Suiwooの中国日記
1996年の夏,中国に友人と二人で行って来ました。その間(7/8〜7/20)の日記です。この旅では行き帰りの飛行機と初日の宿だけ決めて,そのほかはアドリブでいこうということにしていましたので,いろいろ波乱がありました。
三国志が大好きな私と友人N(あだ名「ズルさん」)は,かねがね中国に行きたいと思っていました。私が大学1年の時,3か月間だけ選択科目の中国語をとっていた,いうことだけを心の支えにして旅だった,ドタバタ旅行の顛末は.....
7月 8・9・10・11・12・13・14・15・16・17・18・19・20日・後日談
7/8
北京着。壊れた看板などがあり,予想よりもやばい感じがした。とりあえず「おまえは中国の首都だろ!」とつっこんでおいた。ガイドの王さん(注:どうやら中国で初日の宿まで案内してくれるひとらしい。私たちがなかなかでてこなかったのでイライラしていた模様)が,明日600元(日本円で約5000円)で万里の長城まで案内してやる,という。優しい人のようだが心配だ。王よ,悔い改めよ。
夕食を部屋で取り,その後北京の町並みをブラつく。なんだかとってもこわいところのようだ。車が中心の交通。赤信号関係なし。
部屋に戻り,「地球の歩き方」読む。とてもこわいところだ。早く帰りたい,と早くも思う。ただしホテルはとても快適で,日本のようだ。やっぱり日本がいい,と思う。テレビがいい。(注:1画面で12チャンネルを確認することができ,ザッピングにはもってこい。ただし意味は分からない)
7/9
ペンなくした
結局断りきれず,王さんに案内してもらい,万里の長城に行く。なんだか偉いひとが視察に来ているとかで,車が遠回り。昼はおごりで高いもの食べた。ズルさんは結構うまかったといっているが,雑草は食べられない。(注:この「雑草」とはシャンツァイのことであることが後に判明した)
結局,車代だけで580元かかった。王さんは700元欲しいといった。そのかわり今日泊まるホテルもとってくれた。友人に相談して上海行きの切符も予約してくれるという。もしかしたら王は本当に優しいひとなのかも,とはじめて思う。その後危険を感じつつも王さんの自宅へ行くことになってしまった。結局無事で何よりだった。39歳で独身はちと寂しいね。
ホテルの部屋に戻り,電話をかけようとするが通じず。手紙を書いたが,本当に着くのか?夕食は外で。注文できず,適当に指さしたら56度の酒がきた。店員みんなこっち見ている。
テレビで常盤貴子と口がきけない奴との恋愛ドラマやっている。(注:このときは「愛しているといってくれ」のタイトルがどうしても思い出せなかった)中国語だと何か違うね。
未だに電話がかけられない。何故なんだ。北京で電話がかけられなかったら,これから先電話が通じることなんてあるんだろうか?
思いのほか英語が通じない。結構ピンチだ。筆談あまり自信ない。会話などもってのほか。ホテルにいるときが一番安心する。というよりもホテル外ではいつも不安だ。
1日中眠い。王の「皇帝サマさん」がimpressive。(注:王さんが「明の13陵」を案内してくれたときに,この「皇帝サマさん」を連発していた)中国人,油控えた方がいいよ。(注:食事の油がきつかったのだろう)
7/10
寒い
A.M.8:20ごろ王さんからtel。硬臥,上海まで900元らしい。高いと思ったが,軟臥を捜してもらう。(注:中国の列車は硬座・軟座・硬臥・軟臥とグレードがある)あとで聞いたらどうやら2人分のようだ。安し。
朝食の麺に雑草入り。気がつかず食べてしまった。朝からブルー。
本日故宮にいく。はじめてタクシー乗るがボラれず。のばしているヒゲのためだと信じたい。(注:中国でヒゲをのばすのは下層階級の人間だ,と王さんがいっていたのを前日聞いている)故宮,とても寒し。世界級の遺産がほこりに埋もれるのはしのびない。2度目のタクシー,ルフトハンザのデパートへ。ここでもボラれず。なんだか遠回りしたような気がするが,まあ許す。テレフォンカードを買いたかったがダメ。故宮で買った傘,タクシーに忘れる。3度目のタクシーでホテルへ。やっぱりボラれず。ヒゲパワー。華北大酒店 HUA PEI DAI JIU DIEN通じない。
夕食はホテルで。80元あたりだと見ていたが,何と260元。初ボラれか?夕食でビール飲んで結構いい感じ。が,風呂に入ってぬけた。
