異常プリオンタンパク→海綿状脳症

【狂牛病】(BSE) 2003/12 米国産発覚
〜民主主義の欠如〜消費者より経済活動が優先、政官財癒着、文化的下等国ニッポン

start:2001/10/22 [最新の追加]
[公式国産BSE]
seq 感染確認日 食肉処理日 出荷牧場 誕生日 誕生地
1 2001年 9月22日 8月6日 千葉県白井市 1996年3月26日 北海道
2 2001年11月21日 11月19日 北海道猿払村 1996年4月4日 北海道
3 2001年12月2日 11月29日 群馬県宮城村 1996年3月26日 群馬県
4 2002年5月13日 5月10日 北海道音別町 1996年3月23日 北海道
5 2002年8月22日 8月21日 神奈川県伊勢原市 1995年12月5日 神奈川県
6 2003年1月20日 1月17日 和歌山県粉河町 1996年2月10日 北海道
7 2003年1月23日 1月21日 北海道網走市 1996年3月28日 北海道
8 2003年10月6日 9月29日 福島県葛尾村 2001年10月?日 福島県
9 2003年11月4日 10月29日 広島県福山市 2002年1月13日 兵庫県
10 2004年2月22日 2月20日 神奈川県平塚市 1996年3月17日 神奈川県
11 2004年3月9日 股関節脱臼、殺処分 北海道標茶町 1996年4月--日 ---県(不明)
 2001年秋、重大事件が連発。個人的には”ミスター勇退”。世界的には”米国同時テロ”。さぁ日本的には”狂牛病”日本来襲。
 2000/10/18より、食用牛の全頭検査が始まった。同時に”お上”の”安全宣言?。本当に安全なのだろうか。行政は今まで重大事件に正当に対処していない。水俣病、薬害AIDS、薬害ヤゴブなど・・・。
 なにしろ日本の民主主義は”幼稚園”並。行政は”お上”で、必ずしも、広くコクミンの為のものではなく、一部利権の代表なのだ。  2001/9初旬、千葉県で発覚、BSEの日本上陸が報じられ、大騒ぎ。この辺からマスメディアに注目していたが、なんだか実体不明。英国や他EUの報道は耳にしていたが、それほど気にとめていなかった。同月16日放映のNHKスペシャル「狂牛病・なぜ感染は拡大したか」以外、真実に近づいた報道はあまりない。どうやら”圧力”より、この放送の再放送は”禁止”にされた。あまりに事態が重大すぎるか、”権益集団”が強大なのか。万事、新聞やテレビ報道などが核心を公表することは稀。彼らのジャーナリズムは極小、まるで行政の広報を演じているようだ。真実は各種関係者に握られてたままと、思うYO。(*^_^*)
 補足:通常NHKスペシャルは新放送と再放送が組になって番組編成される。週末の20〜22時台で新放送、その翌週の週末の日中帯に再放送のパターンが多い。さらに優秀な番組だった場合は週末深夜に再々放送される。上記番組は決して再放送されないだろう。

 さて、ルポ物関係書を少し読み、基本知識習得。例の「死の病原体プリオン」他3冊、2ch掲示版の「ニクコップン」を発信基地として各サイトからWEB情報収集。

「由らしむべし知らしむべからず」・これまでわかった多くの嘘
〜異常プリオンタンパクは牛のみに非ず〜

1:2001/10/18以降の全頭検査で安全?
  国内検査は1次(エライザ)、確定検査とも陽性でやっと”クロ”確定という。(10/26検査方法変更)千葉の1頭目は、初期の2次確定検査(動物研)でシロになっちまった。千葉県が納得せず、独自に行った顕微鏡の”目視”で、国に再検査を要求。英国送付検査で”クロ”判定。症状が出ていても、シロ判定になる位、感度が低い。1次検査の方は発病直前も反応出るほどに感度がグンバツなのに。
 全課程で1回でも陰性がでればシロで終了。陽性がでれば陰性になるまで再トライする。できるだけシロしか出ないように配慮されている。(英国では日本の1次検査陽性はクロ扱い)
 論理的に証明できるのは、1次、2次両検査とも陽性なら確実にBSEである。その他は不明。非感染を証明できない。複数の検査方法で全て陰性のみ陰性とすべき
 おそらく、農場で発症した牛は、屠畜場へ持ち込まないで、秘かに処分されるだろう。これは「トラクター病」と言うんだって。農場の片隅などに、秘かに埋めてしまうからさ。(2001/11/1報道:鹿児島にて170頭埋却処分発覚)
 危険の確定であって、安全の確定ではない。「疑わしきは罰せず」。

2:BSE(病牛病)発症していなけれは大丈夫?
 んなぁことはない。HIVとAIDSの関係に近いカナ。発症以前でも、しっかり異常プリオンに感染している可能性があるし、潜伏期間中でも他の個体に感染させられる。形態は一見ウイルスっぽい。
 HIV抗体検査も感染初期の潜伏期は反応でないっしょ。でも、感染力はある。BSEも似ていて、24月齢未満は殆ど発症しない。30月齢以上飼育するのは、乳牛や種牛、一部高級牛など。スーパーに並ぶ標準”肉牛”は18〜24ヶ月飼育。BSEの平均発症は5才(千葉も)くらい。羊→羊実験で乾燥スクレイピー脳0.1gの経口摂取でしっかり感染する。同種間では強力な感染力。
 ニクコップン食べた牛は、クロ同然です。

3:危険部位以外は安全か?
 根拠が希薄。確かに危険部位には神経繊維が多く最も危険だが、神経繊維は体中隅々にある。これも異常プリオン濃度の高低の問題。また、あらゆる細胞に正常プリオンは存在する。解体方法も、英国禁止の”背割り”は禁止にされていない。背骨砕いた同じ器具で正肉も切る、髄液は飛散する。
 英国では正肉しか食べていないのに発症した例や、クロイツフェルトヤコブ病の手術で数年の間を空けて使った器具での伝搬症例がある。(手術器具は当然オートクレープ殺菌されていた。)
 牛→羊経口投与でも、BSE脳たった5gでも感染している。その5g食べた羊の血液を、潜伏期間中に、他の羊に全血輸血しても感染。
 異種間経口摂取の感染力も強力な場合あり。

