スプレーモルト ポップコーン ホップ味〜

「なんか聞いたことのないポップコーンですが なんですか〜?」

「いうなれば ちょい前にはやったキャラメルポップコーンの変形版ですな。
砂糖の変わりにスプレーモルトを使い、味付けにはおりを使ってホップの苦味を加えています。
これがまたすんばらしい〜。市販のポップコーンに飽きた人にはとりわけお勧めだな〜。」

「ほう なるほど」
「しかもこの作り方は、市販のポップコーンを味付けする方法としても応用できるので、
知っておくと重宝ですよ〜。」
              

 

 

作成に必要なもの・準備するもの

 

1.ポップコーン本体(一回分一人前として)
ポップコーンの素(いわば乾燥したコーン粒)30g
サラダ油大さじ2杯・風味付けのバターやマーガリン少々・塩少々

2.味付け部分(一回分一人前として)
スプレーモルト30g
コーヒーフレッシュ(もしくは練乳や牛乳)10g
バター(もしくはマーガリン)10g
おり(小さじ3杯)

フライパン大小 はかり 等

 



1.材料と道具をそろえます。


材料で選べるものは、まずは冷蔵庫にあるものを優先的に使いましょう。
解説ではポップコーン自体も作りますが、出来合いのポップコーンを使ってもできますよ。(この場合はやや味が濃くなりますが)

やり方がわかるといろいろな味付けに応用できます。
はちみつなどを加えるのが今風かな〜。

注:おりとは、ビール作りでの副産物で主成分はビール酵母とホップエキスです。

 

 
2.ポップコーン本体を作ります

今回のポップコーンは後で味を絡めますので、まずは本体を作りましょう。
(市販のポップコーンを使う場合はこの工程は不要です。)

まずは26cm前後のフライパンの中央にコーン豆を敷きます。
(少しゆすって全体が平らになるようにします)
続いてサラダ油大さじ2杯分上からたらします。
塩を一つまみ全体に振り掛けます。
お好みでバターもしくはマーガリンを少量(小さじ1杯程度)置きます。

   

フタをします。中火にしてしばらくするとポンポンと膨らんできます。
このタイミングで弱火にし、小刻みにフライパンをゆすりながら火を通します。
膨らむ音がピークを過ぎますと次第に緩やかになってきます。
10秒程度膨らむことがなかったら火を止めます。
  

 

  

 

 
フライパンの大きさは作成するポップコーンの豆の量に応じて選んで下さい。
こまめにゆすってやると、ほぼほとんどの豆を膨らませることができますよ。



●ノンオイル方式のポップコーンマシン
ライパンでサラダ油を使ってのポップコーン作りを解説しましたが、ご自宅にポップコーンマシンがあればそれを活用下さい。
ここで紹介するのは脂肪が気になる方やダイエット中の方に強い味方のポップコーンマシンです。
なんと熱風のみでポップコーンがポンポン膨らみます。
油を使わないのになぜ〜 という感じですが、思えば「コーン油」があるわけですから
豆自体に含まれる油成分のみで膨らむことができるのですね。すご〜い。
このマシンは塩等も入れることはできませんので、出来合いは全くの味なしです。

   

  


3.味付けソースをつくります

レンジで加熱しても大丈夫な、小ぶりな容器にバター(もしくはマーガリン)を10g入れ電子レンジで溶かしバターを作ります。
溶かしバターにコーヒーフレッシュ2つ(もしくは練乳か牛乳10g)を投入し、おりを小さじ3杯分入れます。
全体をよくかき混ぜます。 

   
   
スプレーモルトを30g加えます。
(吸水性が高いのですぐにスプーン等にくっつきますのでささっと入れて下さい。) 
全体を混ぜます。徐々に溶けていきます。
だまがほぼなくなったらソースの完成です。


 


4.ソースを絡めます

大きめのフライパン(30cm程度)にソースを流します。  

まずは中火で加熱し泡が出てきたら弱火にします。
2分程度全体をかき回します。(水分を飛ばす感じで)

  

ころあいの時期にポップコーン本体をどさっと投入します。
全体にソースが絡むように軽くかき混ぜます。
これで完成〜。

    

 


通常は色で判断しますが、スプレーモルトの場合は色がついていますのでなかなか難しいです。
あまり長時間すると飴になり固まってしまうのでご注意を。
弱火で2分程度を目安にするといいですね



5.皿に盛っていただきましょう

市販のポップコーンを使えばアウトドアでも即オリジナルレシピでおやつが作れます。お試しあれ〜。


 

 
今まで食べたことのないホップが利いたポップコーンです。
思わず一気に食べてしまいますので肥満には十分ご注意下さい



『戻る』