Suiwooの熱帯魚講座--初級者編
まずは必要なもの
お店で下見
いよいよ購入
飼い方・基礎編
飼い方・応用編
飼い方・水草編
さて,ここまで順に読んできたみなさんは,空の水槽を前にパイロットフィッシュを手にされていることでしょう。本当であれば,この空の水槽の状態で1週間待つのが望ましいとされています。ですが,ここまでやってきたあなたなら,何かお感じになるでしょう。
「水槽内が,さびしい.....」
ね?ですから,こんな状態で1週間待つのはつらいんです。水温が25度になったのを確認して,いきなり魚を入れることにします。この際水あわせという作業が必要になることは前回お話ししましたね。その方法について述べていきたいと思います。
水質というのは魚を飼育する上で本当に大事なものです。今までショップの水で飼育されてきた魚をいきなりご自分の水槽内の水で飼育するわけですから,いきなり水質を変化させられた魚はたまりません。徐々に水質を変更していくわけですが,ショップの水からご自分の水槽水に魚をならしていくこと・・・・これがいわゆる「水あわせ」という作業です。これはパイロットフィッシュのみならず,どんな魚を投入するときにも必要なことです。
1)
購入した魚を,ビニールに入れたまま水槽に浮かべ20分程度待つ
2)
ビニールを開け,魚とビニール内の水をバケツなどに移す
(水槽にはまだ入れません。バケツ等を用意してください)
3)
水槽の水を,少しづつバケツに入れる
4)
魚の状態を見ながら,水槽の水をバケツに入れるのをストップ
5)
3)〜4)をしばらく繰り返す
6)
バケツの水を捨て,魚のみを水槽に移す
これで終了です。水温・pH等の変動により魚はダメージを受けますが,急激な変化よりも緩徐な変化の方が魚は受け入れやすいようです。ですからこのように水あわせをしてやる必要があるわけですね。立ちあげたばかりの水槽にパイロットフィッシュを投入した場合,最悪パイロットフィッシュが死んでしまうこともあります。本当にかわいそうですが,死魚もそのまま水槽に入れておいてください。本当はお墓でも作って埋めてあげたいんですが,この死魚のおかげでさらにバクテリアの繁殖を期待できるんです。深い感謝とともにそのまま入れておきましょう。見苦しい場合は濾過器に入れてしまいます。
餌ですが,魚を投入した初日には必要ないと思います。その後は1日に1-2回,5分程度で食べることのできる量を与えてください。アクアリストにとって,この餌を与えるという瞬間は本当にうれしくてたまらないものです。ですが,餌の与えすぎは魚にとって「つらくてたまらないもの」になりますので注意してください。魚は自分で食餌量をコントロールできないので,餌を過剰に与えると過剰に摂取してしまい,内臓周囲に脂肪がたまって内臓を圧迫し,突然死を引き起こします。自然界で生息することを考えますと,おなかいっぱい食べるということは稀なことなんです。魚は少しぐらい空腹の方が状態がいいようです。
その後のメンテナンスとして,週1回程度の水換えをすれば万全でしょう。換水量は水槽全体の1/3程度にとどめておきましょう。換水の必要性については「熱帯魚講座--中級編」で述べております。1週間程度は間をあけないといけませんよ。
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