瓶詰め台を作ろう
              使うときだけ台になる、傾斜付の専用発酵容器&ポリタン対応 瓶詰め台

はたして瓶詰めは必要だろうか?

ビア樽やサーバーがあればそこで熟成させて、ちびちび飲んでいく−−−という方法も考えられる。−−しかもその方が旨いはずだ。
が、一日小瓶一本(334cc)が適量という方に、サーバーで飲みましょうというのは非常に言いづらい。
という訳で今回は講習で大活躍の組立式瓶詰め台を紹介します。
使わないときは単なる2枚の板なので収納も楽々。
傾斜付なので上澄み液を最大限瓶詰めします。ゴムの滑り止め付です。
しかもこのクロス方式は、いろいろなものに応用がきくので一度試してみましょう。
たとえば、1枚に複数のクロスを作ってやれば本箱やラックが簡単に作れます。
またクロス部分は正面からですと相当の重量に耐えられるのでスピーカーの置き台なんかもできますね。

 

作成に必要なもの・準備するもの

 

30cm×80cmのベニヤ板が1枚。厚みは12mmがいいでしょう。
ゴム 12mm(板厚分)×30cmが2枚。厚みは1mm。板につけるための同じ長さの両面テープ。
ニス 防水の為です。色は好みで。 他は紙やすりくらいかな。

 

 

1.まず材料をそろえます

 

今回の部材は3つだけなので楽ですね。重要なのはベニヤ板です。30cm×73.5cmが一つ分です。
ベニヤ板にカットラインを引いて切ります。
組み合わせ部分の幅は板厚と同じです。

 

2.板取りをしてからカットします

クロスする部分は、両側をのこで切っていき、奥の部分はドリルと3mm程度の刃を使って切り落とします。
幅は板厚と同じにして、切り取ったあとにサンダーをかけて滑らかにします

 

 

3.ニスを塗って、上部にゴムを貼り付けます

 

ニスを塗る前に、滑らかに組み立てられるかチェックしましょう。すべりが悪いときは、各々の口の部分を紙やすりで滑らかにします。

 ニスをつけなくてもいいですが、比較的水分があたりそうな部材なので塗った方が無難でしょうね。  
 ゴムはあらかじめ 12mm×30cm 1枚と 12mm×14.4mm 2枚 に切っておき、裏に両面テープを貼っておきます。

 

 

4.完成

 

講習だけでなく、実は筆者も個人的に使っているというなかなかの優れものです。
傾斜角度は約5度。でも数値より見た目はそこそこありますね。

 


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