王さんは軟座ひとり1400元といってきたのでキャンセルした。怒り出すかと思ったが,キャンセルは全く問題なし。王はいい奴だ説,有力。ちなみにホテルで聞いたら2人で1200元だった。王さんの友人,ダメちゃん。
はじめて国際電話通じる。呼出音を聞いて泣きそうになった。
今になって考えてみると,どうもボラれてないようだ。何を勘違いして80元と読んだのだろう?今となってはわからない。ホテルよ,ドライヤーなんかないけど許す。
今日も雨で,靴が結構いたんだ。靴下と足が変色。自分の足ながら気持ち悪いことこの上なし。人類の足とは思えない。スターウォーズじゃないんだから。なーんてことを書いているときは中国の怖さを忘れる。貴重なひととき。
7/11
はじめて雨降らず
どうにも眠い。何かしらんけど眠い。王さんからtel。汽車1人519元。おいおい,早くいえ。上海からの帰りの飛行機が1人1100元という。もちろん断る。キャンセルにも全く悔しがらない王さん。いいやつだ。日本に帰ったら手紙を書こう。
昨日と同じ朝食。雑草入り麺とらず。その後,天安門へ。またGU GONG(故宮)通じず。本日歴史博物館と自然科学博物館に行ったが,中国の博物館へのアドバイス。
1)暗い。2)ほこりっぽい。3)文化財をもっと大事にしよう。
三国時代の展示品は少なく,ややがっかり。その後同じ建物内の書道展へ。昼食は何とマクドナルドで。質,量ともに日本のものと同じだが値段は半分。外国人多く,となりの2人組がポテトにメチャメチャケチャップかけてた。かわいそうに,Home sickか?自国がさぞ恋しかったのだろう。我々もだが。なお,となりにはケンタッキーがあった。久しぶり,カーネル。
ホテルに戻るとき,運転手が話しかけてきた。「日本人,中国語ダメ」(我是日本人,不会中文)通じた。タクシーに乗るときはズルさんは必ず後ろの席で,何も語らない。助けて!ズルさん。
夕食におとといと同じ店にいく。やっぱり視線が突き刺さりかなり痛いが,本日orderしたものはなかなかうまく,青島ビールが6元でtotal58元とお安く,非常にいい感じ。ビールはあとになって11度と判明。さらに酔いが回る。
本日は中国人の道徳のなさについて述べねばなるまい。(注:中国の方すいません。原文のまま掲載させていただきますが,不快な方は読み飛ばしてください)やつらスキを見せるとすぐよこはいりするし,カメラの前も平気で横切る。博物館に人がいっぱいいるのは文化のすそ野の広さを感じるが,immoralには大変不満を感じる。車や自転車,ひいては歩行者までゆずる気なし。君たち,いかんよ。孔子の国の人なのに。
7/12
北京に太陽はあるのか?
朝起きるといつもゆううつ。朝メシ,まずい。泥スープ,飲めず,(注:スープが色合いからポタージュだと思ったのに,そうでなかったためイラついていた模様)牛乳も変な味。
北京動物園へ。はじめて通じるDONG WO YUAN(動物園)。動物園メッチャ広い。そのうち方角がわからなくなる。熊猫館とても寒し。パンダが1頭むこう向いて寝てるだけ。は虫類館も寒し。暗くて何も見る気になれない。
あ〜〜!晴れた!!久しぶりの太陽。長袖を3枚着ていたので汗がふき出して止まらない。バスに乗る。地下鉄の駅まで15分ぐらい。5角。(注:1元=10角)いと安し。昼ごろ乗ったので殺人的混雑はなかった。乗務員のおばちゃん,降りるバス停を教えてくれた。
地下鉄で前門(天安門)へ。このころになると,2人とも疲れきって口もきかない。日本で相原がいっていた(注:友人。表紙のページのSpecial Thanksに名前あり)ファミコンの海賊版を探すが,店自体見つけられない。あまりに疲れてさがす気もおこらないので天安門広場に戻る。コーラを買うつもりがスプライトになる。甘い,甘過ぎるぞ。(注:私は甘いものが苦手)みんな,油とともにsugerもひかえたほうがいいね。
ひと休みして,やっと体を動かすカロリーがたまった。P.M.4:00ごろだが,今日の昼食が動物園で買ったアヒルのえさだったので,北京ダック食べる相談。と,となりのババア2人が口げんか。見てるとおもしろい。こういう場合,結局声がでかいほうが勝つそうだ。けんか終わってしばらくして公安(警察)到着。外国人が英語で道を聞いていたが,わからない様子。全世界のみんな,英語(エスペラント可)学ぼう!
