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2010年はツアーもなく、わたしはイナズマにも行っていなくて、
さらにイヤカンもなかったために、まるまる一年以上ぶりのT.M.R.ライブ!
そう、リアカン&元日ライブってのも初めてv

今回は、なんといっても、この選曲!
意外なところから突然パンチをくらわされた気になるものばかり。
イヤカン基準だとも言えるけど、ホントに「これか!」「そこか!」と驚いて、喜んで。

1・BRIGADE

西川くんの表情や、衣装のディテールは見て取れないような席だったんだけど、
まずは洋正装基調のもの。それを少しずつ脱いでいく。

2・Out Of Orbit〜triple ZERO〜

この曲にまつわる、一度は終わりかと思わされた「第一期T.M.R.最後のシングルになります」の言葉。
調べてみると、それを聞いたのは2001年12月23日、「YEAR COUNT DOWN PARTY LIVE REVOLUTION REMIX V ZEPP大阪」
帰り道、友達に泣きのメールをしたことを思い出す。忘れられない絶望の記憶だ。
翻って、今続いていることの喜び。

ところで、わたしこの曲いつも、マイク向けられると歌詞が出てこない。

3・NEO SPHERE

キラキラー!好きー!他にない雰囲気も、歌詞も好き!

過去のアルバムの曲は、また聴く機会があろうとは!と思って嬉しい。
カップリング曲も同様に。

4・Juggling


5・hear

うっ…わああ〜っっっ…!
まさに、この曲をまた聴く機会があろうとは…!
これも、『Out Of Orbit〜triple ZERO〜』と同じく、「第一期T.M.R.は終了します」宣言の時の感情を思い起こさせる。

思えば、確かに『B★E★S★T』の出たあたりで区切りはあるけれど、転機や再スタートはもっとずっとたくさんある。
創世期も、第一期も、今や隔てる壁は透明で自在に通り抜け出来る、無いも同然のもの。

6・陽炎 -KAGEROH- (1日) / 月虹 -GEKKOH- (2日)

T.M.R.-eか!
またまた不意打ち。どうしちゃったの〜!ってくらい驚いたのに、続いてもう一曲、T.M.R-e。

『はじまる波』や『風のゆくえ』も歌って欲しい気がするな。

7・雪幻-winter dust-

これはこの季節、あると良いカードだよね。確か何年か前のイヤカンでも聴いた。泡の雪が振ってた。
今日も雪を降らせてた。羽かなぁ?わたしの所までは届かなかったので、どんな正体の雪かは分からないけど。

T.M.R.-eも1999年だから、もう10年以上前なんだよね。
T.M.R.-eはT.M.R.とは違う、と分けていたことも理解納得の出来ることだったけど、
今となってはT.M.R.-eも易々と呑み込んでいるような気がする。

そして、より濃く歌えていると思う。
わたしが3部作の中で一番好きだった「月虹 -GEKKOH-」は、こんな激しい鬼気迫る曲でしたっけ?って思ったもん。
西川くん、渾身。勿論どの曲でもなんだけど、ここで特にその言葉が浮かんだ。
このバラード3曲の部分は、今回のキモだ。


 ああでも、次からの最新曲+BASARA系4曲も、今日のキモ!

ここで衣装は変わり、鎧基調のものへ。当然ながら、少しずつ脱ぎつつ魅せる。

8・Save The One,Save The All

これは、初生聴きだね!

9・Naked arms

わたしにとって直近のT.M.R.ライブである2009年のイヤカンで、聴いた曲。時間がつながった。
あの時はリリース前だったから、歌詞がはっきりわかったのが、異なる点。

10・crosswise

これはものすごく好きな曲なのだ。

11・SWORD SUMMIT

始まった時の会場の沸き具合が、え、こんなに!って程だったけど、
なるほど、そうだね!乗っかっちゃうね!スタッカート具合が、気持ち良すぎる。
これも初生聴き。


12・Pearl in the shell(新曲)

おそらくアルバムからの曲。
あ〜、これ、好き〜!柔らかさがあって。
勢いの中に感じられる艶めかしさ。苦味の中に少々効かせたロマンティック。
ピンクの照明も、イメージとして残りそう。


この後は、いつものように叩きつける。

鎧姿でも背中は大きく開いているんだ、と気付かされる程、膝をついて、手をついて、へたり込む。
この状況からまた立ち上がる西川くんを見て、ワタシもっと頑張らなくちゃ、って思わないわけにはいかないよ。
力を出し惜しみするな、出した分、また新しく溜まるんだから、っていうのは、西川くんから最初に教わったことだった。

