細かいことは本を買って勉強しましょう。(手抜き)
ここではハウスボールで投げることを前提にしています。
レーンにある●や▲をスパットといい手前からスタンディングスパット(2列ある)、ファールライン手前のリリーススパット、
ガイドスパット(左右に5個ずつある)、▲のターゲットスパットがあります。
レーンの長さは手前からファールラインまで15フィート、ファールラインからターゲットスパット(▲)まで15フィート、
▲から1番ピンまで45フィートあります。
重さは16ポンド(7.25キログラム)以下と決められています。
体重の10分の1が目安といわれていますが男性で13から16ポンド、女性で10から14ポンドぐらいで体力にあわせて選びましょう。
グリップはハウスボールについてはすべてコンベンショナルグリップといって中指、薬指の第2間接まで入るようになっています。
3本の指を入れたときに鉛筆1本くらいの余裕があるボールを選びましょう。
ボールの位置は右胸あたり、左手でも支える。ファールラインと平行に立ち、目線は▲に向ける。
助走にはおもに4歩助走と5歩助走があります。最初は4歩助走で練習してみてしっくりいかなければ5歩助走に切り替えてみましょう。
4歩助走の場合、構えの位置から右足を出すときにあわせてボールをまっすぐ前に押し出します。
押し出したとき気持ちは構えの時と同じ高さになるように。
5歩助走の場合は2歩でここまでの動きをします。
その後は腕に不要な力を入れてはいけません。次に右足がでたときにバックスイングが完了し最後に左足がでた後投げ終わるようになりますが
あまり意識しすぎるとぎこちない動きになってしまいます。投球は振り子運動ですから腕によけいな力を入れないように。
投げ終わったときの手の形は握手するような形、中指と薬指が▲を指すようにしてください。
目線は構えの時から投げ終わるまで▲を見続けるように。
左手はバランスをとるため横に伸ばすというか伸びる(自然に)。
上記のように投げればフックボールになります。ただし、ハウスボールの場合はあまり曲がりません。
先に親指が抜け、その後中指と薬指が抜けボールに回転がかかりピンの手前で曲がるようになります。
ボウリングの基本となるのでまずこれを練習しましょう。
フックボールの場合は投げ終わったとき握手するような形になりますがストレートボールの場合親指は上(12時の方向)、
中指と薬指は下(6時の方向)を向きます。男性の場合腕力で投げる人に多いですがボウリングは腕力で投げるのではありません。
フックボールに似ていますがレーンの中ぐらいから大きく曲がってくるのがカーブボールです。
リリースするときに手首を大きくターンさせ親指が8時から9時あたりになります。
また、中指と薬指でスピンをかけるという意識もより強く働かせます。
ハウスボールでは難しいのとコントロールするのも難しくピンアクションもフックボールとそれほど変わりません。
リリースの時に手をこねて親指が6時方向、中指、薬指が12時方向を向くように投げます。
そうすることでボールに横回転がかかりくるくる回りながらまっすぐ進んでいきます。
ボールをはじき飛ばす力がほかの球種よりあるといわれることもありますが実際はよくわかりません。
スピナーの発展型で軽いボール(男性で11ポンド前後)を使いリリースの時もさらに手首を回し親指を4時か5時方向に向け
中指、薬指を10時か11時あたりまで向けます。そうすると若干右にスライドしながらクルクル回転しピンをはじき飛ばしていきます。
女性や非力な人に多い球種で威力がないのであまりお勧めできません。
ストレートを投げたつもりでも親指が1時の方向を向いているため回転がかかり右に流れていきます。
スピードがあればそれほど曲がらないので大きなミスにはなりませんがスペアを取りに行くとき力を抜いて投げると
予想以上に曲がりミスするということがよくあります。
右投げの場合1番ピンと3番ピンの間(板目17.5枚目)に約3〜6度の角度で当たるとほぼ確実にストライクになります。
しかしまっすぐのボールで3度の角度で当てようとするとそこから約94センチ右から投げなくてはいけません。
これでは隣のレーンになってしまうので曲がる玉(フックボール)が必要になってきます。
ハウスボールで鋭いフックボールを投げるのは困難ですが3度に近づけることによってストライクの確率を上げることはできます。
そこでねらい目は2番スパット、ここをストレートで通せば1度近くの角度がつきますがフックなら3度に近づけることができます。
1番スパットは10番ピン、2番スパットは6番ピン、3番スパットは3番ピン、真ん中のスパットは1番ピンにそれぞれ対応しているので
残ったピンによってスパットもスタンス位置も平行にずらしていく。ストレートやあまり曲がらない人には投げやすくわかりやすい方法です。
この場合、7番ピンと10番ピンをまっすぐねらうのは難しくなるので下記の方法を併用して斜めにねらっていくといいです。
これはレーンの比率を元にしていますがややこしいので詳しい理論はボウリングの本で勉強しましょう(手抜き)。
ここでは理論は省略し、簡単に考えていきます。
まず、スタンスの位置を確認し、2番ピンをねらうときは右に板目3枚、4番ピンをねらうときは右に板目6枚、
3番ピンをねらうときは左に板目3枚、6番ピンをねらうときは左に板目6枚移動します。
つまりねらうピンが一つ右に行けば立つ位置は左に3枚、二つで6枚、三つで9枚、
ねらうピンが一つ左に行けば立つ位置は右に3枚、二つで6枚、三つで9枚移動することになります。
このときねらうスパットは常に一定となります。
7番ピン、10番ピンをねらうときはそれぞれ板目9枚移動しますが斜めにねらうのが難しくなってくるので平行移動を併用していくといいです。
1投目でストライクをねらい2番スパットを通したが7番ピンや10番ピンが残るというのはよくあることです。
2番スパットを通し7番ピンをねらうのは投げにくいので3番スパット又は4番スパットを利用します。
3番スパットを利用して7番ピンをねらう場合、平行移動で左に板目5枚移動することにより
2番ピンをねらうことになるのでそこから6枚右に移動することにより7番ピンをねらうことになります。
つまり最初のスタンス位置から板目1枚右に移動する事になります。
4番スパットを利用する場合は同様に考えて左に10枚、右に3枚移動ということで最初のスタンス位置から左に7枚移動します。
2番スパットを利用して10番ピンをねらう場合、3−1−2理論で左に6枚移動します。
3番スパットを利用して10番ピンをねらう場合、平行移動で左に5枚、3−1−2理論で左に9枚移動、合計14枚移動します。
4番スパットを利用して10番ピンをねらう場合、平行移動で左に10枚、3−1−2理論で左に12枚移動、合計22枚移動します。
これらは2番スパットを基準にしているので他のスパットを基準にしている場合も考え方は同じです。
1番ピンに当てること、ボールがあまり曲がらないのであれば真ん中のスパットをねらう。
ストライクは期待できないがねらったところに投げれるようになればスペアも取れるようになります。
2番スパット又は3番スパットから投げ込みフックボールで1−3ポケットをねらう。
ポケットにはいるようになればストライクも期待できます。
2番スパットからポケットねらい、スペアを確実に取っていけばアベレージ170はハウスボールでも十分可能です。
ストライクも期待できるので200UPの可能性も出てきます。
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