4:加工食品は安全か?
 異常プリオンは細菌やウイルスではない。生物じゃない。”高温殺菌”とは無意味、笑止千万。炭化するほど熱しても感染力がある。(英国では最低1000度以上で焼却し灰は厳重保管、核廃棄物のような扱いだ。)感染破棄物を”もえるゴミ”扱いはマズイ。炭化焼却し、密閉保管しなくてはならない。コンクリに混ぜて建材しても、壊す時困るでしょ。
 各食品メーカーのHPで「WHO基準のうんたらかんたらで処理してあり、不活性処理されています。」なんてあるが、タンパク質の形態をとどめている限りは不活性にはならない。ニクコップンもしっかり”高温処理”処理された製品だっちゅーに。
 すりつぶして劇薬につけたり、超高温処理しないと無駄。ある分解酵素では活性は低下するが、不活性とはいえない。完全に分解したら、風味はないでしょう、食品にはならんでしょ。
 人のvCDJ(変異型クロイツフェルトヤコブ病)患者の母乳を、マウスに接種しても感染している。なにが危険か安全か推測できまい。
 米国、豪州は、日本のカップ麺の持ち込みはできない。
 独の調査報告で、1頭分の加工食品は40万人の口に入る可能性があるという。

5:薬品、化粧品その他は安全か?
 身体内に直接入ると一番危険、鼻や肺、他の粘膜や傷口も進入経路になる。(2001/11/1、1500品以上が自主回収)
 神経組織、筋肉で危険度はかなり違うらしいが、体内にほんの僅かでも定着したら、まず発病覚悟。マウスでは健康な歯茎に”異常プリオン入り脳味噌ペースト”塗っても71%が発症している。抜歯直後の場合は100%。ニクコップン製造業者、飼料業者、畜産業者はかなり危険。(コンクリ混入開始で、建築関係者も?)
 「ニクコップン、臭い嗅いだら、海綿脳症」

6:豚、鶏は安全か?
 もしかしたら、豚が一番危険かも。
 ニクコップンは豚、鶏が最大顧客。発症例がないのは、発病以前に肉になってしまうからに過ぎない。実験では豚、鶏とも発症する。もちろん、マウス、ラット、羊、山羊、ミンク、シカ類、ネコ、類人猿など、ほ乳類の多種(草食肉食不問)で発症。たまたま牛が寿命に対して長目に飼育されたと言うことかもしれない。(2001/10/24報道:豚鶏向けニクコップンは解禁?これでまた大幅に後退じゃんね。バカみたい。拡大原因はニクコップンなのにね。)

8:「ニクコップン」禁止でもう安全?
 少ないとはいえ、母子感染、水平感染も報告されている。
 過去、英国の羊か山羊のスクレイピー(BSEの親戚)集団発生で、その農場の家畜を全屠殺し、農場も廃止した。その後、数年たって再開してもまだ発症したという。この感染”媒体”は不明。(ダニ媒介で感染報告あり)
 誕生した異常プリオンはなかなか、消滅しない。冷凍や乾燥にも強い。灰にしてその辺に埋めることも出来ない。

9:アメリカ&オージービーフは安全か?
 米国は現在の英国産より怪しいくらい。
 ニクコップンの生産、消費とも米国が史上最強。豪州は未使用という。(輸出はしている?)米国も表向き牛飼料向けには禁止したが、他はOKのまま。北米ミンク、ヘラジカなどにはプリオン病発症例がある。なにしろ、アルツハイマー病(ヤコブ病と酷似)の量産国。アメリカ産は信用するに値しない。豪州産ならやや信頼度高いのでは。
 日本のお店や各メーカーで”うちはオージービーフ”です、といってもそれを信用できるかは別問題。”魚沼産コシヒカリ”の生産量と流通量が全然違うらしいでしょ。裏に回れば何の肉だか・・・。(2002には食肉全般の不正表示表面化)
 vCJD(新変異型クロイツフェルトヤコブ病)を発病したころには感染源なんて追跡困難。企業が責任問われる可能性は低い。

9:日本ではまだ人狂牛病はない?
 いない方が不思議だろーに。
 10月17日だったか、「首都圏で10代の女性・・・」発生の報道あり。ついに・・・、人狂牛病(vCJD)。コレも公表してなかった。9月下旬に”お上”の医師チームが診断していたらしい。そのときは確定できないから、公表しなかったという。死なないと、脳みそなんて調らべられない。最低3ヶ月以上先。生存中は髄液検査でかなり判定できるらしく、これ陽性。症状、経緯はクールー病にクリソツ!。大体、20才以下の弧発性CJD(クロイツフェルトヤコブ病)なんて殆どないそぉーな。15才以下なら確実に新変異型CJDらしい。もしや他にも”若年性痴呆症”なんて診断で、発症1年前後で死亡した例があるかもしれないな。
 異常プリオンは、稀に自然発生する。汚染輸入ニクコップンでなくとも、国産も、米国産も十分あり得る。汚染畜産副産物を家畜飼料にすることで拡散する。さらに穀物飼料に数%添加の形で配合飼料となり、更に薄く広く拡散する。加工で加熱薬品処理されるので、生き残りは強力という寸法だ。
 BSEは6ヶ月以下の子牛が感染しやすい。感染が早いと発症も早い。人も同様に幼児子供は感受性が高いと考えるべき。成長期は要注意ってことだね。