ここ最近、疲れ易くって、自分を労わろうとセーブをかけてたけど、甘やかしてたな。力を出せるよう、鍛えなきゃ。
心もずっとイライラしてた。これもどうにかしたい。
答えはいつも、西川くんを見ればそこにあるんだから。

13・Zips

ここで初めて、スクリーンに西川くんが映される。
表情が見えて嬉しいので、基本は生身の西川くんを見ながら、ちらっちらっとそちらも視界に入れる。

14・魔弾〜Der Freischutz〜
15・LOVE SAVOR


 本編が終わり、西川くんが下がった後、稍してスクリーンに映されたのは着ぐるみタボくん。
だけじゃなく、廊下に次々と、キティちゃんなどのサンリオキャラクターが走り出してくる。
皆は楽屋へ戻る西川くんを追って部屋に押し入り、衣装の各パーツを持って逃げ出す。西川くんの制止する声、うっしっしポーズのタボくん。画像は消え…

西川くんが着ぐるみ達に囲まれて、抗いながらステージへ出てくる。
その姿は…バニー!黒いウサ耳、襟と袖口だけあってシャツは無く、ベストの下は肌!半パン、網タイツ、ニーハイブーツ。
絵に描いたような、バニースタイル!きゃあああっ!V

*・Salsa Bazaar

嫌々っぽく、着ぐるみ達に促されて仕方なくっぽく踊ったりして歌う。
風船も降ってきた。

曲の終わりかけで舞台の落ちる仕掛けに消えて、ツアーTに着替えて出てくる。
「アンコールはこの格好なんだから」なんて言いつつ。も〜っ、って感じで。
「一瞬幻が見えたけど。お前ら絶対言うなよ」ハイ。翌日のに参加者のためにね。もういいでしょ?

2日目には、ここでもツアーTだけじゃなく、グッズのウサ耳とミトンを付けて。
「着替えるつもりだったのに、余計なもの付いてきちゃった。今日も怒るぞ、っていう(スタッフの)振りかもしれない。
お前らもこれで外に出たら、今の俺の気持ちが分かるさ。帰りに買ってそのまま付けて帰ればいいさ。山手に乗ったらいいさ」

それらを装着したまま、殊更クサイ台詞を紡ぎ始める西川くん。
「…熱い時代を切り開いていこうと思ってる。愛って…!俺こんな格好してた!?」
曲が始まってから、ライトを浴びつつそれらを後ろへ放り投げていく。


en1-1・DYNAMITE PASSION
en1-2・Goin'
en2-1・とっておきのおはなし〜新説恋愛進化論
 (1日)  / MID-NITE WARRIORS (2日) 
en2-2・WHITE BREATH

明るくされてる客席に、銀テープが降り注ぐ。
最後の皆でジャンプの時、しゃがんだところで西川くんがわざと喋る。せ、先生っ…!モモが…キツイ!
「いい景色だなぁ、バカみたいにいい景色!一万人で中腰(笑)」

腕ももう使いものになりません。ああもう、それが最高!

2度目のアンコールが終わるとスクリーンに告知。(あ、こうすると、すっぱりと終わりです、って切り上げられるんだ。)
バン!"T.M.R. NEW ALBUM -CLOUD NINE-"タイトル発表!
ババン!"2011.3.9"発売日発表!
それからツアー日程がスクロールされて、声入りで流されるのはライブで歌ったのとはまた違う曲。(Thousands Morning Refrain)
最後のトドメに、"…and MORE"大きな会場でのライブが加わるように計画してるってこと!歓声。


 以下はトークの切れ切れを思い出して書き留めたもの。
西川くんの言葉、聞いてる時は全部憶えておきたいって思うのに、次の曲に入ると頭真っ白になるから抜けてってしまう。
でもエッセンスは、ちゃんとこの身体に入って残ってる、はずだよね。ホントに、良い言ばかりなんだもの。
そんなわけで、当然言い回しなども違ってるとは思うけど、大体こんなふうなことを言ってた、の類。

「そこに提がってる日の丸の…どこだ、」
ステージからだと真上過ぎて見えない。2階席からは目に入るけど、1階席からも2階席が被って見えない上方。
でも、その「日の丸に恥じないようなライブにするので、ここから日本中に、世界中に良い波動を送ろう」みたいなことを宣言。

