愛犬と海外渡航


愛犬と一緒に国内旅行に出る方は年々増えています。
犬を飼ったら、ドッグカフェへ、犬連れで泊まれるペンションへ・・・
一緒に行動する範囲が増えても、やはり、海外旅行となると勝手が違います。
海外旅行の計画を立てるときには、犬をどこに預けようかという話も並行して出るのは普通のこと。

・・・でも、もし、犬連れで海外旅行へ行けるなら?

または、突然決まった海外赴任。
一度日本を離れれば、3年、5年は拠点が海外になる生活。
日本で飼っている犬は、誰かに預ける?それとも、一緒に・・・・・・?

2005年から日本の動物検疫制度が改正され、犬の輸入についての手続が変わりました。
これにより、準備さえすれば、日本へ帰国の際の、空港での2週間の係留は、なくなりました。
これだけでも、犬連れ海外渡航のハードルがぐっと下がったと言えるでしょう。

でも、少し待ってください。
これから、外国に行くからね、と説明されても、犬たちからすれば、「??????」。
いきなり知らない場所に移動して生活するのは犬にもストレスになります。
連れて行くにしても、置いて行くにしても、犬たちに、「心の準備」をしてあげたいですよね。
「心の準備」と言っても、前述の通り、海外暮らしの心得を言葉で諭すわけにはいきませんから、
海外渡航の際、また、海外生活で遭遇するであろう状況にあわせて、練習をしてあげなくてはフェアじゃないと思います。

2005年にシャーリと一緒にドイツに渡航して、今後渡航手続をなさるかたの参考になればと、
2006年に『旅は犬連れ』を出版してから、犬連れで海外旅行、海外赴任される方から連絡を頂くことが増えました。
わたしたちの経験はひとつの例に過ぎませんが、ご参考になるのであれば、なによりです。

 > 海外渡航決定 〜いつ、どこへ、誰と、目的は (WWWW)?〜
 > マナーを覚える 〜ステップ・バイ・ステップ。できることから、少しずつ〜
 > 渡航手続 〜動物検疫所と早期からコンタクトを〜



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