◆◆先ほどの天使絵を更新したときに、別にトップページ用として加工した画像です。◆◆































長野ともだちのわんだるサンがキリ番記念に送ってくれた詩です。

 ===  誰そ彼  ===


月光に沈むの塔の街
 銀細工の職人は宙へ昇り星と挨拶を交す
  笛の音  ネオンの煌き  シトロンの匂い
   それらをその腕(かいな)に抱き  街は眠る
    塔に降り立ち  僕も微睡む


彼は塔に住んでいた
 魚たちが月に登る時刻に鐘を鳴らす
  水晶飾りのプロキオン  瞳から滴が零れる
   鐘の意匠をなぞる僕をみつめて彼は言う
    「君、天使だね」
     「羽が付いてないもの」

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