10:”マスメディア”や”お上”は情報統制?自粛?煽り禁止令?
 ”お上”(政治家、官僚)の立場
 今の対策(EU似?)で、5年もしたら落ち着くでしょ。発症は多くてもコクミンの数%。しかも発症ピークまで5〜10年以上はある。潜伏期間長いのが一番助かるYO。責任もうやむやになるし、治療法もできるカモ。肝炎ウイルスなんて集団接種で何百万人感染もさせちゃった。へへっ(^o^)。関連業界潰して、社会不安、不景気のほうが怖いYO。今更騒いでも、うつちゃてるよ。100万死んでもしかたないさ。1万以下だったら超ラッキーじゃん。全部情報公開?、本当の事やわからないことまで広報しても、何の得にもならん。万一、責任追及されたら、食品、医薬品の関連業界に”天下り”さ。なんつっても、一番怖いのは”農協”だけどさ!。
 オイルショック時の”トイレットペーパー”とか”米不作”騒動、覚えてる?。一般愚民って何も考えてないじゃん。事後賠償金?多分ゼロにできるYO。”0157”だって、”畜産犯人疑惑”もみ消し成功だったじゃん。海外では全部”肉”が感染源なのに、最初、”かいわれ”とかいったらで本当に信じてたもんなぁ、ちょっと驚いたYO(?_?)。で、結局不明にできたじゃん。
 ”マスメディア”(テレビ、新聞)の立場
 行政のブリーフィング伝えてれば、なにかあっても、お上のせいにできるじゃん。全部報道?。そもそのスポンサーがいい顔しないよ。”特番”なんて組んだら大変。うちはスポンサーあってナンボの会社だよ。ホントのこと放送して”893”系にでも刺されたらどーすんの?。いいことないじゃん。状況見ると、感染拡大のピーク終わったよ。真実は”パニック”起こすよ。そのきっかけにはなりたくないねぇ。今度のは余りにもデカイよ。ヒドイと、何十万人か何百万人か死んじゃうかもね。全部収束したら、記録ルポでもしっかりつくるよ。大丈夫だよ、戦争に負けて、数百万死んだけど、復興したじゃん。

 ってなとこか。真実(判明、不明含む)を周知しても、もやは時遅し、改善には繋がらないと考えてる節ありありなのだ。
 1996年に人への感染が報告されたころから、事情に詳しい関係者は家畜肉と家畜由来製品には手をださないらしい。(ウナギの養殖業者が養殖ウナギはあまり食べない?ちょいと近い?(^^;))。すでに、EU諸国の有識者は家畜由来系ジャンクフードは口にしないともいう。牛以外の食肉消費も激減。
 植物飼料のみで飼育され、同じ農場で動物性飼料を過去にも一切使わず、無論、プリオン病の発症もなけれは、問題ない。それで初めて”安全宣言”といえる。それ以外は安全の根拠にならない。
 既に、異常プリオンが体の中で増殖中かも、まだ非感染かも。コレばっかりは検査できない。感染していても、これ以上摂取しないに越したことはない。より多くの摂取は発症を早める。
 
 自分は1990年に鎖骨開放骨折、手術で縫合糸を使っている。皮膚は抜糸するタイプ。が、幾つかに粉砕した骨は中心にピンを置き、破片を集めて、周囲を糸でまいて固定した模様。これは”溶ける糸”で抜糸されなかった。原料は牛、豚の腸管くさい。異常プリオン混じってたら100%発症。ヤバイゼ。
 輸血ももうダメ。HIVでカナリやばくなってたが、異常プリオン蔓延でノックアウト決定ね。(羊の全血輸血で感染報告)日本は英国&EU滞在者の献血自粛を指導している。

 英国が先陣を切っている。数歩遅れてEUの数カ国、寸差で日本などの英国+EU製ニクコップン輸入国。他アメリカなど。
 英国に起きたことは必ず起きると考えるほうが自然。この手の対策ではドイツが徹底している。
 数年以内に異常プリオンを不活性に分解する薬が開発されないと、大変なことになる、KANA?。
2001/10/25-1
 「ニクコップンの循環とめて、世代交代早めるしか安全性上がらん」
 <英国の発生頭数減少傾向と対策について>
 現在は30月齢以上の畜牛は全て廃棄、検査はしない。当然BSE確認頭数は減る。検査の対象が違うんだから、減少とか増加とかの統計の意味はないのよ。なんせ、30月齢以下で検出出来る方がレア。
 シロクロ判定せず、処理はクロ同様で、 「ニクコップン」→「1000度以上の焼却」→「焼却灰厳重保管」
 
 そんなことより、ニクコップンの完全流通使用停止で、その内BSEはゼロに近づくという結論ね。レンダリングプラントは廃棄処理の一行程。まだ出荷ビーフに異常プリオン入っているかもしれないけど、検出できないから、最小のリスクは折り込みで了解してね、”背割り”もやらせないし、蓄積し易い部位は廃棄するから、っーことだ。
 母子感染、母乳感染の可能性は極小。肥料禁止で、未知の(媒介)キャリアや誤転用にも備える。医源性(獣医さんの器具や移植など)にも注意。その内に伝染BSEは根絶できる。
 さっすが先進国。過去の教訓を十分学び理論的。経済的(優先順位は低い)なバランスも考慮。
 数年後、最も安全な畜産肉になるでしょう。

 <EUはもう少し緩いけど>
 英国ほど、痛い目にあってない分ちょっと緩いのか?。ニクコップン飼料には一切できないが、土壌肥料は可。
 ま、ニクコップン業者、肥料業者、農家と各流通で間違いなければいいんやけどね。完璧なんてむずかしいんとちゃう?
 独はジャンジャン情報公開して、連邦市民の自己判断に委ねる感じ。→結果は消費激減。
 仏は6月齢未満なら脳食用もOK、さっすがグルメ。お国柄だねぇ。うまいもん喰って死んでも本望?

