレにも上にモリーユ茸と細かなフォワグラのソテーが乗っていた。
   そしてこれまたふんだんに野菜の付け合わせ。
   野菜の下にはポタージュっぽいソースが敷かれており、さりげなく付け合わせの長めのインゲンが隣の肉の
   ソースとの境界線の役割をしていた。

   コスパは素晴らしい。
   3600円で前菜一品・主菜二品というとそれぞれの量がせこかったり見た目に貧弱な料理だったりするが、
   なんのなんの。
   これでこそ量的には納得のいく3600円である。
   アミューズを連発して同じ値段を取っているどこぞの店とは大違い。

   ただし味についてはどの料理ももひとつインパクトがない。
   量と盛りつけには惹かれるものがあるが、肝心の味にもうひとつ引きつけるものないように感じた。
   前菜はじゅん菜やとんぶりを使っているなど面白い部分があった。
   魚料理も付け合わせの魚介類が嬉しく楽しかった。
   しかし味についてはもひとつ平凡の域を出ていない。
   肉料理の肉と特に付け合わせのフォワグラはあまりにも塩辛く、ひとこと苦言を申し上げた。

   しかしながらトータルではなかなか満足できたし、こういう土地でこのレベルの料理を出しているのはやはり
   評価したい。
   また行ってみたい店である。


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