しばらく歩いたが,着いたのが北京一の(北京ダックの)老舗の店だった。ブチ高そう。地下鉄で戻る。30分歩いて2分で戻ってきた。結局その老舗の支店へ。何とファーストフード化されていた。筆談で北京ビール。3.5度。ちょっとアルコール不足だね。

そのときの様子
タクシーで戻る。帰りの全行程寝てた。万歩計でももってくればよかったが,数字を見てまた疲れそうだ。今日もよく歩いた。
7/13
のち
北京の朝,いつも天気がはっきりしない。本日も同じ朝食,うんざりだ。テレビでねるとんやっていた。おいおい,パクリじゃん。よくわからん国だね。
11:00ごろまでゴロゴロ。チェックアウトで言葉通じず。30分近くかかる。その後1元タクシー乗る。はじめてズルさんが運転手に指示。車ガタガタで酔う。
天安門から歩いてロッテリアへ。まずい。シェイクなく,ジュースに変更。氷入りでとても心配。天安門で2〜3時間つぶすことにする。汽車P.M.9:55発。(注:この日上海への汽車を予約していた)まだたっぷりある。のどがかわいたのでオレンジジュースみたいなのを2本。クソまずい。死ぬかと思った。
そのまま広場で昼寝。メチャ暑いが耐えて寝た。体力やや回復。3:30ごろ地下鉄で天安門駅へ。近くのデパートで杯子(注:マグカップのようなもの。ふたがついている)買う。25元。ちょっと高いな。
地下食品店。高い。ふつうの中国人がこんな所に来れるのだろうか?外国人カップルがオートミール買っていた。日本の品物も多数あり。きのこの山27元で売っていた。おむすび山が17元,プリングルスが17元。あと忘れた。どこでもそうだが,外国人旅行客からガツンといただこうという方針。向看銭というらしい。
地図を見ると,旅游社書店というのがあったので,かなり遠いがよってみた。おい,全部中国語やんけ。紛らわしい名前。
そこらへんで売っていた,肉入りのパイみたいのを買う。油っこいがうまい。適当に店に入り,ビール,ホイコーローなど注文。total38元。安くていいね。888みたいに視線痛くないし。(注:888とは視線が痛かった店の名前)
北京駅では結構スムーズにことが進んだ。人が多くてびっくり。汽車がでるまでまだ3時間あるのに,待っているのがつらい。
車内へ。同じコンパートメントの人がとても親切。中年夫婦。だが下段で黙っていると(注:2段ベッドになっている。ズルさんは上段にいったまま降りてこないし,。中年夫婦も向かいの下段に陣取っていた)とても気まずい。う〜
7/14
汽車での目覚め。昨晩と同様に筆談。「イマドコデスカ」通じる。中年夫婦の夫のほうは日本語・英語少々たしなむ。到着するのはP.M.3:46となっているが,途中で事故があった模様。上海にはいつ着くかわからない。「特快」(寝台特急)という割にはメチャ遅く,事故のせいだかこんなもんなんだかはよくわからない。
あいかわらず下段にいると気まずく,ウォークマンを聴いて寝ているふりをしているのも疲れてきた。耳も痛いし。
ひとりで廊下にでる。椅子があったので座る。アヒルと牛と豚と人が生活しているところを発見!アメリカ疾病予防センターのみなさん!インフルエンザの新種が発見できると思われるので,調査することをおすすめする。
雨が降ってきた。やっぱこの国変だ。売り子呼び止め,駅弁2つ。40元。鳥肉の煮物と野菜。好吃,(注:うまい)いいね。
ズルさんと将棋。目が痛い。駒を色分けする理由が見あたらない。銀なし。使えない。(注:日本からもっていった将棋。敵味方でなぜか駒が色分けされていた。)
上海着く。突然の腹痛。冷や汗でるが言葉でず。ズルさんトイレの場所きいてくれる。トイレドアないが,そんなことまるで気にならない。危なかった。地鉄(地下鉄)で七重天賓館。星なしだが2つ星あげたい。(注:ホテル。「地球の歩き方」では星の数でホテルをランク付けしているが,このホテルには星がなかった)エレベーターボーイが我々の部屋を覚えていた。こういうのがにくいね。本日,ズルさんも軽度の腹痛。昼食か?「好吃,いいね。」取り消す!
