ダブルヘッダー



今年最後の代表戦を見た。日本4−1エジプトで勝利。AFCアジア/アフリカ チャレンジカップ2007という名の親善試合で、交代枠は3人だけ。大久保は代表初ゴール。しかも2発。大阪・長居スタジアムは、大久保にとってホームグラウンド。

ゴールの内訳は、大久保嘉人(前半21分)、大久保嘉人(前半42分)、前田遼一(後半8分)、加地亮(後半23分)。今日は両サイドの動きがよく、加地のゴールはその結果。

エジプトは若手主体のチームだが、動きがいい。相手としては不足なし。実力差以上の点差となった。エジプトにFKから点を取られてしまった。これは壁を横に動く味方にボールを当てるトリッキーなプレイ。川口は逆を取られ、ボールにも触れず。セットプレイによる失点は、今後の課題。

相手もアピールしたくて攻めてくるので、日本の力が出せた。2軍チームなので、やりやすい相手だった。ファンとしては楽しいのだが、これで強化になるのだろうか。選手層を厚くするためのメンバー召集をしたそうだが、オシムの本音が聞きたい。

メンバーは、GK川口、DF加地、中澤、阿部、駒野。MF遠藤、中村憲、鈴木、山岸、FW前田、大久保。後半28分に山岸、遠藤、鈴木を下げて、橋本、藤本、今野を投入。交代理由は、サブメンバーの「努力、まじめさへの褒美」。5人交代できればよかったのに。

深夜には、北京五輪のアジア最終予選が放送された。録画して中抜きで見た。U-22カタール 2-1 U-22日本で、青山直晃(前半43分)のゴールのみ。

立ち上がりは日本のペースだったが、すぐに均衡。試合終了間際にカタールのペースとなる。最後は、ロスタイムにゴール前でハンドをとられ、PKで逆転負けした。青山の動きはよかったが、いくらアウェイでも、各下のチーム相手に勝ち点3が取れないようではねえ。

これまで五輪チームの試合は見る気がしなかったが、柏木が加わり、興味が増した。平山じゃ、見る気がしない。

U−20のワールドカップでお調子のり世代が活躍した。こういうときは五輪チームを解散し、そのまま持ち上がりでやればいいのに。上の世代で少し補強してやれば、いいチームになるはずだ。

少し前のオシムの会見で、五輪チームの価値は代表に何人送れるかにある、みたいな発言があったが、まったくそのとおり。五輪を重視するのは、サッカー途上国だけじゃないのかな。日本はもう卒業してほしい。代表に選ばれる水野とかが五輪チームにいるのはへんだと思う。