KI DS


presented by 「B girls」

NO,8「フレアの異変、その原因」


「ちょっと、あんた誰なのよ!」
リコはあつまったフレアの乗組員を代表して
船長代理の代理らしくそういった。

男は紺のロングコートを羽織ったおおがらの男のようだった
いぜんとして一同に背を向けたままであった

「きいてんの?!」
リコはさらにつづけてそういう
が、
反応 ナシ。

「なんなのよ!勝手に船に上がり込んでただで済むとおもってんの?
私たちは泣く子も笑う海賊シリウスよ!」

男は突然として口を開いた

「ジミル城の高みから、
僕は好きな娘を見つめていた
その腕は輝き、その魅力は海と空をのこさず満たしていた
ああ、君は誰よりも美しい...」


...??


「はぁ?」
リコはあからさまにばかにしたようにそういった


男はやっと乗組員のほうへ向き直った
「あっれ??おまえはだれだ??」

「それはこっちのせりふよ!」

「ああ、いとしい彼の人(かのひと)はいずこに?」

「...はぁ?」

「やっとのことで約束を果たしたというのに...」

「あんた、なにもん?」

「ぼく?ぼくは...いやそんな説明をしている暇さえ惜しいくらいだ
ああ、どこにいるんだ??」
そういって乗組員全員の顔をじっとみつめていった

変な台詞をいって潮風にふかれていたので
気づかなかったがなかなかの美形である
「...もったいない、あんなに美形なのに」
どこからともなくためいきがきこえる


「いない?!」

「もしかしたら、偵察船にのっていらっしゃるかたのどなたかではないですか??」
ユリアがにこやかにそういうと。

「おお、そうかもしれない!いやきっとそうだ!!
ゆこうゆこう!いざ、偵察船!!」

びしっと地平線をゆびさした
絵にはなるのだがいささか強引なてんかいに
驚くみなさん。


「ちょっと船長代理代理は私なのよ!」

リコが男につめよる

「それは悪かったなじゃあ、いくようにみんなにいってくれ」

むすっとしながらもリコは決断をした
「まぁ...暇だったし、おもしろそうだし...
なにか異変があったのかもしれないし...
これより偵察船捜索にむかいます!
配置につけ!!

(あ〜、一回いってみたかったのよね〜〜
船長って感じ♪)」


っというわけで
自分達の異変を異変と感じぬままに
異変が起きたらしい偵察船捜索にのりだしたフレアの一同であった


次回につづく


ぼぶすれい...〜99/10/9


あとがき

とうとうでた。

この男のキャラも強いですね
こんなんでよかったのかな〜〜
ちょっと京極氏の某探偵にちかい気も...
そんなこといったらファンにめったうちにされてしまいますね(笑)

あの人誰だかわかってますよね!
「B girls」のみなさま!

やーやっと出ましたね。もちろん彼のことは存じてますよ♪
マリィ以上にいい味だしてるかもしれない。
これはKIDS始まって以来の強敵になるかもね。
マリィもうかうかしてると主役をとられてしまうかもね(笑)って
それはウソです。貴女は不滅です(はぁと)
今回もお疲れ様です。DIVA。
ところで”ジミル城”ってどこ???


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