「今年も1月1日にホットパンツだよ…。外じゃ絶対言えないけど気違いですよ。
でもいい、もう引き返せないもん!
都のアニメの条例とか、俺反対だもん」
喝采。勿論わたしも。
「コレを日常に持ち込んじゃいけないって、俺達分かってるよ?誰に言われなくても。
現実非現実の区別付いてるよ?」まったく同感だ。

「この空気、俺、都知事選に立ちそうじゃない?
いや、無理!この格好じゃ街頭演説出来ない。下から写すでしょ、ハミパンみたいになったら困るから。そこだけは大切にしたいから」
そんなふうにしか考えられないヤツらが行けないところへ、行こう

「楽しいこととか気持ちいいこととかだけじゃなく、
すっげえ腹立つこととか苦しいこともあって、
それを乗り越えていくことで成長できるんだって。
人生って、自分を磨いていくことだと思うから。
お前らによって磨いて磨かれて」

「武道館に来ると、初めて自分でここに立った時のことをいつも思い出す。
あの時はすごく大きく見えたけど、今見ると、小っせえ!」

「イヤカン無かったから、体がどうしようもないことになってるの」わたしも、そうかも。どーにかしてくれないと、もうダメ笑。

「ライブは、性行為」
翼くんもそう言うもんな、なんか、きっと、そう感じるんだろうな。
わたしの感覚では、勝負だっ!っていつも思ってる。
ガチンコな、真正面からの、体と体のぶつかり合いだ、ってことで、共通してるよね!
勝ち負けはないけど、いや、あるかな?勝てるとは思わないけど、同じ土俵にいられるように頑張らなくちゃ!

「最近は、誕生日はイナズマだし、デビューの日も今年はサンリオピューロランドの20周年とコラボしたり、イベントになってて、
年中行事とか何年のことというんじゃなく、
お前らとああいうことしたなっていうので思い出せる、西川にしか通じない暦があって」

「今年無理していろいろ詰め込んだツケが年末に来て、大変だった。
昨日は何も出来なくて、ぼ〜っとしてました。
大晦日に何もないっていうのが久しぶりで、部屋でテレビ見ちゃってるよ、オレ何やってんだろ。

ホントは大晦日もやるつもりだったの」!そうだったのか。
「毎年やってきて、オレ達の大事なものになってて、当然今年もやるつもりだったのに、
勝手に他のアーティスト入れやがったの。
俺のファンなめてんのか、って思って、切ってやろうかと思ったけど、今まで一緒にやってきたからね…。
俺自身はなんて言われてもいいの。半ズボンの人だ、体が夏になる人だ、乳首出てる人だ。そうですよ〜、なんですか〜。
俺達が大事にしてるもんを、ちゃかされたりするのがすっげえ腹立つ。
しかも一緒にやってる人が」

西川くんの憤りの向かう先がそこであることに、胸を打たれる。

「"印象に残ってるライブはありますか"って、インタビューや手紙で訊かれることがあるけど、バッカじゃないの?
俺にとっちゃ全部特別。どんな小さな場所でやったライブも、どんな大きな場所でやったライブも。
今日のこのライブも、ものすげえ特別

「今年は東京で野外とかやりたいなぁ」おお〜っ!興奮!
やるとしたら、今発表になってるツアーの後?9月にはイナズマがあるから、その前の、夏休み内、だとキレイな筋書き。
「アクセスのいい、…お台場とか。ぶっちゃけ東京で出来る会場も少なくなりました笑。もう、誰もやってない場所でやるしかないです。
手付かずの土地を俺にくれ!」

「2.5次元のお友達です」
と、サンリオ着ぐるみ隊を紹介。「いつも元気なダニエルくん。シナモンちゃ〜ん!手、ちっちゃいね〜!そしてご存知、キティちゃ〜ん!
いっこ飛ばして(タボくんに対してガラリと変わる声)、可愛いミミィ(だっけ?)ちゃ〜ん!マイメロちゃ〜ん!」