上海は北京に比べ,少しあかぬけている感じがする。が,1本裏道にはいるととたんにスラム化する。ここが臭いんだ,また。何度も空ゲロ吐いた。スラム化は北京でも同じだが,臭いはこっちのほうがきつい。
突然の停電。なんなんだ。エレベーターは動いているようだ。この部屋だけなのか?しばらくして電気ついた。何だったんだ,今のは。まあいいや。やっぱり星1つにしておこう。
セーフティーボックスの使い方がわからず,フロントにきいてもルームサービスじゃないとわからない,という。めんどくさいからいいや。
ビールとチートス。五星ビール。炭酸きつきつ。
7/15
のち
朝7:00に目が覚めてしまった。帰りの切符を昨日予約したところ,9:00に来いというので,それまでボケーッと時間をつぶす。9:00にフロントへ行ったところ,龍門賓館(注:外国人用の切符売り場があるところ)へ行け,とのこと。昨日フロントで予約できるゆうたやん。失意の中上海駅へ。人民広場前の通り,臭すぎるぞ。本日も空ゲロ数回。龍門賓館では人がメチャ並んでいたが我慢して後ろへ並ぶ。やっと順番が回ってきて,予約したいというとまた明日来いという。おいおい,何なんだ!
地下鉄で再度ホテルに戻る。やはり空ゲロ。ホテルに帰って飲んだ水,冷たくうまい。しかたないので外灘見つつCITSで切符とる。「代用票」と書いてあるのがとても気がかり。まあいいや。
歩いて豫園 YU YOENへ。突然雨が降ってきた。ここで2人別行動をとることにする。ズルさんは庭園へ,俺はshopping。筆買った。3本37元。1本の値段かと思った。安すぎる,不安だ。
昼食は松屋。何と上海上陸を果たしていたとは...何かわからん定食とビール。PI JIU(注:中国語でビールのこと)「福」の字が逆さまになっていた(注:福を逆さまにしたときの読みが中国語で「来る」になるらしく,縁起がいいというのをきいていたが,目にしたのははじめてであった)のを発見。お〜,福が来るといいっすね。
上海博物館に行こうと計画。途中CD屋によるが全くわからず。七重天賓館が見えたので,雨も降っていることだし,いったん戻るか相談する。「受け付けが4:00までだからホテル寄らずに直行しようぜ。」時計見る。4:10。2人で肩を落としてホテルに戻る。俺は大丈夫だったが,あとから風呂に入ったズルさん,お湯出ず。俺ばかり申し訳ないね。顔には出さないがさぞ無念なことでしょう。雨でずぶぬれだったもんね。あ,今くしゃみした。やっぱり。
夜の外出ははじめて。「大世界」なるゲームセンターへ。ここはかつては悪の巣窟であったらしく,入場する際ちょっとこわかった。だがはいってみると,子供の雑技団の演技,おもしろかった。ゲーセンは無料で遊び放題。遊んでいたら突然警報ベル。外に出された。メチャ怖。手帳忘れてしまったのでまた戻る。見つけてほっとした。
夕食はホテルの向かい。日式鉄板炒麺(和風焼きそば)。この味,日式とはいえないぞ!でもうまいから許す。もうPI JIUの発音は完璧。この外出ではじめてA級図書の「旅の会話集」(注:この本はかなり使えたので,絶えず持ち歩き,すぐ取り出せるようにしていた)部屋に忘れた。不安あること山のごとしであったが,無事に帰れて祝いの乾杯!