 <米国>
 牛に牛のニクコップンは前から禁止。豚鶏とかはOK、たしか、その逆もOKかな。肥料もOK?規制ないようなもの。
レンダリングプラントも分離されているとも聞かない。飼育頭数、レンダリング規模も世界最大。闇の中っ。

 <豪州>
 だいぶ前から。牛へはニクコップン未使用、ニクコップン製造輸出可。最も安全評価。
 既にシドニーオリンピックのときでも、日本のカップラーメン持ち込み不可。諸外国から牛&牛由来食品シャットアウト。

 <日本>
 ナンセンス。「農水省のBSE関係Q&A」なんか、ギャグ満載。とにかく先進国とは着眼点が違う
 行政は「完全なクロのみ禁止」、”疑い濃厚”程度では規制しない。外圧無い限り、役所&政治家の利益にならないことはしない。

 ニクコップンは牛のみ禁止、豚鶏魚へは再開らしい。業者や農家が袋間違えたらどーすんの。プラントも完全分離できないでしょ。
 「2001/10/25報道:広島でニクコップン焼却開始」、とうとう普通の焼却炉に放り込んだ。職員があぶねぇ。灰はどーすんだろうねぇ。数日前、レンダリングプラントで、製品を掌にのせて、写真とってる写真あったな。英国じゃ、作業員はBC防護服。微粉末を吸い込んだら、脳へ到達の最短経路だぜ。
 TVと新聞もすごい。「10代のvCJDの患者の疑い・・・」続報もないどころか、ネットからも消えはじめたぜ。
 全社横並び、「出る釘は叩かれる
2001/10/25-2
 日本の”お上”、”テレビ新聞”よりこっちの方が信用できるね。利害関係に縛られてないし、信用と権威はずっと上。→ネイチャー
この科学誌って、”お上”も信頼してるよ→厚生労働省の対応状況Q&A(真ん中手前あたりに)
2001/10/26-1
 レンダリングについて
 ニクコップン原料は主に家畜副産物だが、病死家畜もいれば、へたすりゃ、犬ネコも放り込む。実験動物も?。スイスでは人の人工中絶胎盤(嬰児も?)も処理されてたのがチクられて大騒ぎらしい。”行方不明者”も放り込まれたら、まずバレないね。”893”さんとか持ち込み常連だったりして。(^_^;)
 ニクコップン製品は高温+加圧+薬品処理してある。まさか感染媒体になるなんて、ビックリ。高濃度のアルカリや酸でも生き延びるウイルスがいるぐらいだから、どこになにがあるかわからないもんだ。まして、今度のはウイルスの1000分の1の大きさの蛋白分子。
2001/10/29-1
 種の壁について
 同種間ではらくらく感染。牛→人では病変組織や異常プリオン分子構造が似ている、ということで牛が容疑者になっている訳です。実験確認不能、人体実験はできないしょ。クールー病は人→人なので、感染力絶大。
 羊→牛、羊→人は壁高し。牛→サル、羊→サルは並か。マウス、ラットへは大抵染つる。種の組合せで”壁の高さ”(伝染力)が大分違う。また、牛→羊→牛などのように、中間に別の種が入ると感染する場合あり。牛→人がOKなら、牛→豚→人もOK?。
 同種間の”伝染”繰り返すと、発病が早く、発病率も上がり、潜伏期間も短くなる。
2001/10/29-2
 プリオン蛋白の役割
 正常プリオンの役割不明。細胞壁に存在、全身の細胞にある。通常の新陳代謝で分解されるらしい?。が、異常プリオンは分解されない。プリオン・ノックアウトマウス(遺伝子操作して正常プリオン造れない)は、海綿状脳症に感染しない。
 従来型CJDも人異常プリオンが蓄積して、脳はスポンジ状になる。”稀に偶然発生”する、なんて推測があるだけ。また、今回の牛異常プリオンとは違うタイプ。異常プリオン自身が犯人なのか、さらにその中に真犯人が隠れているのか?
 異常プリオンは100種類以上あって、BSE騒ぎはその内の1種類。(検査もこの1種のみを対象)
 ”アルツハイマー”とも関連研究中。”脳萎縮”なんて多くの動物に起こる。”老化”を司っている鍵物質かもしれない。
 レンダリング加工で不活性にならなかったタイプが、死体リサイクル反復で、淘汰、洗練、濃縮されて病原性能を高めた可能性がある。
2001/10/30-1
 検査方法変更
 全頭検査開始から10日も経ずして検査方法変更。2次検査に「免疫組織化学検査」を追加した。顕微鏡で見てみる、ということ。千葉の第一例でも、プリオニク陰性を、顕微鏡でスポンジ脳を見つけて、最後は英国でクロ判定。
 最初に決めた手順から進化。なぜ始めからそうせなんだか、というと「10.18安全宣言」でも一向に消費者の不安が払拭されないからだろう。ややこしいことしないで、一時検査の陽性はすべて廃棄にすりゃいいのに。
 食品なんだし、「疑わしきはすべて罰す」でもよかろうに。
2001/10/30
 テレビの続報は
どの局も扱いが小さいね。しかも”安全”論調が多い。日本的”横並び”ってところだね。きっと”危険”論調は禁止指令だね。
2001/11/1-1
 加工食品は
 ハンバーガーは食べなくても困らないが、加工品のゼラチンが気になるな。骨髄も原料だもんね。動物実験してほしいよな。
 近所のスーパーの「国産牛」の安い肉なくなってた。よく食べてたのに、鬱だ。やっぱ乳廃牛だった?
2001/11/1-2
 給食にビーフ再開
 子供はヤバイよん。壮大な人体実験だね。数十年後に結果確定かな。若いほど、潜伏期間短かそうだし。高齢者なら全く関係ないかも。中年もおそらくOK?。中年以降の暴露なら、発症が先か寿命が先かイイ勝負?(^_^;)
2001/11/2-1
 行政の目的は?
 狂牛病がEUで騒ぎになっていたのは十分承知、でも規制は敷かない。被害者多数、且つ因果関係明白になるまでは放置が原則。先走ると企業活動阻害する。今回の泥縄的検査態勢は、消費激減を押さえ込み、生産者や関連企業を保護する為の緊急措置。消費者保護や安全性確保が主目的な訳ではない。
 他の放置例、随時死者発生中のO157。米国FDA(日本にはこの手の機関はない)は牛皮(大腸存在は大昔に発表)に多く発見されたと、注意情報。日本の食肉関連調査は微少で(意図的しにか思えないが)野菜、魚介類などのトンチンカンな報告を公開(^-^)。
 マーガリン・ショートニング。給食で大量に喰わされてきた、この代用食品は小腸に重大障害を起こす。独は使用禁止、米国は摂取基準や着色規制(バター色禁止)あり。日本特有の変わり種では鯨肉。レバーの水銀含有量は国内基準を遙かに超えている。鯨ベーコンもスゴいってさ。
 流通しているから、大企業製品だから安全なのだろうということは全くない。
 ダイオキシン規制も先進国からは随分と遅れている。環境ホルモンなんて放置同然。
 肺ガン因子のトップランナー「ディーゼルエンジン」はのんびり規制。
2001/11/6-1
 BSE2頭目以降は闇の中
 検査対象は何月齢?肉牛?乳牛?これが肝心だが詳細なし。エライザ”擬陽性”はチラホラ。これらはエライザ”繰り返し”で、一度も陰性にならなかった牛。異常プリオン存在確定?(英国では陽性扱い?)これらが20月齢前後の肉牛だったら、相当に蔓延していることになる。汚染ニクコップンの反復加工が進むと発症が早くなる。汚染ニクコップン飼料も拡散、病気は蔓延する。
 現場の検査関係筋は牛と牛由来製品喰えないだろーなー。
 和牛(ブランド牛)以外の30月齢以上の出荷は少なそうだ。和牛の場合は安い飼料はあまり与えないので心配は少ない。しかし、一軒でもBSE出したブランドは死滅に追い込まれるゾ。
 国産牛の30月齢以上(乳廃牛等)が出荷、検査され始めないと公式な2頭目はでない公算大きい。”ニクコップン飼料を与えました”と”お上”に報告した牛は”出荷自粛”指導続行中で、該当農家の解除要望が高いとの報道。農家にとっては相場が安くても、ヤバイ牛は発病前に早く出荷してしまいたい、発病したら金にならんどころか、廃業かもしれない。”お上”にとれば”陽性”発表だけは絶対避けたい、ハイリスクグループの検査はイヤ、ここは利害対立中。もし農場で症状が出たら(起立不能、攻撃的な性格など)農家は出荷したくない。埋めるか燃やすか、ニクコップンで豚鶏行きだ。”お上”も廃牛の全頭検査はしてない。ここは意見一致ということでシャンシャン。
2001/11/6-2
 牛由来加工品のゆくえ
 医薬品、化粧品の自主回収は先週末(11/2)で3000品目を超えた。ところがメーカーのHPには”お知らせがないぞ。加工食品は未だ22品目(11/2)で、なぜか中小メーカーのみ。スーパー行くと、”肉エキス”、”牛骨エキス”なんて山ほどある。圧力鍋で煮込んだ程度じゃ異常プリオンは失活しないのに。消化器系の吸収より、粘膜や皮膚の傷等の接触のほうが危険という判断かな。
 そもそも、BSE以外でも特定危険部位は食用禁止。ならば原料に使用した食品も禁止じゃなの。加工品はなぜOKになるのか。論理むちゃくちゃ
 ”おそらく、ほぼ安全と思われます”っていうが正当カモ。企業の申告に嘘が無く、作業課程が完璧という条件つきでね。糞味噌一緒の状態継続中。
2001/11/7-1
 加工食品回収の少ない訳は?
 「株式会社大地」、この会社イケテル。加工食品業界の異端児か?”お上”の通達に正直に対応して回収、HPにコメント公表。それに比べ、大手メーカーは全て強気強気。”皆で渡れば怖くない”、日本的横並び、ってところか。
 化粧品・医薬品や医療用器具の安全基準は極めて厳しく、加工食品は思いっきり低い。この差って、危険度より政治力の違い?あるいは加工食品は回収不能な程に多種多様?
 米国でさえ販売禁止の”日本産牛由来成分含有食品”、チョンガー生活には困りものだ。

