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平壌遷都1300年祭 平壌宮跡会場

2010.5.4

平壌遷都1300年祭・平壌宮跡会場(近鉄西大寺駅徒歩10分です)

   
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@:第一次大極殿
朱雀門の真北約800mに堂々とそびえる「大極殿」。正面約20m、地面よりの高さ27m。直径70cmの朱色の柱44本、屋根瓦約9万7000枚を使った平壌宮最大の宮殿であり、その建物は奈良時代の中頃に、一時都とした恭仁(くに)宮に移築され、山城国の国分寺金堂になりました。当時、天皇の即位式や外国使節との面会など、国のもっとも重要な儀式のために使われていました。
(パンフレット説明文より)
A:高御座外観模型(第一次大極殿内)
高御座は、国家儀式の際に天皇が着座した玉座です。奈良時代の高御座の構造や意匠に関する記録は無く、詳細は不明です。ここに展示した高御座の模型は、大極殿の機能や広さを体感できるように、大正天皇の即位の際に作られた高御座(京都御所に現存)を基本に、各種文献史料を参照して制作した実物大のイメージ模型です。細部の意匠や文様は、正倉院宝物などを参考に創作しました。(看板説明文より)
B:朱雀門
平壌宮の正門・朱雀門。その前では外国使節の送迎を行ったり、大勢の人達が集まって歌垣などを行ったりし、正月には天皇がこの門まで出向き、新年のお祝いをすることもありました。朱雀門の左右には高さ5.5mの築地がめぐり、130haの広さの宮城を取り囲んでいました。(パンフレット説明文より)
C:会場内の催しコーナーです。
「ものづくりの館」…凧、木簡、風車などの手作り教室のブースが並んでいました。どれも楽しそうでしたよ!

     

上記画像は「せんとくんスタンプラリー」です。
スタンプを7つ以上集めますと記念品がもらえます。
意地になってすべてのスタンプを集めてしまいました(笑)
これがあると会場内で迷うことがなくて便利ですよ!!

会場内にはいくつか展示館があるのですが、本日は混雑していたので整理券が必要だったようです。
朝10時から会場内を散策していましたが、どの展示館も夕方からの整理券しか入手できない状態でした。
本日も真夏日!!会場内は日陰が少ないので日射病には要注意です。
会場が広いので、人の多さはあまり気になりませんでした。

本日、初めて平壌宮跡地を訪れました。不思議に思ったのは、この広大な敷地が現在までよく残っていたということです。
平安京(京都)はそんなことありませんよね?長岡京は?大津京は?通常ならば民家がたって、畑ができて、近代になれば工場や商店などが建ってしまうでしょうに…

私個人の考えですが、やはり平壌京は呪われた都だったのではないかと思っています。
つまり”長屋王の祟り”:長屋王の死から8年後(737年)、九州で流行りだした疫病があっという間に都を襲い、藤原4兄弟(武智麻呂、房前、宇合、麻呂)が全滅してしまったという事件です。
これが原因で桓武天皇は平安京へ遷都を行ったと思われますし、呪われた平壌京跡地に人々は近寄ることもできなかったのではないか?
ですから、あれだけの広大な土地が現在まで残っていたのでは??
自分勝手な想像をしております(笑)

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