サラダ感覚な生春巻き

「おお 生春巻きとは ついに十八番の出番ですね。」
「生春巻きはイベントで幾度となくつくってきたけれど、マネをした方のほとんどが失敗しているんだね。
これはライスペーパーの選択ミスやソースの選択間違いが大きいな。
今回はそのコツを披露しますわね。」
「わあい。これで次のイベントは私が主役になれるわね〜。うれぴ〜。」
「さらに今回は生春巻きの概念をちょっと変えるわね。
もともとは、豚肉やえびなども入っててそれだけでも完結する食べ物なんだけれど、
今回はサラダという位置付けでアプローチしています。つまりは野菜を切るだけでできるんだな。
鳥まるごとダッチオーブンなんかの付け合せにもグーだよ」
              

 

 

作成に必要なもの・準備するもの


材料は人数に合わせて考慮してね。


野菜各種:レタス・グリーンレタス・キャベツ・ベビーリーフ・青シソの葉・だいこん・キュウリ・おくら・かいわれダイコン・ヤンググリーンアスパラ・プチトマトなど

その他:もめん豆腐・黒豆豆腐・かにかま

果実:なし

ライスペーパー
スイートチリソース
自家製ドレッシング ミソ・おり・オイスターソース・ごま油 
市販ドレッシング 
  ボール・もり皿・小皿など

 



1.材料と道具をそろえます。


通常の料理の本に書かれていない材料としては、プチトマト・もめん豆腐・黒豆豆腐、果実のなしかな。

えびや豚肉を使ってもいいのだけれど、事前に下ごしらえが必要だ。
えびは背腸を抜いてゆで、チリソースでちょっと下味をつける必要があるね。
豚肉もタレ付けして焼くか、塩コショウで焼いて小さく切るなどの準備がいるので、今回の「サラダ感覚な生春巻き」では割愛しています。

ヤンググリーンアスパラやおくらが固い場合はチンするか下茹でして下さい。

 

 
2.ライスペーパーの見分け方

ライスペーパーは生春巻き用と揚げ春巻き用の2種類あり、間違うことが多いのが揚げ春巻き用だ。
揚げ春巻き用は見た目がちょっと黄色っぽい。
厚みもあり、塩分も多く、これを生春巻き用に使うと堅く、塩辛いので口に入れた瞬間に楽しい食事のひと時は
悲しみに変わってしまうのでご注意を。
なお揚げ春巻き用は直径が25cm程度のものがよく出回っています。

  

 



薄型ライスペーパー。色は白く、乾燥状態でもよくしなる。
大きさも何種類かあるが、15cm程度の小型のものが手のひらに乗せ易くてよろしい。
大手スーパーや輸入食材店やハンズには置いています。


3.スイートチリソースをゲット

ドレッシングは3種類は用意したい。
そのうちの一つはスイートチリソースがお勧めだ。
見た目が似たようなものは数多くあるが、生春巻きにはこのタイ産のものがベスト。
他のチリソースを使うとピザソースのような感じになるぞ。(まあ好みだが)



甘くてすっぱくて辛い、タイ産のスイートチリソース。
ラベル正面のニワトリが目印。
容量は300ccで原材料は糖、唐辛子、塩、ニンニクとあります。
大手スーパーや輸入食材店やハンズには置いています。



4.おりドレッシングを作ります

ドレッシングは3種類位あるほうが変化があっていいですね。
おりを使って自家製ドレッシングを作成しましょう。
味噌とおりは非常に相性がいいので是非お試しあれ。
もう一つは市販のお好みのドレッシングを用意します。(ごまドレッシングあたりがいいかな)  

 



合わせ味噌 大さじ1 おり 小さじ1 オイスターソース 小さじ1 こま油 小さじ1/2 を小皿に入れてかき回します。
最後に水を 大さじ1 入れて柔らかく仕上げます。

注:おりとはビール仕込み時にタンクの底にたまる副産物です。


 

5.材料を切ります

ライスペーパーに乗せ易い形に切りましょう。


   

 



豆腐はさいの目状に、青しその葉やキュウリ・ダイコン・キャベツは千切りに、プチトマトはスライス。かにかまは1本を3−4本に裂きます。



6.ライスペーパーを水につけます。

  
 

 



包む寸前にさっとくぐらせてまだ堅いままの状態で手のひらに乗せます。
浸け置きしなくても具材をのせている間に柔らかくなりますのでご安心を。

 
7.具材をのせ、ドレッシングをかけ、くるくる巻いて完成!


  

 

 

 



量はお好みですが、あまりたくさんのせると巻けなくなりますよ。

 

 

8.盛り付けについて


  

 

 



量大皿に盛り付けたり、小皿に分けたり、その両方で盛り付けたり人数に応じてなんでもありです。



9.生春巻きに合う一品

今回はサラダとしての位置付けですのでメインはダッチオーブンでの鳥丸焼きが非常に感激ものです。
(アウトドアの時は一度お試しあれ〜)

 
 

火加減が難しいので、それなりの体験が必要かな

 

 

『戻る』