盗聴・盗撮の仕組み&防御法


盗聴の仕組み&防御法
盗撮の仕組み&防御法


 「盗聴や盗撮は知らないことが怖い!」と

我が社では考えています。

盗聴器や盗撮カメラの仕組みを理解して、盗聴や

盗撮に関する知識を持ってさえいればある程度は

プライバシーや機密の保持ができるのでは?

 盗聴や盗撮の仕組みをお話することで、少しでも

防犯の上で皆様のおやくにたてれば幸いです。



盗聴の仕組み、防御法


始めに盗聴の手法から説明しましょう。


盗聴には3つの手法があります。

 まず、第一に『直接式盗聴』と呼ばれる盗聴の手法で、分かり

易く例えると、小型のテープレコーダーの様な録音機を直接、

情報収集したい場所へ持ち込み盗聴する事です。

 また、その発展系として、「コンクリート・マイク」と呼ばれる

盗聴器を用いる方法もあります。

 コンクリート・マイクとは、医者の使う聴診器の様なモノで、

「ピックアップマイク」と呼ばれるマイク・の先端を、部屋の壁へ

押し当てることにより、室内の音声を聞くことができます。


 
コンクリートマイク ピックアップマイク
 コンクリート・マイク ピックアップマイク部分


但し、これらの方法は、いずれも盗聴を実行しようとする場所へ限り

なく接近する必要があり、情報の漏洩が発覚すれば、盗聴実行者が明

らかになってしまう危険が絶えずつきまといます。

 このことから、『直接式盗聴』という手法が、いかにダイレクトで

危険な盗聴手法であるかがお分かりになったでしょう。
 


次に、『有線式盗聴』と呼ばれる手法があります。

 これは、読んで字の通り、盗聴器から受信機まで線の繋がった盗聴機

器を使用します。

 この機械を例えるなら、カラオケシステムを想像すると分かり易いで

しょう。

 もし、カラオケマイクを盗聴したい部屋の中へ隠せて、スピーカーへ

繋がるコードを目立たないようにすれば、あいだのコードを延長した分

だけ遠隔で室内の会話を聞くことができます。

これが、『有線式盗聴』の仕組みですが、やはり『直接式盗聴』と同様

に致命的欠点があるのです。

 それは、『有線式盗聴』の特徴とも言うべき、盗聴器部分と受信機

が、線で結ばれているということです。

 確かに自分の建造物であれば、盗聴器から受信機へ繋がるコードを

壁の中へ埋め込むことも可能でしょう。

 しかし、“盗聴を実施したい”と考える人のほとんどは、部外者で

す。

 もし、中途半端に盗聴器から受信機へ繋がるコードを隠して、盗聴を

仕掛けた相手に見つかりでもしたら、そのコードを手繰られて一貫の

終わりです。

 このことからも分かるように、『有線式盗聴』は多少の知識があれば

容易に実施できるが、盗聴の事実が発覚したときのデメリットが、

あまりにも大きい‘幼稚な手法’といえるでしょう。
 


 最後にお話するのは、『無線式盗聴』と呼ばれる手法です。

 この手法も、先ほどの『有線式盗聴』と同様、読んで字のごとく、

盗聴器と受信機の間には、まったく線の存在しない盗聴の手法です。

 無線式盗聴は、我々人間の目に見えない電波を利用する‘無線式

盗聴器’を使用します。

 この盗聴の仕組みを分かり易く例えるなら、携帯電話を思い浮かべ

ると良いでしょう。

 あらかじめ、2台の携帯電話を用意して、双方の電話を通話状態に

セットし、片方の電話機を盗聴したい部屋へ隠せば、もう一台の電話

機で、その室内の様子を聞くことが可能なのです。

 『盗聴器のキャッチした情報を、電波で遠隔へ送信する』

これが無線式盗聴の原理です。

 最も、先ほど例えで使用した携帯電話は、見つかった電話機から

契約者の名義が割れてしまうので、実際の盗聴には向きませんが、購入

に何の登録の必要もない無線式盗聴器なら、盗聴器を設置した現行犯

でない限り、犯人を特定することが非常に難しく、99パーセント犯

人の特定が不可能なのです。

 この様な理由から現在では、『無線式盗聴』が主流となっています。
 


では次に、盗聴器の分類について説明しましょう。




 盗聴器は、大きく分類して二つの用途に分けられます。   

『電話盗聴器』と『室内盗聴器』と呼ばれるモノです。

電話盗聴器とは、電話の通話内容を盗むために用いられる盗聴器で

電話回線、つまり、電話線上にとりつけて使用されます。

電話用の盗聴器
無線式電話盗聴器
最新型は親指の爪の
大きさにも満たない

 もっと分かり易く説明しましょう。

 電話線は、屋内の電話機からNTTの交換機まで続いています。

 ですから、この間であればどこへ盗聴器を取り付けても、通話を

盗聴することが可能なのです。

 ただし、盗聴器の取付場所が電話機から離れれば離れるほど

他からの電話回線が混入するため、実際には「目的の家から出発した

電柱5本以内が有効射程距離」と言われています。


 電話の通話を聞く『電話盗聴器』に対して、室内の会話を聞く盗

聴機器が『室内盗聴器』と呼ばれる盗聴器です

電池式室内用盗聴器
代表的な無線式室内盗聴器
電池で駆動し48時間作動する

 室内盗聴器が電話盗聴器と大きく異なる点は、盗聴器の本体に会話

を収集するためのマイクが内蔵されていることです。

 電話盗聴器は受話器のマイクを利用するので、屋外へ設置すること

が可能ですが、室内盗聴器は、直接、内蔵マイクで音を拾わなければ


ならないため、設置は盗聴を実施する室内と限定されます。

(一部コンクリート・マイク等を除く)

 ですから、室内盗聴器には様々な偽装品が存在します。

 ボールペンや電卓など盗聴器本体以上の容積がある製品になら

どんな物の中にも組み込むことが可能なのです。




盗 聴 防 御 法


 これまでの説明で皆さんは盗聴の仕組みを知り、盗聴という世界

に少なからず恐怖や危機感を持たれたのではないでしょうか?

