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 議会ウォッチング

2006年12月27日(水曜日)掲載

  12月定例議会が終わりました!
12月1日にはじまった12月定例議会は、当初予定通りすべての議事を終了し、20日に閉会しました。


 「助役を廃止し副市長制」とする条例等可決

12月議会では2005年度決算認定のほか、「商業活性化条例」「子育て総合支援センター条例」制定など条例案件8件、後期高齢者医療広域連合設置その他案件3件、補正予算案6件についてすべて賛成多数で可決し20日に閉会しました。  又、「いじめ問題の緊急・抜本的対策」「司法支援センターの体制整備・充実」「2008年関西サミット実現・大阪誘致」の意見書についても賛成多数で可決しました。

 市議会最終日に奥本現市長が三選出馬表明

4月の市会議員選挙と同時に行われる市長選挙で去就が注目されていた奥本現市長ですが、12月定例議会最終日に三選出馬を正式に表明しました。 奥本市長は教員出身で市教委管理部長、市民活動部長、助役を経て市長として二期目。

 民主党は奥本市長推薦の方向に

市長選挙には5年前の衆議院補欠選挙と前回の市長選挙に立候補・落選したY元市議が再度立候補を表明し早くから事前運動を展開。民主党市議団は奥本現市長の出馬表明を受けて、民主党府連への推薦手続きを申請中です。

以下、記者会見で配布された奥本現市長の「出馬表明あいさつ」と「政策目標と重点政策」です。「政策目標と重点政策」は、こちら(PDF)。

「子育て・教育」「安全・安心」「都市機能充実」と時代の潮流をよんだ
市政改革実現へ強い意欲―奥本現市長出馬表明あいさつー

私は、2期8年間にわたり高槻市長として、愛するこの高槻の発展に全身全霊を捧げてまいりました。この間、平成15年4月には、念願の中核市へとステップアップし、高槻は、大阪の高槻から全国の高槻として、都市・まちのグレードアップを進めることができました。

まずは、市政運営の基礎となる行財政運営の改革を継続して断行し、効率的な行政システムを構築するとともに、選択と集中による事業の実施などにより身の丈にあった財政運営を行い、大阪府下トップレベルの健全財政を達成いたしました。

こうした成果を踏まえて、「子育て・教育」、「安全・安心のまちづくり」、「都市機能の充実」という3つの課題に懸命に取り組んでまいりました。

具体的には、子育て・教育では、子育て総合支援センターの整備など子育て環境の改善、学力向上のための少人数授業の実施、英語教育の充実、教室への冷房設置・トイレ改修など教育環境の改善を実現してまいりました。

安全・安心のまちづくりでは、小学校校門への警備員の配置、全小学生への防犯ブザーの配付など子ども・学校園の安全対策の向上、AED(自動体外式除細動器)の設置、全国でも最先端のドクターカー365日24時間運用の開始など市民の命を守る体制の整備、災害時に市民の避難所となる学校体育館の耐震化など防災機能の向上を実現してまいりました。

都市機能の充実では、市の玄関口であるJR高槻駅北地区の再開発などまちのにぎわいの創出、企業誘致促進条例の制定など産業・雇用の充実、環境アセス条例の制定、市民と協働した豊かな自然環境の保全などを実現してまいりました。

しかしながら、まちづくりには終わりはありません。我がまち高槻は、更に発展する可能性を大いに秘めております。

市民、市議会、各界各層のご協力の下、一致団結し、高槻の次の飛躍を是非とも成し遂げたい、実現させたいとの熱い思い、時代の潮流を読んだ市政改革の実現に向かって闘っていきたいとの強い思いから、今回の立候補を決断いたしました。

日本経済はいざなぎ景気を上回る回復を続けているとはいえ、まだまだ地方経済は厳しい状態にあり、ここ高槻でも、その実感を感じ取ることができない状態が続いております。

また、少子高齢化社会へ本格的に突入したわけですが、子どものいじめ・自殺問題、子どもを狙った凶悪犯罪の増加など、子どもを取り巻く環境はますます深刻な状態にあります。

高齢者の方、障害者の方を取り巻く状況も、相次ぐ制度変更により厳しさを増しつつあります。このような不透明な時代にあって、市民の皆様は、大きな不安を抱えておられます。

だからこそ、安心して健やかに暮らしていくことができるまち高槻、こよなく愛することができる高槻を実現させることが是非とも必要であると考えております。

高槻は、たくさんの魅力が溢れる素晴らしいまちです。まだまだ発展し、住みやすいまちに飛躍させることができるはずです。 他方、高槻が直面する課題は、子育て・教育、安全・安心、都市機能の充実、医療・福祉・高齢者、市民協働によるまちづくりと広範囲・多岐にわたって存在しています。

一方で、地方分権社会、道州制の検討、地方財政の削減など高槻にとって非常に厳しい課題が突きつけられており、生き残りをかけた市政運営の舵取りが求められています。

したがって、次期市長の役割・責任は極めて重要なものとならざるを得ません。

私は、これまで高槻市で、教職、行政職、助役と長きにわたり公務及び市政に一意専心務めてまいりました。 その後、市民、市議会、各界各層の暖かいご支援・ご協力のお陰をもちまして、2期8年間にわたり市長という重責を担うことができました。

このことに感謝申し上げますとともに、こうした経験と実績を活かし、いわば高槻の市政運営のプロとして、「飛躍と充実」をキーワードに、市政運営に引き続き努めてまいりたいと存じますので、皆様方の絶大なるご支援とご支持を、再度、衷心よりお願い申し上げまして、高槻市長選挙への出馬に際しての決意表明といたします。

平成18年12月20日
     奥 本  務

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