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登場の西川くんはサングラス姿。おおっ、珍しい。

ジャケット着て両方にグローブはめて、後々あらわになってくのを先に言うと、
グローブは肘下まで続いて(最後にはその部分を取り外してた)、長いフリンジが垂れてる。

首元にボリュームあったから、最初は多分巻物して、
中は前開きから裾にキラキラ縁取りベスト。
その下には、横方向の裂け目でヒモヒモになってるインナー。いずれも黒。ジャケットだけグレーかな。

そして曲は!

1・DYNAMITE PASSION

う〜わ、へええ〜っ!
この曲は、西川くんに言って欲しい言葉がたくさんだから、ライブな声で聴けてうれしい。

2・URBAN BEASTS

2曲目の前奏からヘドバンしまくり。ってことはここですでにサングラス外してたな。
西川くんが、まさにビースト。水だってかけまくり。

3・PIN UP LADY

いやいや、かっこいいなぁ!早いテンポのこの曲のこのアレンジ。
去年もだったよね、フレーズ終わりのウォッオ〜★
♪パンドラの眼が、で横向く時とか好き〜!

ここまでで、割と去年の流れを汲んだ曲目なのかなぁ、となんとなく感じていたのだけれど、次にこの曲来てびっくりした。

4・Slight faith

この曲はテンポこそスローだけど、バラードじゃないよね?じゃあ、今年バラード無しだよ!

5・OH!MY GIRL, OH MY GOD!

これにもびっくり。しかも、ここで?がらり、だよ。

6・HEAT CAPACITY

ここから怒涛の後半へ再スタート。

7・LIAR'S SMILE

8・LEVEL 4

高い所に位置取って、震えがくる程の圧倒的光景。
これを見るために生まれてきたんだ、って思う。
勿論、それだけではないけれど、他は別の道を通っても、ここはいなきゃいけないポイント、ってのがいくつかあって、そのうちの一つだってことは間違いない。


9・蒼い霹靂

10・Joker

今日は三途の川が近かった…3曲目あたりで見えた、死にそうと思った。
そう、2曲目で西川くんの放つ気がもうMAXだ、って思うような熱気だったもんな…。
毎年、ここで死んでもわたしにとっては本望だったと親に伝えてくれ、と思うんだけど、
今年はそれに加えて、でもやっぱり死にたくない!と思うとこまで行った…。

わたしと同じような状態の人がたくさんいたのか、turboコールは西川くんを満足させられなかったらしく、
「暑いんだろうな。声が小さかったもん。休んでんじゃね〜よ!
命を削ってるから輝くんです、魂と魂の摩擦で輝きが生まれるんです。」


en-1・Laker(新曲)

琵琶湖マラソンのテーマ曲として、新たに作った曲。
それに相応しく、楽しくさわやかな曲調だ。


en-2・MID-NITE WARRIORS

これも、へえ〜!な選曲だね。多分、ライブで聴くのは『triple joker』ツアー以来なんじゃないかな。
眺めて見ると、『progress』よりも後の曲は(新曲以外)やらない、ってメニューなのか。
『LOVE SAVOR』を歌わないなんてこと、あったぁ〜?


en-3・Burnin' X'mas

en-4・Naked arms(新曲)

いい!
T.M.R.らしい勢いがあって、血が沸き騒ぐ。
間奏にもなりそうなところに歌詞がのっかってるサビ前、好きだな。
そして西川くんが明言する。

「ここにいるのは、T.M.Revolutionだ――!!」
「T.M.Revolutionは、ここにいるぞ!」
うわ、泣ける。
もしかして今、嘗ての封印解除に匹敵する歴史的、感動的瞬間?