 では、盗聴を防御する方法を教えましょう。

まず、最も撃退が簡単なのは『コンクリート・マイク』です。

この盗聴器は、説明したように『ピックアップマイク』と呼ばれる

特殊マイクを壁に押し当てることにより、声で震った壁の振動を

読みとります。

 この仕組みを逆に利用するのです。

 例えば、会話をする場所より壁に近いところで音を流してやれば

壁は会話以外の振動を盗聴器へ伝えます。

 つまり、壁へラジオ等のスピーカーを密着させて「ザー」という

ノイズを流してやれば、コンクリート・マイクは、目的とする会話

の振動を掴めなくなってまったくの無力となってしまうのです。


 さて、ここからの防御法は限られた方にのみ有効となります。

 まず『電話盗聴』に対する防御法ですが、最も確実なのは、盗聴

されている電話機を一切使わない方法です。

 電話盗聴器は、室内盗聴器と違い受話器にスイッチが連動してい

るため、受話器をあげない限り盗聴される心配はありません。

 でも、これでは、さすがに不便です。

 そこで、盗聴される心配のある間は、携帯電話やPHSなどの

デジタル方式を採用する電話機を用意し、盗聴されている可能性の

ある電話に掛かってきた人へ掛け直すというのはいかがでしょう。

 最近では、以前ほどデジタル携帯電話の秘話に対する信用度は

ありませんが、複数の連絡方法を取ることである程度の情報流失は

防げるはずです。

 ただここで注意しておきたいのは、例え、電話番号を変更したり

別の電話回線を増設しても、まったく無意味だということです。

延長コードに仕込まれた
室内盗聴器
室内盗聴器のマイク部分
コンデンサーマイク

 次に、『室内盗聴器』の防御法ですが、偽装品の種類が限定でき

ないほど多いために、これが最も困難です。

 実際に、我々がこれまでの盗聴探査で確認しただけでも、その数

は100種類を軽く越えており、盗聴探知機を使用せずに目視だけ

で見つけだすことは、盗聴器ハンターでも不可能です。

 これに関しては、当社へ盗聴探査を依頼するか、大事な話をする際

は、人気のない屋外の公園でするしかないでしょう。


 これまで説明した防御法から分かるように、

盗聴探知機を使用せず盗聴を完全に防止する

ことは、不可能です。

 ただ、悲観して諦めないで下さい。

 皆さんは、ここで『盗聴』という行為が実際

にあることを知りました。

 盗聴の存在を知ることにより、これからの

生活の中で、いくらでも気を付ける事が可能

なのです。

 例えば、会話の中で『アレ』とか『ソレ』な

どと抽象的な表現を使ったり、核心の部分だけ

は別の連絡方法をとり分散して意志を伝えれば

よいのです。

 本当に怖いのは、盗聴の存在を知らない事

なのです。





盗撮の仕組み、防御法


盗撮の仕組み



 盗撮には盗聴と同様に3つの手法があります。

 まず第一に直接式盗撮です。
 これは、ホームビデオなどを、あらかじめ撮影したい人や物(被写体)が見通せる場所へ仕込んで置いて隠し撮りする方法です。
 しかし、市販されているホームビデオなどは誰が見ても撮影のために使用する機器で、簡単に見つかってしまいます。
 皆さんも、新聞紙上などでよく見かける盗撮事件にホームビデオを使用したケースが多いことを知っているのではないでしょうか。
 これは、盗撮事件の全てにホームビデオが使用されているのではなく、ホームビデオを使用した事件が発覚しているに過ぎないだけです。
