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12月14日に開催された市議会総務委員会で、「コンピュータ西暦2000年問題の高槻市の対応について」という文書が提示されました。
年末・年始の待機体制の説明が主で、住民情報系、財務会計システムの模擬テストを実施し、問題はなかった。2000年問題についてのシステムの修正はなかったという報告でした。
しかし、問題発生時の行政内部の対応(行動計画シート)、危機管理に疑問を感じたので、自治省が作成している「地方公共団体のための危機管理計画策定の手引き」を資料として求めました。担当室長(総務部情報システム室)が後刻、資料を持ってきてこう言いました。
課長「岡本議員、2000年問題で本会議質問を予定されているのですか」
岡本「まだ決めかねている。対応が万全という事だから、確認のために質問するかもし
れない」
課長「いやあ、自治省の手引きに基づいて質問されると困るんですわ。市の判断で、や
っていないこともあるので。この点はどうなっていると聞かれたら、今からとても
間に合わないし……。それと、この資料は他の議員に渡していないから、何で岡本
議員が持っているのかて聞かれたらちょっとまずいんではないかと。」
岡本「危機管理計画の策定の手引きは、自治省のホームページで検索出来るはずですよ
ね。市からもらった資料で質問すると具合悪いなら、別に求めませんよ。」
課長「やはり、質問されますか。」
岡本「何点か指摘して、万全の体制を要望するということでまとめてもいいですよ。」
(なんというやさしさ)
課長「要望されると、それに応えないといけないし。出来たら、質問はなしということ
で。」
ここまで懇願されると、高槻市の2000年対応は本当に信頼できるのだろうかと思ってしまいます。そういえば、「安全宣言」は出せないとも言っていましたが。
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