
04年05月
【2004/05/02産経 朝 15】
1面@
「お手盛り退職金8割以上廃止へ」との見出しで、地方公務員の退職時特別昇給制度につい
て批判記事。産経新聞社の役員の退職金算定方式はどうなっているんでしょうか。功績部分
に対する任意の増額規定はないということか?新聞社はその財政について、消費者にも株主
にも牽制されずに運営できる特権があるようにふるまっているが、どれほどの給与と退職金と
福利厚生をうけているかもっと公開するべきと考える。
1面A
拡大EU誕生の記事。ポーランド・チェコ・スロバキア・ハンガリー・スロベニア・ストニア・ラトビ
ア・リトアニア・マルタ・キプロスの10ヶ国。
【2004/05/08産経 朝 15】
2面
中国が沖ノ鳥島は岩礁だと指摘してことについての解説記事有り。この記事中、「人間の居
住できない岩はEZZを有しない」とあり、これを普通に解釈すると、中国の指摘どおり沖ノ鳥島
はEZZを有しないとという主張は妥当と思える。中国や韓国は国境紛争となっている島には人
を駐留させているが、こうした徹底した対応を取らないと、領有権を主張するのは難しいと考え
る。
記事では中国が、岩礁を島として領有権を主張していることを矛盾としているが、すくなくとも
軍隊を駐留させている点で、日本とは状況が異なるように思う。
また、記事では「時間稼ぎ」でそのうちこの主張をしなくなるとの見方をとっているが、日本が
これを機に、人を駐在させないとEZZ無効を主張を継続してくるものと考える。
なお、沖ノ鳥島の広さについて記載が「直径わずか数メートル」とあり、実数を示していないの
は意図的か?「干潮時は長さ4.8km、幅1.7km(『地理用語集』山川出版、1996/2/15、p.
38)」になるようだが、満潮時の大きさはもしかしたら国家機密か?。
記事とは関係ないが、日本の最東端を調べていて以下の記述に遭遇したので記載しておく。
・「東は択捉島東端の東経149度付近から」(『統計で見る日本2004』日本統計協会、2003
/10、p.2)
・「日本の東端(東経153°59′)南鳥島」(『新詳高等地図』帝国書院、1998/10/5、p.91@
日本の位置)
【2004/05/09産経 朝 12】
24面
板橋区の「小1プロブレム」解消の記事。問題児について、子供個別にフォローするために少
人数講師制を小1に導入する対応し成果を挙げているとのこと。ベネッセ総合研究所の矢野
主任研究員の家庭での社会性教育の重要性についての指摘は、当然のことであると思うけれ
ど、教育関係者でこれを公言できる人は少ないため、こうしたかたちでメディアに載ったのはよ
いことと思う。
【2004/05/11産経 朝 12】
31面
明治神宮が神社庁から独立の動きの記事。「神社界の足並みの乱れを心配する声も」とあ
るが、各神社が足並みをそろえる必要があるのか?仏教は宗派で教義が統一されていると見
ると、一体性が宗教上必要だということがわかるが、神道は全国で一つの宗教団体という内容
をもっているのか?誰が懸念しているかといったら、財政力のない弱小神社が豊かな財政力
をもつ明治神宮の脱退により金銭的に困ることを懸念しているのであろう(なお、この視点は
は記事中でもふれられていた)。
【2004/05/20産経 朝 12】
1面
UFJ信託銀行を住友信託銀行へ売却予定の記事あり。

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