ナンバープレートが盗まれた!
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  • 5月某日、愛車のナンバープレート(前方)が盗難に遭ってしまいました。以下は再交付までの手順を記述しております。

    盗難届け(警察)
    5月下旬の土曜の某日、ふと愛車をみると「ナ、ナ、ナンバーがない!」なんと丁寧に取り外されていた。
    「こりゃ、やられた」とすぐ警察に出向き盗難届けを出すことに。
    警察に到着すると受付に行くものの、土曜の夕方ということで職員は少なく、しかもひっきりなしに電話があって忙しそう。 結局、数分待たされ事情聴取開始。
    「ナンバーを盗まれました」
    「じゃあ、調書とるので」と場所、盗まれたと思う時刻、ナンバープレートの番号、こころあたりなどを述べ聴取完了。
    「ところで、再交付はどうしたらいいんですか」と尋ねると、
    「この番号を控えて○○の陸運に行って下さい」と言われる。
    この「受理番号」というのが重要で、警察に盗難・紛失届け を出した証明になり、これがないと再交付が受けられなくなります。警察の方は言いわすれることもあるのでしっかり聞いて おきましょう。また、ナンバー未装着で捕まったときの言い訳に使いますので、メモをちゃんととっておきましょう。
    ここで「ナンバー未装着」ですが、盗難という理由があっても未装着では違反になるそうなので注意して下さい。 こんなこと書いたら警察に怒られそうですが、捕まったとき受理番号を言って言い訳すれば見逃してくれることもあるそうです。 でも基本的には「運転を控えて、乗るなら仮ナンバーを取得」するべきだそうです。

    仮ナンバー取得(市役所等)
    そして数日後、陸運に行って再交付を受ける日となりました。ただ、安全策をとって「仮ナンバー」を取得してから 行くことにしました。仮ナンバーの取得は市役所などでできます。そこでまず市役所に出向きました。
    私の地元の市役所では、仮ナンバーの取得は「生活環境課」が担当しております。そこで、 車検証・免許証・自賠責保険証を提示し、申請書を1枚記入(認め印が必要)して、ほんの数分でもらえます。費用は750円。 そのとき 返却するときいっしょに返す証明書ももらいますので無くさないように。返却期間は当日を含め5日間です。つまり、この 間に陸運に行って再交付を受けて来いということです。ちなみに、借りたナンバーには「ネジ」はついていません。
    *持参するもの
    ・車検証・免許証・自賠責保険証
    ・印鑑
    ・申請費用750円
    *交付されるもの(要返却)
    ・仮ナンバープレート2枚
    ・証明書

    陸運で再交付
    市役所を出て陸運へ。陸運はそのナンバーを交付したところに行きます。だいたい近所の支局・登録事務所に行きます。 わからない方は買った車屋さんにでも聞いてみましょう。
    ところで、プレートはネジがなかったのでとりあえず、ダッシュボードの上において置きました。見栄えは良くありませんが 。
    30分ほどで埼玉陸運支局○○自動車検査登録事務所へ到着。中は比較的空いていたので、適当なところに 駐車。受付を探すものの、A棟B棟どちらかわからない。とりあえずB棟に入る。そこには再交付の窓口があった。
    「あのー、盗難でナンバーがなくなっちゃたんですが」
    「えーと、そんじゃ理由書もってきたかな」
    *再交付には、この「理由書」が必要です。内容は、紛失/盗難された日付・場所・紛失/盗難届けを出した日付・ 紛失/盗難届けを出した警察署名・紛失/盗難届けの受理番号・どの部分のナンバーが紛失/盗難されたか(ex前方)と、誓約文 「紛失・盗難されたナンバ−が発見され、手元に戻ってきた場合はお返しします」という旨の誓約文を記載し、 申請者本人の住所・氏名を記入し、認め印を押して出来上がりです。
    「はい。持ってきました」と理由書を見せる。
    「うーん、なくなったのはどの位置かな。それも記入して下さい」
    前方を盗まれたことが記入されてなかったで、ペンで記入しOKがでる。
    「じゃあ、理由書はこれでいいから、A棟で申請書もらってきて、 それを書いたら車検証といっしょに提出してください」
    で、A棟に行って申請書一式(3枚、うち1枚は税関係)をもらう。しかし、書類代30円とられる。意外にセコイと思ったが膨れ上がった 国債残高を考えれば、国民もそれ相応の負担もしなくてはと、自分に言い聞かせB棟に戻る。そこで記入するのであるが、 ぐちゃぐちゃ書いてある書類で「なんだこりゃ」といった感じ。でも良く見ると、本人の記入欄はあまりなく すぐ書き終わる。ぐちゃぐちゃしているのは役所のチャック欄がほとんど。利用者の都合より役所の事務優先と いった感じがした。
    「えー、書き終えました」と車検証と理由書を添えて、先ほどの窓口に提出。
    「これはまだお持ち下さい」と税関系の書類1枚は返される。
    5分かからないかのうちに名前が呼ばれる。
    「はい、出来上がりましたので、この書類と、まだ後ろに残っているナンバーを外して A棟に行って下さい」
    「またA棟か。窓口まとめとけ」と思うもののA棟向かう。
    取り付け作業はA棟の前で行うらしく、車を移動しA棟の前につける。
    A棟の窓口にいくと、
    「まず、残りのナンバー取って来て下さい。工具はそこにありますから」
    ドライバー、レンチが箱のなかに数本あり、とりあえずプラスドライバーを1本借りる。しかし、 ネジはプラスドライバーのほうが抜きやすいが、封印は破ったのこりをほじくり出すのにマイナス ドライバーが必要となる。また、貸し出されているドライバーには「必ず返却して下さい」と書かれている 木製の札がついているので使いづらい。結局自分の工具を使って外しました。
    そして再び窓口へ。
    「これお願いします」と先ほど返却された書類・車検証・残りのナンバーを提出する。書類は 次の窓口に回され、
    「再交付のナンバー代1480円です」と代金を支払い、税務署行きの書類を提出する。
    すると次の窓口で新ナンバーを交付される。
    「先ほどもらった小さい紙に、以前のナンバーと今もらったナンバーを記入して下さい」 と言われ、10センチ四方ぐらいの紙に記入し提出、新ナンバーとネジをもらう。
    「ナンバーをつけ終えたら、ボンネットを開けて待っていて下さい。係員が来て、封印をして新車検証 をお渡しします。新車検証をもらったら終了です」
    「有難うございました」と窓口の人に礼を言って車のところへ。
    前方のナンバーをつけ、後方をつける。後方ナンバーでは左側に封印受け用のキャップ状ものをつけるので 間違えないようにしましょう。そして、ボンネットを開けて待っていると、係員が来て封印をつけてくれて、 車検証をもらって終了しました。
    *持参するもの
    ・車
    ・車検証
    ・印鑑
    ・理由書(自分でワープロ打ってつくりましたが、申請書といっしょにもらえます)
    ・(残っていればその)ナンバープレート
    (注1)作者の場合、自動車税の申告についてはなにも聞かれませんでしたが、それは時期的なものだった か、もともと納税は済ましていたからだったのかわかりません。この点については良く分かりません が、滞納ではまずいと指摘する方もいますので、納税は済ましておいたほうが良さそうです。
    (注2)委任状を書けば代理人に手続きをやってもらえます。書き方は存じ上げないので陸運支局に お問い合わせ下さい。
    (注3)再交付される番号は以前のものと違う番号となります
    (注4)番号指定のナンバー、光るプレートは予約がいるそうです。これも詳しくは陸運支局に お問い合わせ下さい。

    各地の陸運リスト



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