とはいっても理屈から考えるとできないはず。 甘酒は米のでんぷんを米糀の力をかりてブドウ糖などの糖類に分解するもので、糖をアルコールにするアルコール発酵とは違い、ビール酵母及びその酵素が活躍する局面ではないと考えられるからです。 しかしながら、実験してみるのも楽しいので、そのレポートをお知らせします。
作成に必要なもの・準備するもの
1.もち米をよく洗って、やわらかめのおかゆをたきます。
2.炊き上がったらおりを混ぜます。
3.温度60℃で24時間保温しました。
4.出来上がり 左のものは、市販の甘酒です。右が今回作成したもの。 味はほのかに甘く辛党ならまあまあうまいと思うかもしれません。 が、本物をなめてみると違いは歴然で、無添加の本物は本当に甘いです。 ビール酵母で造ったものは、ちょっぴり甘く、かつ苦いですね。 おかゆとして食べるには甘く、甘酒として飲むには物足りない一品でした。 今回は大失敗。(理屈からは成功かも)
|