日本全国、雪、風の荒れ模様の日、東京のみ外れてる。
西川くんの晴れ男パワー、おそるべし。
今日の西川くんに感じたのは、”ダーク”なオーラ。
音は、言葉に表すと、いつもの通り密度の濃いバンドサウンド、って感じ。
そして勿論、イヤカンの醍醐味である、
思いがけない曲や新しいアレンジにびっくりし続け。
WHITE
BREATH
Joker
アンタッチャブルGirls
翳り
Burnin' X'mas
雪幻−winter
dust−
Tide Moon River
Pied Pipper
ABORT//CLEAR
HEAT
CAPACITY
LOVE
SAVER
INVOKE
En
Albireo−アルビレオ−(新曲)
Goin'(新曲)
En2
Out
Of Orbit
しょっぱな「WHITE BREATH」で、
置いてかれちゃいけない、飛び乗らなきゃ!って気持ちにさせた。
アレンジはこれまでとはまた違って、
さらにひねるというよりは、シンプルな形に戻した印象。
次に来たのが「Joker」!ああっ、久しぶり〜!
歌が始まってからも、「Jokerだよね、Jokerだ」と歌詞を確かめながら聴いちゃう、
そんなアレンジだった。
そして、今日の西川くんのダークな感じをどう表せばいいんだろう、デビル的?とか思ってたのが、
そうだ、”Joker”だ、と思った。
悪ってわけではなく、ダークな感じが。
「アンタッチャブルGirls」、タンバリン持って、まわって、キュートだあー。
歌の間でも何小節かごとの終わりで叩いたり、身体の横で鳴らしたり。
突然、「翳り」。こういう初期バラードがいきなり来るんだもんな。
その時のツアーでしか聴けないアルバム収録曲って、いろいろあるし、有難く拝聴。
たたずまいは今の西川くん。
「Burnin' X'mas」では、わたしたちが一緒に歌えるX'masソングがあってよかった、と思った。
イヤカンで、この曲を聴く、これが一番X'masを実感してる時かも。
一番アレンジを凝らしてあったんじゃないかなあ。
間奏が長くとってある感じがしたよ。
そして、「雪幻−winter dust−」。
T.M.R.-eの曲を1曲、切り取ってきたよ。冬の曲を揃えたいんだ、と思った。
最後のサビ部分では雪もあり。去年と同じ泡の雪。
今年は暖かかったので、実はこれがわたしの初雪。
西川くんから、冬のプレゼントだ。
「Tide Moon River」
雪に替わって火。
その分照明は限られて、ステージ上は祭壇みたい。また悪魔的なイメージ。
西川くんは上半身タンクトップのみになって、ギターを持って。
背中をそらすようにギターから身体を離すのが、余韻のあるかっこよさ。大好き。
「Pied
Pipper」この曲はすごくテンション上がった!
すごく好きな曲だから、この曲だと分かった瞬間からうおーっ、と思ったんだけど、
会場全体もそうだったみたい。
「跳べ!」って、西川くんも煽ってて、
そういう底力パワーの一層表れる曲だ、ってことをわかってるふう。
ギターは次の「ABORT//CLEAR」の頭まで持ってた。
もうここからは怒涛の後半。勢いはとまんないよ。
「HEAT
CAPACITY」
「SONIC
WARP」にも収められたアレンジが、馴染み深いものとして届く。
最も新しいシングル曲が演奏される時の、CDと同じだー、って思う時の盛り上がり。
もともとライブ用のアレンジだったのに、不思議だね。
続く「LOVE
SAVER」も。
きっと、「SONIC
WARP」を見てて、実際にライブに初めて来た人も満足させられたんじゃないかな。
あの映像作品はそりゃすごいけど、ライブはそれ以上だ、って。
そしてラスト、「INVOKE」。最初の方から歌わせてた。
みんなで歌いながら、「アメリカのオーディエンスに負けるもんか」って思ってたよ。
本編中、MCなし。MCはアンコールに入ってから。
「もう二度と歌わないだろうと思ってた曲も演りました。」
T.M.R.-eの曲をやらないって?そんなふうに決めてたんだ。
今回歌ったのは、どういう心境の変化だったんだろう。
T.M.R.-eの時やってた、ミュージカルやドラマのことは、今はどんなふうに思っているんだろう。
ミュージカルはいつか映像作品でまた見られないかと淡い期待を持っているのに。
「昨日は新鮮な反応だったなあ。winter
dustが始まって、ざわざわ、って広がっていく感じが。」
これは去年も言ってた、すぐに曲目なんかがネットで広まっちゃう、ってこと?
昨日も参加してる人がいるんだろう、ってこと?
でも、わたしならライブに行く前にそれについてのネット書込みは見ないようにするし、
今年のイヤカンはこれ1回きりだし。そういう人は沢山いると思うよ。
ちゃんと、この曲が来るんだ―、って、びっくりしたよ。
最近、自分と、西川くんの見る会場全体の雰囲気とのギャップが気になる。
携帯で写真も撮った。
「昨日は、西川教をもっと広めるべく、みんなで友達の輪!のポーズをしたんだけど、今日は…。
バンザーイ(と手を挙げて)、ナシよ(と横に下ろす)、で。
スナオのいる方に、いや、”もっこり”の方に。バンザーイ、アンド、もっこり、で。」
「年頃の娘さんが多いから、美肌モードとかがええねんやろ?
あんまり変わらないと思うんですけど。(えー?の声に)そのままでええやん。十分やん。」
「あったあった、美肌モード。」
「いつも思うけど、ナウシカの場面みたいだなー。」
「同じような事を何度も言ってるけど、今回の”1からのスタート”はちょっと違う、と思ってます。」
確かに新たなスタート宣言の連続な西川くん。
でもわたしはまたか、なんて思わないよ。
その度に、本当にそう思ってるんだ、ってわかってるから。
そういう姿勢でいるから、ずっと錆びないで来たんだと思う。
これからだって、何度も新しいスタートを期待してる。
「今年つきあってくれた全員に、有難う」
シングル出さない年だったしね。
そしてアンコール曲は新曲。
ライブで新曲を初めて聴くのって、いつぶりだろう。
「Albireo−アルビレオ−」
大きなリズムで、歌って気持ちよさそう。
この曲もアニメの主題歌にぴったりな感じ。キメが多いのが、T.M.R.らしいな。
しかも続いてもう1曲、新曲「Goin'」。
「Albireo−アルビレオ−」と比べると細かいリズムで、それが一本続いて通っている感じ。
どちらも、聴いていて好きだと思った。
両A面なのかな?作曲作詞は浅倉井上だと思うけど。
歌詞の中で、”花”という「NEO
SPHERE」以来気になるモチーフも入ってた。
2NDアンコールは、「Out Of Orbit」。
掛け合いを段々速くしていって、そのまま曲に突入。
この位置の曲だね〜。
そして西川くんの悪魔的な部分が一番発揮されたのは実はここ。
すなおさん達のパンツの中に水を流し込む西川くん…。
マイクを腕に挟んで不自然な体勢で歌ったり、
また、わたしたちに歌わせて自分はマイクを置いてまで、
イタズラにのめりこんでる。
今日の西川くんのキーワードは、”ダーク”で間違いなかったね。