7/16
夜,2度ほど目がさめた。ベッドのスプリングのおかげで,朝起きると体中が痛い。昨日ふんぱつして日航龍柏ホテルとれたので,本日はゆっくり。チェックアウトもスムーズ。やっぱり英語が通じるホテルはいい。(注:といっても我々は英語は得意ではない)
今日の朝は近くのマックで朝食。レタス生で不安。考え過ぎか?昨日目をつけていた楽器屋へ行く。胡弓を買う予定。昨晩本読んでいたら,ニシキ蛇の皮が張ってあるとワシントン条約にひっかかるとのこと。こわごわ胡弓見る。お〜,蛇やん!危ないやん!見るととなりにベニヤみたいなのが張ってあるやつ発見。何!?650元?よく見ると63元だった。買う。おっちゃんが試し弾き。超感動した。うまい。ますますうれしくなった。品物が来ると,包装がビニールであった。別の奴がケースにようなものをもっていたので,ケースが欲しい,というと通りの向かいに行け,といわれた。(注:ケースという中国語がわからなかったので,「鞄」といったらこうなった。鞄屋さんは,確かに通りの向かいにありました)違うんだよ!と心でつぶやきつつ,身振り手振りでようやく通じた。42元。買ってから少しは値切ればよかったかな,とも思ったが,まあいいだろう。
歩いて上海博物館へ。とても暑い。かなり暑い。暑い!!やっと着いて入場するとクーラー効きすぎ。寒いぐらい。受け付けでカバンを預かってくれた。いいね。すばらしいよ,中国。
中は日本企業の協力もあるようで,展示がとてもすばらしい。トイレもきれいで,温風乾燥器が動いているのを中国ではじめてみた。みやげ物屋で朱肉買う。80元。いい。とてもいい。許す。とても許す。許させてください。
宋代〜清代の磁器はとてもすばらしい。南宋の貫入入り白磁,明の青白釉。とてもいい。清代は,何か芸術的すぎてあまり好きになれない。景徳鎮とか,乾隆帝とか,ネームバリューにこだわってちゃいかんね,やっぱ。俺は「機能美」が好きなんだということを実感した。明代の焼き物には必ずと言っていいほど胴継ぎが用いられているというが,それを見忘れたのが残念。日本語解説のテープを借りようと思ったが,これも借り忘れ。
上海の原宿,といわれているとことにいったが,日本の原宿とは大違い。テレビ(映画?)の撮影をやっていた。横切ろうとしておこられた。ホテルに向かう途中,タクシーの運ちゃんが道を間違えた。アホ。
ホテル期待ほどではなかったが,ホテル内にコンビニがあったのには感動した。
7/17
くそ暑い
腹痛による目覚め。夜中にも目が覚めた。撮影中に横切ろうとしておこられたのを思いだし,むかつく。ざけんな。
朝早くから動物園に行く予定であったが,ズルさんが睡魔に勝てず。予定を若干変更。チェックアウト11:30。腹具合が微妙だったので,むしろ俺にとっても好都合。このホテル,衛星放送までやっておりなかなかよい。
歩いて上海動物園。暑い,遠い,だるい,眠い。入場料いくらかわからずちょいもめ。園内のコインロッカーでおばちゃんが中国語で何かまくしたてており,中国語わからんといってもかまわずしゃべり続けていた。
は虫類館,鳥,魚,いずれもサムい。せめて日本のペットショップぐらいは充実させようよ。パンダが水を張っていないプールに隠れてでてこないため,背中しか見えない。
売店でジュース買う。2元札のつもりで2角札出すがやさしくさとされる。ひとの温かさにふれた気がして,いい気分。おばちゃん,ごめんね。コインロッカーに戻ると,さっきのおばちゃんがまたしゃべりだした。「私タチハ日本ノ学生デス」通じる。おばちゃん拍手してくれた。「大学生デス」も通じ,3人で拍手。その後もしばらく片言の会話。結構盛り上がり,3人で大いに笑う。写真とってもらえばよかったな。
