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蘇民将来

2010.6.5


疫神社

清水寺からの帰り道、八坂神社へもお参りしてきました。
写真は摂社、疫神社です。蘇民将来をお祀りしています。

蘇民将来(そみんしょうらい 蘇民將來)とは:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より
近畿地方を中心に日本各地に伝わる説話、およびそれを起源とする民間信仰である。

古くは『釈日本紀』(卜部兼方 鎌倉時代中期)に引用された『備後国風土記』逸文の疫隈國社 に見えるほか、祭祀起源譚としておおむね似た形で広く伝わっている。すなわち、旅の途中で宿を乞うた武塔神(むとうしん)を裕福な弟の将来(『備後国風土記』では「或本作巨旦將來也」とあり、巨旦将来 こたんしょうらいとされる)は断り、貧しい兄・蘇民将来は粗末ながらもてなした。後に再訪した武塔神は、弟将来の妻となっていた蘇民の娘には茅の輪を付けさせ、それを目印として娘を除く弟将来の一族を滅ぼした。武塔神は速須佐雄能神(スサノオ)を名乗り、以後、茅の輪を付けていれば疫病を避けることができると教えたとする。

この逸話を基に岩手県内を始め各地に伝わる蘇民祭を始め、京都の八坂神社や伊勢・志摩地方の年中行事で厄除け祈願として、茅の輪潜りや蘇民将来護符の頒布、注連飾りなどの祭祀が盛んに行われている。

また、川村湊は『牛頭天王と蘇民将来伝説』(作品社、2007年)にて武塔神(むとうしん)と妻女頗梨采女(はりさいじょ)の関係と朝鮮土俗宗教である巫堂(ムーダン)とバリ公主神話(パリ公主神話)の関係について関連があるではないかとの説を述べている。

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