「T.M.R.15周年の5月13日に、サンリオピューロランドの20周年と一緒にお祝いイベントをすることになりました。
安全性などを考えて、少ない人数に限られてしまうので、骨肉の争いをして下さい。スペシャルな内容です。
本気で殴りあって下さい。そして血だらけのまま、来て下さい」
キティちゃんが必死でダメダメと手を振ってる。
それに応えて「(ああハイハイ)仲良くね」ほっとしたキティちゃん、油断するな。「仲良くケンカして下さい」キティちゃん慌ててイヤイヤイヤ!
「よろしかったら是非」にっこり締める。

タボくんに対しては容赦ない西川くん。「何(今回のツアー)Tシャツ作ってんだよ。この前も作ってただろ?お前経費かかるんだよ」
スタッフの手を借りつつ階段を下りる姿に「なんだそのへっぴり腰は。
プロってすごいよね(キティちゃんたちのきびきびした身のこなし)。
楽屋でもずっと、ちっちゃいお菓子食べながらティータイム(それは…ホントに?)」

そんなタボくんは2010年ゆるキャラ投票携帯部門第一位になったことをここにも報告して、
「次からは辞退しようと思ってますが」会場の「え〜っ!?」の声に、
「だってルール変わるんだもん。最初は当日と携帯の投票を合わせて一位を決めるはずだったのに、別になって。
ひこにゃん強え。ご当地キャラ強えな。
アーティストのキャラが出るのはどうなのとか、言われたりもするんですよ」ああ〜、するよねぇ…。

「だったら辞退しようと。
でもタボくん、この度ディーゼルの所属タレントになりました。
イベント、冠婚葬祭に呼んで頂ければ、費用など相談の上、なんでもお前らの思い通りになると思ってんじゃねえぞば〜か、
というスタンスではございますが笑、よろしくお願いします」

「うち歩合制だから。今年稼ぎ時だぞ。ボーナスはお前の活躍にかかってるんだからな。
これからいろいろと身に付けないと。ダンスとか、させようと思ってるんですよ」

対してリアルキャラクターともいうべきバンドメンバーに振られるのは『DYNAMITE PASSION』の前。

1日には、順に今年の抱負を訊いていく。
最初の柴崎さんが「身長が1cm伸びました」って話をして、「報告まで」はぁっ!?いや、抱負!
「報告まで、って…身長と同じように、どんどん頑張っていきます、ってつなげればいいんじゃないの?」という西川くんの助言を受けて、
「そうですね、身長と同じく人間性も1cm1cm伸ばしていきたいです」…なんか微妙に、違ってる。
「斬新すぎてびっくりした!伸ばすの人間性なんだ(演奏に於ける力量とかじゃなくて)」

長谷川さんは逆に縮み始めました、イクオさんはやっぱり伸びました、と身長の話題が引っ張られ、西川くんがむくれてみせる。

スナオさんが流れを変える。「今年は厄年だったんですけど、本当にろくなことなかったんですよ。
今カミングアウトすると、全治四週間の怪我したり」西川くんも、他の皆もたった今まで知らなかったらしく、知ってた!?と互いに顔を見合わせてる。
「いつ!?」「8月…」「8月って、何してたっけ?」「丁度(会わない時期に)入ってて」
「筋肉断裂、いや筋組織断裂で、軽めのやつですけど」いやいや軽くはないでしょ、治る怪我だ、ってことなんだと思う。
「何で?何をして?」という問いにジェスチャーで答える。がっくりと膝をつく西川くん。
「バレーボール…。俺がバカだった。俺が無理なスケジュール組んだ所為かと思ったら…ホビーだよ…」

さらに、「T.M.R.は15周年ですが、俺は1年目ということで」えっ?ずっといた記憶は幻?それとも何か新しいことを始めたの?
西川くんにも後で、「皆の気持ち代弁しようか?"15周年ですが、俺は1年目"はあぁ!?」
1年目の気持ちで、やっていく、ということを言いたかったらしい。

もっと後にも西川くんがそれを引いて、
「スナオさんの言葉を借りれば、1年目の気持ちで!初心を忘れずに、やっていこうと思います。
デビューして最初の頃は、トップ10に入ったって喜んでたのが、
長くやってるうちにシングル出せば誰か買ってくれてトップ3に入るんでしょとか、大嫌い。
丁寧にやって行きたい。

15周年だけど、20周年に向けたカウントダウンの開始だな。
1年目2年目の気持ちで、全部まっすぐ受け止めて一喜一憂してやって行きたい


「一年の計は元旦にありと言いますが、ここに来てるってことは、今年もこんなふうにやってくってことだよなぁ!」
固より。勿論。その気概の表明を込めて、ここに来たよ。
それにしても、一年の始まり、っていうシチュエーションは変わらない中で、まったく違うトークを繰り広げられるのも、見事。