タクシーで地下鉄の駅へ。車内にタクシーメーターがなく,後ろの席でビビリまくりだったが,なんと下のほうについていた。(注:メーターのないタクシーはボる,という噂を聞いていたため)地下鉄で人民広場へ。ここは相変わらず臭い。何とかしてくれ。
めざすレストラン見つからず,別の店に。食券システムのためひともんちゃく。結局うまく伝わったが,ズルさんの頼んだ麺,なかなかこない上にきたと思ったら雑草が山のようにはいっていた。38元。
CD買い,上海駅へ。デパートでジュース,ラーメン,水を買う。上海駅には軟座用の待合い室があり,ソファーがとても柔らかく,快適。向かいに座った外国人が同じコンパートメントだったら英語が通じそうでよかったのだが,一緒だったのは1〜2歳の娘とその両親であった。旦那のほうは胡弓を見て,大事にしなよ,と英語でいってくれた。旦那のほうはとても学がありそうでひとあたりのいい人のようだ。ヨメのほうだが,意味は分からないもののしゃべり方がなんか下品っぽく,性格がきつそうな顔をしている。頭も悪そう。(注:同じコンパートメントの奥さん,すいません。まさか向かいに座っている私がこんなことを考えていたとは夢にも思わないでしょう)
7/18
のち
車中冷房いい感じ
娘の夜泣き激しすぎ。あまり眠れず。しかしこの娘,よく泣く。いい加減ムカついた。ヨメときたら,子供が泣いても俺が目を覚ましても全く気にせず,しかも暇さえあれば娘をしかっているようだ。最悪。できることならもうしゃべらないでくれ。こんな奴はヨメにもらいたくないもんだ,とつくづく思う。
また下段。いたたまれなさは上海行きの時と変わりないが,気まずさに関しては子供がいるぶんだけライト級かもしれない。今気がついたが,旦那キャイーンの天野に似ている。ヨメ寝ぐせとれ。娘ミルクをもらっておとなしくなった。現金なヤツだ。
今日のホテル,まだ決まっていない。まあ何とかなるだろう。なるべくなら英語が通じるところがいい。いつも使っているペン,突然死。今までよく働いてくれた。しかしこのペン,太くて書きにくい。ウォークマン,電池切れ。予備あるが。こういうunluckyが重なるところを見ると,北京がもう近いのであろう,刻一刻と。北京という街の魔力。
宿決まる。(注:ここからはペンを買いなおした)哈徳門館店。フロントのひとり英語通じた。P.M.3:00。本日の夕食羊のシャブシャブに決定した。開店までしばらく時間つぶす。ズルさんとはさみ将棋。バクレツに負けた。
地下鉄で崇文門-前門へ。おなじみの天安門広場。相変わらず広いね,天安門。このスペース,無駄じゃないの?と思ったのは,これで何度目だろうか?
予定していた東来順飯荘へ。かなりスムーズにことが進む。こちらの意志,ばっちり伝わっているようでうれしい。羊のシャブシャブ,はじめてだが結構うまい。鳥肉もorderしたがこれもうまい。ビールひとり2杯含め,2人で188元。結構酔っていい気持ち。
地下鉄使って戻る。ゴマ油のタレ,とてもうまかったことを思い出す。後半ちょっと飽きたが。それより何よりお茶をつぐひとの手腕,おみごと(注:ハーブティーみたいなお茶を1メートルぐらいのつぎ口のついたきゅうすからいれてくれる)!メチャ長いつぎ口からの飛距離計算には熟練の技を感じる。11億の人口はだてじゃないね。
明日は買い物日。あまり歩かなくてすむことを祈る。体力底値。
7/19
?
?