 幼稚園児がおいでになる、あるハイクラスの家庭。そこの、”お抱えシェフ”の知人がいる。「牛関係は禁止中、出来合の合成調味料なんか前から使ってない」そうな。無論オイラ愛用のジャンクフードなと、昔から禁止。労働者階級には実践困難。
2001/11/13-1
 ”お上”と”民”、どっちが悪い?
 先進国スウェーデンの記事(AUG/1997)を2ch板で発掘、興味深い。偶然にもBSEから免れた経緯は民意の高さであったようだ。1985年のペットフード製造過程告発により、BSEとは関係なく、早々に死体リサイクルを中止に追い込んだ。ジャーナリズム本来の役割と民意の高さが羨ましい限り。行政は民意を尊重する。日本や米国では牛以外のニクコップンの使用は続いている。豚や鶏への給与続行は話題にさえ上がらない。
 函館市の正論、病死牛由来ニクコップンは焼却拒否を表明。BSE陰性ならニクコップンの焼却は受け入れる予定。しかし、病死牛は全部がBSE検査される訳ではない。当然BSEの混入があり得る。(陰性でさえ感染の可能性は残る)近々、各方面の圧力で覆されるとおもうが・・・。暫くガンバレ!
 BSE混入焼却灰は感染性廃棄物。感染媒体はすでに牛製品以外にも広がっている。ニクコップン一切禁止の英国でも、まだBSEは止まっていない。

