バッチフラワーレメディについて
                                                                           


バッチフラワーレメディ（Bach Flower Remedies　直訳は、バッチ氏の花療法）とは、イギリスのバッチ博士が1936年に完成させた、38種類の植物から抽出された液体です。
バッチフラワーレメディは、心がバランスを崩したときに飲むと、穏やかな心を取り戻す手伝いをしてくれます。心がバランスを崩すというと大袈裟に聞こえますが、イライラしてしまう、とか、なんかやる気が出ない、とか、そういうこと、誰でも日常的にありそうです。

バッチフラワーレメディの魅力は、大人はもちろん、子供も、お年寄りも、妊婦さんも、それになにより動物も使えること。使い方が同じなこと。自然なものなので、副作用も、習慣化してしまうことも、ないのです。

気のせいじゃないの？
暗示にかかってるだけじゃないの？
そう思われるかもしれません。
でも、赤ちゃんや動物は分からないまま体に取り入れ、素直に反応を示します。

シャーリの場合もそうでした。
引越の後、なんか歯車が狂ってしまったシャーリ。
吠えないのが取り柄だったのに、ある朝、家でひとりきりになると、不安から遠吠えを始めました。
焦ったのはしゃりまま。ご近所迷惑になるし、なにより不安がっているシャーリを残して出かけるのが忍びない。家をそろーっと出て、ドアの前で中をうかがう、そんな日々が続きました。
藁にもすがる気持ちで使い始めたバッチフラワーレメディ。まずは、緊急時のレスキューレメディ、怖がりを緩和するためにミムラス、環境の変化に適応できるようにウォルナット。
使い始めて３日目、朝、家を出るときに、吠えない。あれ？吠えてない？
半信半疑のまま、翌日も吠えず、また翌日も。そんな状態で１週間過ぎ、それを境にシャーリが少しずつ落ち着いてきた。しゃりままはその反応の速さと効果に目を瞠り、犬に素直に効いたその効果を信じたのでした。犬だってストレスを抱えます。でも今、ストレス抱えてるの！と言葉で説明してくれることがないので、こちらから察してあげるしかありません。

パンフレットや本を見ると、こういうときにはこのレメディという用法が詳しく説明されていますが、ここではお勧めのレメディを幾つかあげてみます。飼主さんも一緒に使えます。6−7種までブレンドもできます。ブレンドする場合、トリートメントボトルで予め作っておくと便利です。

　レスキューレメディは緊急用のレメディです。インパチェンス、クレマチス、チェリープラム、ロックローズ、スターオブベツレヘムの５種類のレメディがブレンドされています。

　ミムラスは臆病な子にお勧めです。人、犬、雷、車、など特定のものが怖い子のために。

　ウォルナットは環境の変化に適応できるように。引越、旅行、家族の変化、出産などに先立てて飲ませてあげると良いと思います。

　レッドチェストナットは、子供や家族のことを心配したり、過度に不安に思ってしまう子にお勧めです。また、愛犬のことを心配しすぎてしまう飼主さんにも。

　インパチェンスは、せっかちで、イライラしてしまうようなときに。愛犬が言うことをきかなくてイライラ！という飼主さんにも？

　チコリーは、飼主さんにべったりの子にお勧めです。分離不安気味な子にも。

　ホワイトチェストナットは、落ち着かなく、不安げに歩き回ったり、鳴いたりしてしまう子に。

　バインは、強い自分を持ち、他の人、犬を従わせようと攻撃的になる子に。

クラブアップルは、過剰なほど足などをなめてしまう子に。

　ホーンビームは、月曜病のような気だるさに。

　トリートメントボトル（30ml）にミネラルウォーターを入れてレメディを２滴ずつ（レスキューは４滴）入れたものを作り、１日４回以上４滴ずつ飲むようにします。

　トリートメントボトル（10ml)は携帯に便利。使い方は30mlのトリートメントボトルと同じです。

　「ペットを癒す花療法」　レメディの詳しい解説、ケーススタディ等、バッチフラワーレメディをペットに使うにあたって参考になる本です。


半信半疑でも良いです。バランスが崩れかけてるなーと思うときには、試してみてください。

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