さて、「今日はスタッフの家族が観に来ているので、下ネタは抑えてくれ、と言われてます。抑えて、コレです…」
というよりむしろ、その依頼は逆効果。火に油。「セックスの話をしましょう」ほらぁ〜。

「会場の中だから、中出しですよ。メンバー失笑」

「人生短いんだから、出しといた方がいいって!出しとかなきゃ、いろんなもの。ああ、こんな感じだった!って、思い出したでしょ?」

「先生いつもはこんなじゃないんだよ〜。あっ、いつもだった!」

「こうしてお前らと新年を迎えるのも14回、…違う?15回?
1996年にデビューしたんだから、…どっちだ?誰か正解を教えてくれ。
14回と思う人!」ちらほら。「15回と思う人!」やっぱりちらほら「バラバラじゃないか!」
うん、え〜っと、どっちになるんだ?って、ホントに分からない。きっと皆そうだったのね。

「お前ら思い出とかないの!?15周年でわあっとなってると思ったら、そうでもないの!?
やってるだけか!あたしデリヘルじゃないのよ!呼んでやるだけなの!?
(このフレーズを)最近気に入ってる。どんなものかよく分かってないけど」

「そうですね、お母さんはお子さんの耳をそっと塞いで上げて下さい。まだ知らなくていいんだよ〜」

そんなことばっかり言ってるけど、
熱いものはここにあるので、全部平らげて帰ってくれ」かっけえ!

「ここまでくると、もう、変わりません。ブレません。
お前らから力もらって、それをここ(自分の中)に溜めてまた返して、ってことを繰り返してやっていこうと思ってます」

一生懸命届けていくんで、両手で、いや全身で受け止めてくれ

昨日はライブ終わってスタッフから怒られたんだって。はて、怒られるようなことしてたかな?発言について?
「この年で頭から怒られるってキツイよ?しかも半パンだし!
テンションとしては西麻布で土下座と同じ」

「どうしても物真似がしたい、ずっとしたかったのに誰も振ってくれない、なんでやらせないんだ、オレに物真似させないなんてバカじゃないの、なんで振ってくれないんだこの半パン野郎」と、
前触れも無く紡ぎ出すセリフは、西川くんが勝手に芝崎さんに当てたアフレコ。

「…まさかの試練」戸惑いながらもヒロシ、チャレンジ。「じゃあ、桑田圭祐、がラーメン屋に入ったところ。
"こんばんは、やってますか"」

似ても何でもなくて、爆笑!西川くん、撃沈!
想像したのと違う人出てきた!クワタケイスケという名のサラリーマン来た!
…ちょっと休ませて」声も出ない程笑い過ぎて、ぜーはー。「人間として、どうかと思う…はー」
「なんで桑田圭祐って言ったんだろう。歌えばいいのに。"♪みつめあ"、それで成立するのに。
なんでハードル上げるの、シチュエーションコントみたいな」ただ照れて静かに微笑む柴さん。
「今年後厄だけど、これで厄払い出来たよ。これ以上の試練はないでしょ」

「天才だね。オレが今までやってきたことって何だったんだろう。
積み上げて積み上げて、ちょっと崩す、そこで笑いが生まれる、って思ってたけど、殴っていいんだね、出会い頭に」

それから自分で喋り始めて、あれ?他のメンバーは?っていう客席の空気に気付いて「(皆に)振った方がいい?」
自分も物真似を強要されるかと怖気付く長谷川さんに、
「あの後に何も出来ない、一言抱負を」
すると、17歳の息子がいる自分よりも若い父親がいる人、って客席に訊いて、「そっかぁ…。こんな歳の自分ですが、半パンの人と一緒に演ってます。
まさかキティちゃんが出てくるとは思わなかった」そうでしょうそうでしょう。
「(長谷川さんはコメントが)いつも完成されてるね。しっかり者」

次のイクオさんは、西川くんのバニー姿に言及。
「今は普通に戻ったけど」普通?耳とミトン、付けてますけど。
「すごい格好してたね。後ろから見ててムラした」西川くんに上目遣いに睨まれる。「あまり見ることないじゃないですか、バニーガールって」
違う違う、って素振りの西川くん。「え?バニー…ボーイ?」そこに耳打ち。「バニー、フェアリー!」はは〜っ!仰せのままに。
「…さっきまでセックス、とか言ってた人とは思えないね(苦笑)」