 つまり、直接式盗撮は、我々発見のプロから見れば極めて原始的かつ幼稚な手法と言えるでしょう。


 第二は、有線式盗撮です。
 この盗撮を分かり易く例えるのなら、防犯カメラを想像すると分かり易いでしょう。
 盗撮は、映像を読みとるカメラ部分と、その映像を記録するための録画装置(ビデオデッキ)で構成されています。
 ホームビデオならカメラと録画装置は一体化されていますが、それでは用途が限られてしまいます。
 そこで、防犯カメラなどは遠隔で監視するためカメラと録画装置の間を線で繋いでいるのです。
 この方法を完璧に実現すれば、盗撮されている本人が気づかなければ誰にも見つかることのない『無敵の盗撮』と言えるでしょう。
 ハリウッド女優のシャローン・ストーンが主演した映画『ガラスの塔』と全く同じです。
 しかし、この盗撮を実行するには条件があります。
 盗撮を仕掛ける建造物を犯人が自由に出入りでき、壁などの工事が可能でなくてはならないのです。
 それに、万が一盗撮が発覚した場合には、有線式盗聴と同様に線を手繰られて自分が犯人である事を特定されてしまいます。
 つまり、有線式盗撮は、ばれにくい反面発覚した場合には間違いなく捕まってしまう‘危険な手法’と言えるでしょう。
有線式盗撮カメラ 写真左.有線式盗撮カメラ
     中央の黒い円形の部分に針の穴ほど
     のレンズが組み込まれている

 第三の方法は、無線式盗撮です。
 これは、カメラと録画装置の間を電波で繋ぐ事により目に見える線の存在しない盗撮です。
 無線を採用したことでカメラ部分はコンパクトになり物への偽装も可能。
 例え、盗撮の事実が発覚しても犯人を手繰る手掛かりがカメラ本体しかないので、犯人の検挙は、まず不可能でしょう。
 現在、‘主流の盗撮方法’です。
 最新型ではカメラが百円玉を10枚重ねた程度の大きさしかなく、このサイズでも3時間は作動します。
 価格的にも家庭用モニター付きインターホンのCCD基盤を流用しているので5万円程度。
 恐ろしい事に法的規制のない日本では盗聴器と同様、各都市の電気街で堂々と売られ誰でも購入することができます。
 少し前までは、多くの盗撮カメラがUHFの空きチャンネルを使用していたためポータブルテレビで発見することも可能でしたが、最近では特殊周波数はもちろん、BSなどのマイクロ波を採用するタイプも出て、プロの発見業者でないと探査が困難です。
赤外線内蔵無線式カメラ タバコ型盗撮カメラ
赤外線内蔵
無線式カメラ
タバコに偽装された
盗撮カメラ


盗撮防御法


 
直接式盗撮や有線式盗撮はカメラや録画装置の設置場所が限られているため盗撮されているアングルを考えながら念入りに目視すれば発見する事も可能でしょう。
 しかし、無線式盗撮で使用される盗撮カメラは偽装品が多く存在し、我々の目には映らない電波を使用しているので発見は困難です。
 もはや専用の探知機を用いて我々が探査するしかありません。

 しかし、これは盗撮カメラを発見して撤去する場合です。
 撮されない為の防御法ならあります。
 カメラは、人の目と同じです。
 赤外線などを用いて暗闇を映し出すことは可能ですが、物を透視する事はできません。
 例えば部屋の中に盗撮カメラが仕込まれているとしても、小さなテントを張ってその中に居れば盗撮される事はないのです。
 カーテンのような布を壁などに貼って目隠しするのも有効でしょう。

盗聴・盗撮に関するお問い合わせは…

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