 日本の”民”は何も考えない。”お上”もそのように指導している。国政に関心持たせるような”学校教育”は敢えて行わず。民主主義の原理も重視しない。”知る者と知らざる者”に選別するのは、明治政府の基本理念。これは100年前と変わらない。はてさて、どちらが真犯人なのか。
2001/11/21-1
 やっと2次検査陽性の2頭目の報道
 ”お上”も弱気?。もう隠し通せないケースか。2次検査を何回やっても、陽性反応現れて”コレデモカ状態”なのだろう。
 検査手順間違えて(意図的?、無理矢理?)、一回でも陰性なら、葬ってきたハズ。”埋もれた真実”は少なくとも軽く10倍はあるだろう。
 これで少しは”お上”を信頼してあげようかな、と思ったが、ずーっと2頭目なしでは、つじつまが合わない。”ホントニ検査してるのか?”って疑われる。
 この雌ホルスタインは67月齢。「感染経路の追求」といっても、子牛のころに感染したはずだ。感染飼料の特定は困難だろう。

 牛肉消費はまた少し落ち込む。和牛ブランド牛やオージービーフなら危険とはいえない。安全無欠とも言い切れないが・・・。ま、大人が食べる分には全く気にしないでもいい。食習慣を変える必要はないというか、今更変えてもvCJD発症リスクはあまり減らない。
 それより、安い国産牛(ホルスタイン等)、不透明なままの加工食品。これは大人でさえ薦められない。子供にはカナリヤバイ
2001/11/21-2
 少し脱線、鈴木宗男”代議士”ら行革抵抗勢力
 11/20放送Nステの討論で今更ながらビクーリした。ズーズー弁の鈴木宗男。人の良さそうなオヤジにも見えるが、本当のバカか詐欺師のどちらかだ。”北海道はさらに高速道路が必要だ”気炎吐いていた。「運転手の多くが”有料道路”は使わない、一般道でもたいして時間はかわらない。」これを民意ではなく少数意見という。宗男にとっての民意とは、「道民代表である地方行政と北海道財界、こちらが多数派」と公言していた。
 まるで、本当に信じて込んでいるようだった。コクミンは民主主義を意味を知らないので騙せると思っている。
 国と地方の直接債務は700兆円弱、特殊法人をも含めるといったいいくらに・・・。少なくとも宗男が払う訳ではない。BSE不始末対策資金も税金。役人や代議士が畜産関連業界へ個人賠償する訳ではない。
 労働者階級のコツコツ貯金は、紙屑になってしまうカモしれない。
2001/11/22-1
 食用牛検査の情報が詳しく。
 厚生労働省の「牛海綿状脳症(BSE)の検査結果について」に「30月齢以上」、「症状を呈する」、「その他」の分類がお目見えした。これは重要な情報。疑似症状があり、陰性とされた牛の多いこと。
 もっともハイリスクなグループは「病死牛」で年間約16万頭。これは全頭検査対象外。
 BSE発生確認国で日本だけが、ニクコップンを家畜飼料に禁止していない。千葉の1頭目の直後は一旦凍結したが、(圧力で)牛への給与以外は再開。現在流通しているの動物性飼料には間違いなくBSE感染ニクコップンが入っている。豚、鶏の中で死体リサイクルは続き、牛飼料への混入は防げまい。
 英国では、30月齢以上は全て無検査無条件廃棄。統計上のBSE確認数はそれ以外の牛。発症の殆どは30月齢以上なので、潜在数は相当(10〜100倍)の数だ。ニクコップン完全廃棄は1996年。5年経過しても、根絶どころか、顕著な減少傾向とも言い切れない。
2001/11/27-1
 感染経路追求?
 国内BSE確認2頭の飼料にニクコップン使っていないとすると、豚鶏用飼料からの混入になる。飼料生産ライン、搬送、農場のどこかで、作為不作為を問わず。正式に飼料に混ぜていたら、通達違反となり、飼料会社の違反行為となる。
 飼料配合ラインは牛用とそれ以外で兼用の場合、洗浄など殆ど意味がない。それにもかかわらず、現在も「洗浄」して使い分けている。BSEを根絶するつもりはないらしい。
 明らかに「ニクコップン混入飼料を与えた」と報告した約5千頭(ほぼ乳牛)は今後5年間で廃棄する。”牛乳”生産は続き、廃牛時に食用にはできないという、不思議な対策。検査後陰性なら食肉にしてもいいだろうし、それはダメというなら、他の”乳廃牛”も全て”食用中止”にすべきではないのか。
 今、殆ど全て乳牛は幼牛時に配合乳を与えられている。配合乳は家畜副産物を含んでいる。
2002/1/10-1
 大局変化なし(久々のupdate)
 3頭目の正式確認日は2001/12/2。4頭目が遅いね。ますます乳廃牛の出荷が減っているからだ。
 すると、飼育期間はますます長くなり、最終的には発症数が増えることになる。
 ”お上”の対策にも根本的療法など、微塵も、かけらもなんにもない。
 最初から、全肉骨粉の全面流通停止しか、根本解決策はない。これなしに、どんなに”税金”を無駄遣いしても、解決の方向にさえ向かわない。
 それでも、(英国の例から)BSE減少は非常にゆっくりとしたペースでしか期待できない。
2002/1/10-2
 配合飼料メーカー”JA全農”
 全農グループは牛用配合飼料の国内最大メーカー。ホクレンもグループの一部だ。原料を国内外がら輸入、成分配合調整し各地農協経由で農家に販売している。
 輸入原料は商社を経由することも、全農が直に輸入することある。
 異常プリオンは当初、輸入肉骨粉に混入し、直接配合飼料の原料になった。(もしくは羊スポンジ脳症原料の国産肉骨粉かも)
 その飼料で飼育された乳牛、肉牛は出荷され、副産物は国産肉骨粉となり、また配合飼料原料になっていく。
 肉牛の世代交代は早い。5年あれば、十分全国に広まったハズだ。発症するのは飼育期間の長い乳牛だが・・・。
 10年間以上に渡たり(世代を越えて)自家配合飼料のみで飼育し続けてきた牧場の牛以外、ほとんど全ての牛に異常プリオンはばらまかれたであろう。
2002/4/14
 民主主義の幼稚性が”BSE事件”の真犯人?。(久々のupdate!)
 最近の関連事項といえば、「少し脱線・・・」で記述した”宗男”晒し上げ追放。(直接関係ないが、民意テーマで取り上げ。)
 農水の武部は残留に成功。食品表示不正事件から「食品安全庁」設置検討。「ニクコップン」のセメント原料化本格化など。
 高齢牛の出荷自粛が続いていて、”4頭目”がなかなかでない。
 一方、「マウス」実験で脚の筋肉中に「異常プリオン蓄積」部位発見の報告も出された。
2002/5/13
 やっと4頭目:共通点はホクレン代用乳
 3頭目から5ヶ月と10日経過。これで被疑者筆頭は”ホクレン代用乳”次候補は”ホクレン配合飼料”となったようだ。これら4頭の生まれた頃、代用乳原料の牛脂に欧州産が使われていたという。予想どおり過ぎて、興味半減だな。
 最近まで(今でも?)、代用乳に牛脂を入れていたら、蔓延を広げる効果はゼツ大。すでに汚染国産牛副産物の死体リサイクルは何世代も繰り返されてしまった。
 完全に純粋な牛脂にはタンパク質は含まれないという。しかし純粋な物質なんて簡単には造れない。
2002/5/16
 釧路保健所の検査官(獣医師)自殺
 2002/5/12自殺の彼女:「獣医師として申し訳ない・・・」云々の遺言メモという。”症状を見抜けず、1次検査(厚生管轄)に回したこと”が、”申し訳ない”という意味なのか?。診察じゃBSEを判断できまい。BSE発症確定の場合は別の処理ルートがあるのだろうか。日本では病死、自然死した場合など、食用にしない牛(農水管轄)の検査は極小。
 北海道では5ヶ月以上前の3頭目以来、1次検査陽性(疑陽性)は一切公表されていない。
 全国の1次検査陽性公表数は合計80頭、2次陽性は4頭。76頭のほうは食肉加工済み。2次陰性をもって1次陽性を覆せるものではない。2次のほうが感度が低い。