「昨日ライブの後で、担当者集まって反省するんですよ、もっと良くしようと。そこで"あのムキムキのバニーはどうなの?"
"いや、オレが自分でバニーやりたいって言ったんじゃないよ、自分からやりたいって言うと思う?""お前なら言う""言うね。言ったね"」
「以前、ピンクのウサギになったことがあるんですよ。もう十年以上前ですが。
あの時から磨かれた姿を見せようとした結果が、アレです」

どんな時でもトリとして期待を裏切らないスナオさんには、「(物真似と、抱負と)どっちがいい?」と訊く。
「聞いた?"新しいのあるよ"、やるつもりだったの!?やる気満々!?」
「最近は、戦場カメラマンとか…」と反応を窺うように緩く真似ると、一転冷ややかな表情になった西川くんへ「今のは物真似じゃないから!」と弁明。
でも「どうしよっかな」なんて言ってるからには、それが用意してたモノだよね!?
「じゃあ…ロッキーやります。ファミレスでもロッキー。"エェビドリア〜!!"」勢いで笑える。

「お前らが甘やかすから、こんな大人になるんだよ!?いいの!?
…いいんだ…。
まぁいいか。
こんなど〜しようもない奴らと、ど〜しようもない俺と、ど〜しようもないお前らと、ど〜しようもない関係を続けて来たんだもんな!」愛を感じる言い方だなぁ♪

この日は、シモ方面のものと共に、殊更感極まっているような発言も多々。
ライブでもらう力ってすげえなと、改めて思っているところです
人生について、考え合わせていたよう。
歌うことを糧にして生きていくことを決めて、本当に良かった

『MID-NITE WARRIORS』の間奏に被せて呟いてた、「…お前らがいるから。会えて、良かった―ー
そんなふうに言ってもらえるなんて。

「誰彼に指図されて歌うなんてヤだよ、とか、自分のやりたい歌だけやりたい、って思ってたこともあったかもしれないけど、
そういうこだわりが馬鹿馬鹿しくなりました。
誰かに期待されるのって、望まれるのって、すっげえいいじゃん!
結局それが自分の幸せだったりもして」

わたしが常に目標として掲げている西川くんだけど、彼には彼なりの至らなさや弱さがあって、
それを克服しながら、乗り越えながら、進んでいるんだな。
わたしも、人が喜んでくれることが自分の幸せ、と思えるようになってみたいんだけど…その境地は遠い;

「こんなに長く続けられたものって他にないし、これからも毎日が記録の更新です。それに付き合ってくれるお前らがいて、本当、ありがとう」

「自分のやってる事は何の役にも立たない、音楽って頼りない、って感じる時があるんですよ。
そこに行って手を貸せるわけじゃない。
ただ、音を揺らして、人の血液を揺らして、ほんの少し背中を押す、それくらいのことしか出来ないのがもどかしくて。
でも、それでいいんじゃないか、って思うようになったんです。
こんなふうにつながってるって、ないじゃん!」

「これからは俺の夢じゃなく、お前らの夢を叶えるために生きる」
えっ、それはダメだよ。と一瞬思わせるような言い回しに、ここではなってしまっただけで、
自分を押し殺すんではなく、それが結局自分の喜びになるんだ、ってことを
ちゃんとそれまでに言ってた。

「終わりが近づくにつれ、すっげえ寂しい。
次にツアーで会えるのが3月だろ?それまで待てるかな…」

「思い余ってアルバムの前にシングルもう一枚切っちゃおうかな」うわあ〜っ!今日歌ってくれた曲?
「今日の反応見て、こういう曲も聴きたいのかな、」聴きた〜い!「だったら、『UNDER:COVER U』とか…」重ね重ね、うわあぁ〜っ!大希望!
「皆の意見を反映できる方法を考えて一緒に作っていきたい」

「T.M.R.はお前らのものです。
誰のものでもないってことは、お前ら一人一人のものだってことだよなあ!」

「変わり映えしない、これしか言えないけど、本当に、ありがとう」

西川くんがこちらを向いて、君は特別なんだよ、と言ってくれてる気がするんだよ、いつも。
おそらく一人一人にそういう気持ちを届けているんじゃないかな、と思う。
これからも、何年も何年も、よろしくね。