− 碧夏 −



木洩れ日が落ちて、彼の細い首のうえで輪を描いてゆれた。
彼は友人たちの視線を遮るように、ときおり首に白い手を持ってゆく。

長野まゆみ『夏至南風』



昔から、かなりお気に入りの人物です。
なぜでしょ。妖しげだから・・・?

今では大きな声で言えないご時世になってしまいましたが、ナイフを隠し持っているのがかなりわたしのツボでした。

1999.2.10

上の絵の原寸サイズ
オリジナル.(モノクロ、原寸)

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