サーモスタット&サーモスイッチを換えてみた





先日、ヤフオクで中古のテクトムCMX-100を落札しました。普段は水温表示にしているのですが、

通勤の最中は頻繁に95℃以上になります。エンジンブロックは高温でヒズムといいます。

僕は結構気にするので、無限製ローテンプサーモスタットとサーモスイッチに交換してみました。

エンジンの冷却系で水物ということで厄介さは有るものの、部品点数は2、ボルトの数も

少ないから楽だと思っていた作業は意外にも苦戦!



※鈴鹿では94℃を指しましたが、エンジンの発熱とラジエターの放熱がバランスした点です。

別の言い方をすれば、エンジンの発熱に対して純正クーラントと純正ラジエターの限界性能です。

ローテンプサーモスタットとサーモスイッチはサーキットでの水温を下げることが目的ではありません。

サーモスイッチが低い温度でONするので若干下がるかもしれませんが期待してません。

液も換えたいです・・・



1 作業したのは6月26日(土)の午前中にスタート。雨が降っていたために狭い車庫に頭から突っ込んでの作業になりました。狭くて狭くて大変です。ジャッキアップしてウマをかまします。
2 まずはクーラントを抜きます。ラジエターの助手席側に有ります。白いツマミをまわすと出てきますのできれいなバケツに受けて再利用します。うう、貧乏。
【注意】クーラントはそのまま捨ててはいけません。
3 サーモスイッチ、左が純正(93℃?でON)、右が無限製(80℃でON)です。22mmのメガネレンチで回しますが、ファンなどがありとても狭いところでの作業です。
4 いよいよサーモスタット交換ですが上からは手が入りません。下からだと、3つあるボルトのうち一つに手が届きません。なんとか届かないものかと悪戦苦闘すること1時間、作業性をあげるためにホネを外しました。しかし、まだ自由が少ないので・・・
5 バンパーも外しました。これでラジエターが前へ(コンデンサ側)へ逃がせるため、楽勝で手が入ります。何より作業性をあげたほうが良い結果が得られます。
6 大きく開いたスペースから覗くと純正サーモスタットが見えます。ホースは外してあります。
7 そして外れたサーモスタット、左が純正()で右が無限製(作動開始70℃、全開温度82℃)です。見分けがつきません。間違えて純正を付けないように注意しなくちゃ。サーモスタットは樹脂製ケースと一体なのでそのまま交換です。
8 サーモスタットの取り付け口です。ゴム製のパッキングが使用してあるためあわせ面はきれいです。しかし、念のためあわせ面は確認と清掃をしましょう。後で水漏れになればとんでもなく厄介です。
9 そして取り付けられた無線製ローテンプサーモスタットとホースです。見分けが・・・
10 抜いた純正クーラントを入れ、エア抜きをします。抜いた分は入るはずなので根気良くエア抜きしましょう。写真はペットボトルを加工した貧乏ツールです。口にはビニールテープを巻いて太らせ、ラジエターキャップの口に密着するように差し込みます。暖気中は水温も上がりビニールテープが緩むので倒れないように注意してみておきましょう。電話に夢中になり見ていない間に倒れて液がこぼれたりしないように注意です・・・。反省。
【ポイント】エア抜きは1,500rpm程でファンが2回回るくらいで一度エンジンを止めキャップを仮閉め、完全に冷えてから(翌日?)もう一度繰り返し、リザーブタンクをMAXまで入れておき、後日チェックすればよいみたいです。でも、念には念を入れてね。
11 外したホネを戻して、あとはバンパーをつければ取り付けとエア抜き初日は完了です。明日もう一度エア抜きして冷却水の量をチェックして完了です。
う〜ん、明日冷却水を買いに行こうかな?またエア抜きやり直しだけど(^^;;

エア抜きが完了していないんだけど、やっぱりちょっと走っちゃいました。

走行中の水温は80℃付近で安定、停車すると上がるもののすぐにまた戻ります。

う〜ん、気持ちイイ♪

今回は雨のため車庫内での作業になりました。先日、車庫の屋根を透明のブロンズの波板にしたのですが

明るいけど暑い!一時雨がやんで太陽が出たときなんて汗びっしょりになりました(X。X)

毎日計っている風呂上り時の体重が昨日よりも1.5kg少なかったです。水太りしてるんだなぁ〜




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