読感03年04月

03/04/07読了『森博嗣の浮遊研究室』
 名刺交換会の整理券までもらってきてしまいました…。相当入れ込んでいますね。それとも、
年をとってミーハーに変質したのでしょうか。
 また、気に入ったフレーズを引用です(著作権違反か?)。
 「もしかして、犬は散歩に出かけることを自分の仕事だと認識しているのかもしれませんね。
こういった余計な思い込みで人生を全うすることは、犬に限ったことではないでしょう。幸せな
人生かも。周りには小さな迷惑ですけれど…」
 本当に小さな迷惑と思っているのか、ちょっと疑問です。マイルドで軽妙な語り口なので、辛
辣さが軽減されています。しかし、犬を別の単語に置き換えると、相当な皮肉になりますな。別
に、こういう点だけが好きだというわけでは、ありません。
03/04/16読了『はじめての債権総論』
 前書きにある理念を十分に感じることのできる内容でした。
03/04/29読了『国際連合』
 国際連合の概略を知るには良い本だと感じました。とくに、国連へのスタンスを考える上での
道標になるものと思います。
 あとがきに、「均衡のとれた国連観、つまり現実の状況に関しては醒めていて、しかも未来へ
の展望と構想を失わない見方をとることが、国際的役割の増大したわが国においてますます
焦眉の急になっている気がしてならない」とある点に、著者の気持ちが集約されているものと思
います。
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