昨夜,相原の携帯に国際電話。途中バッテリー切れた。これは相原のギャグか?さえてるの。
昨日は全然ねむれず。腹痛もあったため,寝たのはおそらくA.M.3:00すぎだろう。今A.M.9:10だがまだ意識がもうろうとしている。
歩いて,北京の銀座と呼ばれている王府井大街へ。デパート数件あるがどれも特に目立つものはなかった。書道具店発見!中にはいると,大したことはなかった。何かないかとぶらついていたら,大きな本屋発見。日本語検定というのがあるらしく,その参考書をぱらぱらめくってみるとびっくり。現代っ子に解かせたいぐらい難しい。チョベリバ,なんていってるヤツにはぜひ受験してもらい,日本語というものを再認識させてやりたい。となりにいた北京第2外国語学校の学生が,りゅうちょうな日本語で話しかけてきた。この本はどうですか?言い回しは古くないですか?など。すばらしい。見習いたいものだ。そうこうしている間にズルさん見失い,あせる。4階建てということに気づき,階段のほうへいってみると発見してほっと一安心。
タクシーで燕莎商場(注:北京のデパート)へ。お茶やタバコなどのおみやげを買ったのち,Plaulaner Brauhaus pi酒坊(注:ピーの字がでません。口へんに卑という字ですが,o卑酒とはもちろんビールのこと)なるレストランへ。さすがルフトハンザ系列。ウムラウトはいってるやん。(注:燕莎商場というデパートがドイツのルフトハンザ系列。Brauhausのaの上にくっついている点2つをウムラウトといい,ドイツ語で使われますね)
昼食にWurstのセットとBier(注:ドイツ語でソーセージとビール)注文。メニューは中・英・独でかかれており,感動。北京ということを忘れた。自家製のビールはとてもおいしく,ソーセージも絶品!ビールは自家製をアピールするかのように少し濁っており,口当たりもよく言うことなし。飲みやすいためひとりでもう1杯。これでガツンときてしまい,ふらふらになってホテルに帰ったが,その間のことはズルさんが全部やってくれた。ホテルで入浴&昼寝。その間ズルさんはひとりでお買物。ズルさんが帰ってきて大笑い。おもしろいもの見つけた,というので見るとスポーツバッグに大きく「odidas」の文字。彼にいわせると,これはパクリでも何でもなく,「たまたまadidasに似ている名前の」メーカーであるんだそうだ。相変わらずズルさん,いいセンスだ。
思い出した。今日乗ったタクシーの「清勿吸烟(禁煙)」の下に「Please don't smaking」と書いてあるのはsmokingのまちがいだ。早急に訂正すべし。
最後の外出。明日帰れる。
7/20
帰国の朝。何ともすがすがしい。昨晩,お礼にと思い王さんに電話したが出ない。日本へ帰ってからでもよかろう。
重くてじゃまなので,あまったビスケットと水とファンタを部屋におきっぱなしにしてチェックアウト。相変わらずやる気のない応対であったが,それも今日までとなれば我慢可能。まだ出国には早いし,おみやげを全部買っていないので,昨日の燕莎へ。お茶と酒買う。昼食をとりたかったが,そのまま空港へ。高速通って結構走った。タクシーの料金メーター通り。結局1回も大ボラれなし。
北京空港はとても貧弱で,汚い。システムも今1つわからない。使用税払ってさっさと中にはいってしまった。上の階には食堂もあったのに。A.M.11:30。
飛行機P.M.2:10と思っていたが,実は2:50。この40分,短いようで長くかなりの苦しみ。
中にはいると日本人が話しかけてきた。仕事できていたとのことだ。年齢のギャップがあり,話がとてもつまらない。我慢してきいていた。よくよく見ると,JALのカウンターがない。おいおい,大丈夫か?そもそも,飛行機の案内板が昨日の物のまんまじゃん。テレビ画面での案内にもJAL782便の表示はどこにもない。まさか飛行場違うんじゃ,と最後まで不安。
そのうち掲示のないまま搭乗手続きスタート。税関は長蛇の列だが,係員は全く急ぐ気配ないどころか,やる気を全く見せない。使いきれず50元ほどあまったが,そのまま待合い室へ。何もない。椅子しかない。
搭乗。まさか落ちないよな。予定よりかなり遅れて離陸。その後も揺れ,つづく。機内食になんと雑草が!!ざけんな。でもMr.Beanやってるから許す。(注:Mr.Beanとはイギリスのお笑いコントの主人公。ときどきNHKでやっている)
無事着陸。税関でおっちゃんと楽しいトーク。愛想振りまくこの姿,やはり日本にいるんだなと実感。ロイヤルホストでこの旅最後の食事。おい!サラダに雑草はいってるやん!!!!!!
後日談
7/18より逗留した「哈徳門館店」であるが,帰国後約2か月後,何気なくニュースを見ていたら,日本からの旅行者である近畿大学の学生が,このホテルの自室で金銭目的の強盗に殺害されたそうだ.....................
いかがだったでしょうか?この日記は本当に現地でつけたものを忠実に再現しています。中国に対してかなり批判的ではありましたが,やっぱり三国志の国,ということで思いいれはあります。今度はぜひパックで行きたいものです。最後まで読んでくださって,どうもありがとう。感想などありましたらぜひメールを。
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