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山王総本宮 日吉大社

2010.5.2

湖都古都・おおつ1dayきっぷ(京阪)を利用しまして、大津石山→坂本とブラブラしてきました。
秋にゆっくりと大津散策したいと考えております。

   
   

日吉大社:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)より
日吉大社(ひよしたいしゃ、かつては「ひえたいしゃ」)は、滋賀県大津市坂本にある神社。俗に山王権現とも。日本全国に約2000社ある日吉・日枝・山王神社の総本宮である。旧社格は官幣大社。中世には二十二社の下八社のひとつとされた。

西本宮東本宮を中心に、400,000m²の境内を持つ。猿を神の使いとして崇拝することで知られている。文献では、『古事記』に「大山咋神、亦の名を山末之大主神。此の神は近淡海国の日枝の山に坐し」とあるのが初見である。日枝の山(ひえのやま)とは後の比叡山を指す。牛尾山(八王子山)山頂に磐座があり、これが元々の信仰の地であった。磐座を挟んで2社の奥宮(牛尾神社・三宮神社)があり、現在の東本宮は崇神天皇7年に牛尾神社の里宮として創祀されたものと伝えられている。三宮神社に対する里宮は樹下神社である。近江京遷都の翌年である天智天皇7年、大津京鎮護のため大神神社の神を勧請した。以降、元々の神である大山咋神よりも大己貴神の方が上位とみなされるようになり、「大宮」と呼ばれた。平安京遷都により、当社が京の鬼門に当たることから、鬼門除け・災難除けの社として崇敬されるようになった。延喜式神名帳では名神大社に列格し、さらに二十二社の一社ともなった。最澄が比叡山上に延暦寺を建立し、比叡山の地主神である当社を、天台宗・延暦寺の守護神として崇敬した。中国の天台宗の本山である天台山国清寺で祀られていた山王元弼真君にならって山王権現と呼ばれるようになった。延暦寺では、山王権現に対する信仰と天台宗の教えを結びつけて山王神道を説いた。中世に比叡山の僧兵が強訴のために担ぎ出した神輿は日吉大社のものである。天台宗が全国に広がる過程で、日吉社も全国に勧請・創建された。
元亀2年(1571年)、織田信長の比叡山焼き討ちにより日吉大社も灰燼に帰した。現在見られる建造物は安土桃山時代以降に再建されたものである。信長の死後、豊臣秀吉は当社の復興に尽力した。これは、秀吉の幼名を「日吉丸」といい、あだ名が「猿」であることから、当社を特別な神社と考えたためである。
明治に入ると神仏分離令により、仏教色が廃された。また、本来の形に戻すとして、東本宮と西本宮の祭神を入れ替えて西本宮の大山咋神を主祭神とし、大物主神を祀る東本宮は摂社・大神神社に格下げした。昭和初年に元の形に復した。

   
 山王鳥居
神仏習合の信仰を表す独特の形。
「合掌鳥居」とも呼ばれています。
(パンフレットより)
東本宮
ご祭神の大山咋神と樹下宮のご祭神である
鴨玉依姫神はご夫婦。 
(パンフレットより)


上記説明文にもありますように、天智天皇が大津に都を移された際に、わざわざ”大津京鎮護のため(大和)大神神社の神を勧請した”とあります。これって不思議だとおもいませんか?天皇家の祖先である”天照大神”ではなく、大己貴神(大国主神)をお迎えしたわけですよね!

また近代では…
氷川神社:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)より

氷川神社
(ひかわじんじゃ)は、埼玉県さいたま市大宮区高鼻町一丁目にある神社である。足立郡を中心に武蔵国(東京都・埼玉県)各地にある氷川神社の総本社である。式内社(名神大)、武蔵国一宮、勅祭社で、旧社格は官幣大社。大宮の地名は氷川神社を「大いなる宮居」すなわち「大宮」と称えたことに由来する。主祭神は須佐之男命・奇稲田姫命・大己貴命。他の氷川神社と区別するために「大宮氷川神社」とも呼ばれる。武州六大明神の一つとされる。特に明治以後は国都が武蔵国に設置された事から、四方拝などの宮中祭祀の対象に加えられるなど、皇室からも重んじられた。

明治元年(1868年)10月、東京奠都の際に明治天皇は東京入都から4日目には当社を武蔵国総鎮守・勅祭社と定め、10日目には大宮に行幸し、10月28日に関東の神社の中で最初に親祭を行った 。以来、例祭には勅使の参向があり、宮内庁楽師による歌舞が奉納される。明治天皇は1870年(明治3年)にも再度参拝し、昭和天皇も皇太子時代の1917年(大正6年)11月12日、天皇となった1934年(昭和9年)11月に、それぞれ軍事演習視察の帰途に参拝した。今上天皇も皇太子時代の1987年(昭和62年)7月に夫妻で参拝している。

明治天皇も東京遷都際に大己貴神(大国主神)に真っ先にお参りなされたようです。
伊勢神宮ではありません。そして、昭和天皇、今上天皇も氷川神社にお参りされているんですね!?
なにかわけがあるという気がしませんか???

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