知多堤(名古屋港海釣り公園)
知多堤を根元の方から先端を見た写真です。向こうにうっすらと見えるのは
中央堤です。
知多堤は、
知多市の工業地帯より名古屋港へ突き出した堤防で、伊勢湾台風の被害を
教訓に名古屋港入り口に作られた名古屋港高潮防潮堤の東側の堤防です。
渡船利用の中央堤(中堤)と違い陸続きで歩いて行けるため、四季を問わず
釣り人か゛絶える事無く黒鯛のシーズンには落としタモを背負った人たちが
約1300mの堤防を所狭しと歩き廻りまる姿を目にする事ができます。
ここでの黒鯛の釣り方は春先のぶっこみ釣り、初期から終盤までの前打ち、
最盛期の堤防のへちを落とし込むボタ釣り、夜釣りの電子うき釣りがほとんど
で特に前打ちは堤防の捨て石に着いている黒鯛を狙った脈釣りが前の方へ打ち
込むということで前打ちという名がついた前打ち発祥の地と聞いております。
ここは本来立入禁止の場所で、黙認という形で釣り人が入っており胸壁を備え
た構造により今まで何件もの事故が発生していました。
こういう場合完全立入禁止になるのが実状でしょうが知多堤の場合釣り人口の
増大、レジャー化に伴い名古屋港にも釣り公園をとの声で、平成4年4月に
胸壁にはテラスを大潮の満潮時水没する先端から中程の嵩上げ、内側には柵が
設けられ安全な釣場に変身し大変賑わっています。
photo & writen by テトポン (1996/12/30)
知多堤の上段側を先端の方から根元を見た写真です。
photo by テトポン (1996/12/30)
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