2005年3月某日
クマールパパ バラエティランチ 950円【小伝馬町】 お店の地図
び交う花粉がいたずらして、あちこちでハーックションコノヤロー!という声が聞こえる今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。

今回のプハぁ!な店は「インド人もビックリ!」な極旨カレーで皆を虜にし続けているクマールパパです。
「インド人もびっくり!」というフレーズに反応したそこのアナタ!歳がばれますので今すぐリアクションを止めた方が・・(注:ケンカを売っている訳では ありません)

このお店はランチ時にはかなり混雑するのでフライング気味のベルサで会社を脱出。道の途中にある吉牛を通り過ぎる頃には既に口の中はつゆダクで自然に歩く速さが増していく。
新幹線こだまよりちょっと遅いくらいのスピードになったところで(嘘)店に到着。
店の入り口にある黒板に本日のカレー「キャベツとチキン」と書いてある。カレーにキャベツぅ?と 疑問顔のままドアを開けたにも関わらず優しい笑顔でインド人(推定)の店員さんが「イラサイマセ〜」と挨拶し、わたくし達を2階へと誘導する。

1Fはカウンターのみで複数の人数で行くと自動的に2Fか3Fに案内されるしくみになっている。
店内は木目調の落ち着いた雰囲気で何より特徴的なのは鼻を突くなんともいえないスパイシーな香りである。この香りの中で呼吸していると深ぁ〜い深ぁ〜い安らぎの中に沈んでいくような錯覚 に襲われる。今脳波を計測したら記録破りのα波が出ているに違いない。なんて拉致もない事を0.5秒の刹那で考える。(←なんかノイローゼチックだ・・)

ランチは何種類かのコースがあるが本日はバラエティランチ(カレー2種類、ライス、ナン、チキンティッカ、パパダ、サラダとこれだけ付いてたったの950円とは超お得っ!) を注文。カレーは本日のカレーとキーマカレーを選択。10秒も待たずにまずはサウザンアイランドのかかったサラダが登場。文句の付けようの無いくらい普通のサラダである。よってコメント無し。 更に5分程待ってから出てきたのがこのバラエティセット↓↓↓
写真向かって左上にある丸い物体はパパダというインドのせんべいでパリパリとお菓子感覚で食べられる。これが結構病み付きになる食感でひとくち食べれば You Can't Stop!
食感が楽しいインド風せんべいは?パパダ!
香ばしくておいしいインド風せんべいは?パパダ!
高価なバッグや靴を買ってくれるおじさまは?パパだ! ん!?
なんて具合に興奮する事うけあいです。(←んなわけないだろ・・)

パパダの興奮も覚めやらぬ間に[カレーにキャベツぅ?」とネタをやる前にダメ出しくらった芸人のような扱いをされた本日のカレーを半ば期待せず 口に運ぶ・・・・・・!!!・・・うっ旨い!
よく果物やチャツネを入れて味に奥行きを持たせるが、それらとはまた一味違った爽やかな甘みがキャベツから出ていて、それが鶏肉の出汁と相俟って 得も言われぬ旨さを醸し出している。

次にナンをちぎって再び本日のカレーにくぐらせひとくち。やはり旨い。ナンが焼き立てでないのは多少気になるがそれでも固さも味も合格点 である。キーマカレーはごはんにかけて食べてみる。本日のカレーとはまた一風変わったスパイシーな香りが鼻を抜ける。これも文句なしに旨い。 パパダを軸に本日のカレーそしてキーマと超高速の三角食べが展開される。そんなこんなでトランス状態に入ったように食べ続けあっという間に お皿の上にはチキンティッカひとつを残して空っぽである。

そう、何を隠そうこのチキンティッカこそがわたくしの大大大好物なのです。このチキンティッカを言葉で表現するとすれば骨なしタンドリーチキン といえるだろう。チキンの周りに塗られたスパイシーな味噌のようなものが食欲をさらにかきたてる。前回に引き続きまたしてもマイご飯を持参しなかった 事を悔やむ・・ とにかくこの旨さは食べてみないとわからないので是非食べて頂きたい。

ちなみにこのお店はランチ時は非常に混雑するが夜に行くと、あり得ないくらい人気の無いバンドのライブのように、すいている。下手するとお客の数より も店員さんの数の方が多いだろう。ものすごく大好きな店だけに潰れはしないかと非常に心配なノドゴシであった。

本日の印度 99%
本日の満足度 98%
中毒レベル 3食/1週間


文責:ミスターノドゴシ