 EUでは日本の1次検査陽性をBSE同格とみなし、食用にしない。英国だと30月齢以上は全て食用にできない。
2002/5/27
 NHKスペシャル:「肉骨粉・汚染ルートを追う」(2002/5/26放送)
 汚染ニクコップンルートのアイルランド→イタリヤ→ニッポンを参考例に取り上げ、規制しなかった農水タタキに終始していた。つまらん。ホクレン工場あたりで、具体的に配合飼料や代用乳に混ざったことを放送すりゃいいのに。
 国産配合飼料になったあとが重要で、感染蔓延の可能性をふれてない。まるでごく一部の、過去の出来事のようだ。
 輸入ニクコップン→国産配合飼料(代用乳)→国産牛→国産家畜副産物→国産ニクコッップン→国産配合飼料(代用乳)。
 配合飼料、代用乳は肉牛にも与えられている。生存中の老齢乳牛だけではない。
 「狂牛病 なぜ感染は拡大したか」(2001/9/16放送:再放送なし)の日本版でもつくって欲しいが、まだ無理だな。
 英国では完全ニクコップン禁止以後に誕生の牛からも発症が見つかっている。
2002/6/7
 無認可香料発覚:協和香料化学
 社長の平瀬明男なる人物、正直者だ。内部告発がなければ、公表するつもりはなかったと言いきった。
 現実的にはビックリするほど有害な添加物じゃないらしい。日本でNG、海外はOK、またその逆もある。この弱小企業は、もうオシマイ。同様の事情を抱えた会社はさぞ、多いことだろう。
 日本行政は業界の保護育成が第一目的で、一般消費者のことは気にしない。消費者保護を担当しても役人自身にメリットがない。
2002/6/19
 ムネオタイホ許諾とW-CUP
 ムネオもこの後に及んで、まだ粘っているらしい。単なるバカかキチガイ。こんな意識の人物が代議士になってしまうのも「民主主義の幼稚性」の証明というべきか。
 6/18:W-CUPの宮城のゲーム。またも、空席放置。JAWOCは「バイロム社」責任転嫁で終わり。この会社のいい加減さは既に周知。その後も大した調査はしていないだろう。大体、よく見えない「見切れ席」というのは不可解。多数の死角席など、最近の競技場にあるのだろうか。しかも、センターライン付近の席で、固まって。
 他の出場国なら、こんな発表で国民を納得させられないだろう。当日のキャンセル席さえも埋めようとするだろう。しかも、宮城は会場としては不合格。
 空席放置も、不便な会場も一部サポーターの不満をかうのみ。実行委員やお偉い様方達に実害はない。
 潤ったのは税金投入先のみか。これも公共事業みたいなものだ。国民不在。
2002/7/9
 5頭目は遠い、4頭目の5/13からの状況変化
 厚生省の診断結果等によると、4頭目確定(5/13)以来の一次検査陽性が減った。
 出荷が激減していて、検査対象が少ない。強力な抑制(農水指導)。食肉処理場に持ち込まなければ、検査(厚生所管)されない。死亡牛全てへの検査対象拡大は2003年度中(BSE法:農水所管)の予定。開始までに、ハイリスクグループの総数自体が減少してしまう。
 それまでに、症状が疑わしい牛、あるいは高齢の牛の多くを、安楽死や自然死で廃棄する方針だろう。高齢牛を出荷しても、価格は低く、感染発覚のリスクは大きい。見つからなければ良しとする陳腐な農水政策。全農圧力か。
 相変わらず、マスメディアの追求はあまりない。コクミンもあまり関心がない。
2002/8/19
 激暑と激安と驚き
 盆の一週前、熱地獄のような八王子で仕事。国道20号と16号の交差点付近、昼食を取る店が殆どなく「マック」へ。客の大半は乳幼児同伴の若い親達。なんと59円マックを離乳直後の子供に与えていた。彼らは英国vCJD騒動を知らないのだろう。それでいて、雪印や日本ハム製品を敬遠してたとしたら笑止千万。
 加工食品、安いもの程、中身がどんなものか怪しい。激安マックなど、子供に与える食材ではない。
 国産BSE発生以前、日本マックは世界中の市場から安い原料を調達していると発表していた。2001/10以降は米国産と発表。
 英国でBSE由来vCJDが公表された後、英国マックは殆ど一夜にして、英国産から外国産に切り替わった。常備在庫が数日分などとは信用できない。
 どちらにせよ、原料は激安の廃用牛の更に激安の部位には違いない。
2002/8/23
 5頭目BSE
 2002/8/22、5頭目確定。80月齢。神奈川伊勢原市と近郊酪農。5/13の4頭目以来、農水指導により廃用牛の出荷は激減中だった。北海道や九州の酪農地帯からはでにくい状況は続いている。農水の来年4月からの食用出荷以外をも含む[本当の全頭検査]が始まると、コンスタントにBSE確定が始まる。それまでに多数の疑似家畜は始末されてしまうが、それでも、現在の数倍のペースで確定され始めるだろう。農水管轄の検査というのが不安材料。補助金配布専科のような役所に不向きな仕事だ。
 5頭目農家もニクコッップン飼料は与えていないという。やはり、幼牛時の代用乳が感染源だろう。しかも、最近まで死体リサイクルは続いていたのだ。
 英国ではBSE対策以降に誕生した子供用には、英国製輸血血液を一切使わないことにした。vCJDに暴露された大人の血液から、新しい世代への医療的伝搬を防止するため。牛も人も幼い程感染し易い。
2002/10/2
 武部農水大臣解雇とSEIYU返金騒動
 6頭目もでないし、BSE直結話題はなし。武部交代、なかなか面白い人。BSE騒動で一躍有名人になり、楽しい大臣暮らしだったようだ。
 SEIYU返金騒動、おそろしく民意の低さを感じるなァ。破産寸前+無政府状態の国みたい。性善説を前提にした社会モラルや法律は時代遅れになっていることの証明。
2002/10/25
 巷にはあまり話題なし。2chでNewsねたハケーン。
 全頭検査の批判記事。(毎日新聞2002年10月25日東京朝刊) http://www.mainichi.co.jp/eye/kishanome/200210/25.html
 出荷肉牛の20〜24月齢未満の検査は無意味であること。死亡牛の全頭検査こそ重要であること。廃用牛を受け入れない処理場も多く存在することなど。
 なぜ、こんな行政がまかり通るのかは、述べていない。農水省とは利害関係のない機関が対策を行わないとダメなのだ。民主主義の基本だ。厚生省はやや中立ではあるが、死亡牛の管轄は農水なので手が出せない。厚生でさえ、廃用牛を嫌うみたいだ。
 これ以上BSEが発見されない方が得策な組織での検査など、信用できっこない。
 郵政局には監察局という組織がある。都道府県の警察にも、監察がある。これらは、同じ庁舎にあり、食堂などは共通で職場仲間みたいなもの。これらの監察が業務を監督するらしい。別機関が行わないと意味がないと思うが。
2003/1/23
 6頭目と7頭目、ほほう誕生日が3日違いですな。
 近所のスーパーから、廃用牛ステーキなくなって久しいが、格安ランチ店には疑わしき物がでてきます。
 サイコロステーキランチになると、何処産か全く表示されませーん。
 それはさておき、あやしい代用乳与えた牛の全頭追跡については一切公表なし。追跡の意味がないほど、全農ミルフードAは大量使用されてたのかもね。
 4月からは、死亡牛の脳衰管轄検査がはじまります。さぁ、脳衰検査BSE1頭目はどこからでるか・・・。まさか、ゼロには・・・。
2004/1/14
 8頭目と9頭目、2歳未満のホルスタイン <♪約一年ぶりの更新♪>
 2003/10と11に久しぶりのBSE判定でしたね、奇しくも若い牛、24月齢未満の出荷なので雄かな。
 今回の検査もまだ、厚生管轄の食肉処理場での出来事でしょ、脳衰管轄からはでてきません、なぁ、相変わらず。

 2003/12、とうとうにアメリカで発覚しちゃった。これで、脳衰音頭での米国産締め出しで、一気に国産畜産業界はウハウハですね。
 米国産なんて、最大に ぁ ゃ ι ぃ 状態だったのに・・・、吉野家はなんとかして欲しいものです。
 米国産は異常プリオンなんかより、畜産用薬品類のほうが、コワイっす。
2004/3/25
 10頭目と11頭目、注目は11頭目は食肉検査じゃなくて、けがで殺処分された牛、脳衰省管轄内での発表だす。
 脳衰検査本格化後、記念すべき1頭目発覚まで約1年近くかかりました。8歳近い高齢牛って、まだいるんですね。

 ようやく米国産バラも輸入できそうな気配。民間会社で日本式検査実施。お上もオケだすしかないでしょう。
 このnewsで吉野家株上昇、さくっと売り逃げ。カレー丼、いくら”つなぎ”商品といってもひど杉、現在吉野家ガラ空き状態。

 昨今はトリインフルエンザのほうがメジャーですねぇ、おかげさまで、いつも満席の人気の焼き鳥屋に楽々逝けました。ウマー
 エボラ級のウイルスでも、焼いてしまえばなんともなぁい。

さっ、気にしないで、みんなで牛肉食べましょう!廃用牛はお買い得!
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