en-5・WHITE BREATH

en-6(1st)・SHAKIN' LOVE
en-6(2nd)・VITAL BURNER


この曲の終わりを待てずに、離脱。
座りこんでて、西川くんの声だけを聴いてた。
曲の後、元旦ライブの話なんかもしていたけど、それらも耳だけで。
「スゴイ記録ですよ。一日に二つのイベント。
間の入れ替え時間はどう取っても一時間、へたすると30分。前の人いたら、蹴飛ばして席取っていいです。もう終わったんだから!って。
何が出てくるか。
まぁ、さらりとやりますよ笑」
応えて笑いはできるんだけど、とても立ち上がれず。情けない次第で。
そんで、ああそんなこと言われたら行きたいなぁ、リアカンでだけ、元旦ライブでだけ、見られる西川くんを見たいなぁ。
でも帰省を採っちゃったよ、孝は私情より優先されるべきものだもんね、とか考えてた。

今年は20日一日に2公演連続参加だったけど、
日にちを分けて1公演ずつの参加を狙うべきかな;
2回目で、とうとう倒れたよ。自分で座り込んだんだけど。
だって、ホント、西川くんへ向けて投げ返したい気持ちはあるのに動けなくなって、視界か頭の中かが真っ白になったから。


「何だこの、一体感!」

「やるさ、ああやってやるさ!
ぎりっぎりでやってます。
毎年やってるから、じゃなくて、コレ(客席からの熱と歓声)を浴びたいから、やってるんです!コレを浴びなきゃ、一年が終わらないから!」

「もう今年も終わりだよ。うん、早いね。
今年の頭はまだツアーやってたんだよ、ずっと昔のことみたい。」
あぁ、ホントだよ。
「(客席で皆)静かに頷いてくれる、有難いことです。」

「イヤカンも13回目です。10年、12年と、2周目のディケイドに入ってね、
愛しく思います。」
そうだ、もう10年以上、西川くんは変節せず、ずっと離れずにいてくれた人だ。

「これだけやってると、後輩も出てきて、慕ってくれるやつらもいたりして、
どうしたらそんなふうになれるんですか、なんて訊かれたりもするんですよ。
自分でもわからないんです。
ただ、ひとつ言えるのは、目の前にいる奴らを楽しませることを一番に考える。その積み重ねが大事なのかなと思ってます。」

「死の瀬戸際歩いてます。お前らとだからそれでいい。最後まで看取る覚悟があって来てるんだろう!
縁起の悪い事は言いません。まだまだ連れてくぞ!」

今年のイヤカン、出来るのかかなり危ぶまれていたものだということで(遠目に見ててもそうだろうと思う)、
「そう簡単に出来ると思うなよ、と言われても。精神のバランスを崩しても。」に、西川く〜んっ;
「やってみることで見えてくるものがあると。」

「参加できたリハは前日の1日だけ、その時点でまだ曲全部つながってなかった。」えっ!
「このメンバーじゃなきゃ出来たかどうか。すっげえ。」

「人を信じるって、いいもんよ?
信じられた方大変なんだけど。"お前なら出来る!"って。」

「(メンバーへの感謝は)楽屋でなんて絶対に言わない!だからここで、皆に向けてありがとうを言う。
冷やかすなよお前ら!」

「オレだけ昂ぶっててゴメンね。でももう少し、話したい。」

1stでは、バンドメンバーの今年印象的だったことを訊くくだり有り。
最初柴崎さんに訊いて「イナズマロックフェスはいいイベントだったと思います。」、
イクオさんに近付く前に準備。胸に詰め物。「イクオさん、巨乳じゃなきゃ話してくれないから。」

「某バンドのサポートメンバーをしてるんですけど、その某バンドでヨーロッパに行って、初めてだったんで、それが。」と、イクオさん。

長谷川さんにも胸を強調しつつ質問する西川くんに、
「オレ巨乳好きじゃないよ?」「ええっ?早く言ってよ!」
長谷川さんの答えは、「この歳で一日2公演できてることが。」おっ、これも西川くんによって広げられた限界か。

そしていよいよ、「お前の出番だ!時代が呼んでいる!」とスナオさんに期待をかける。
なのにスナオさんときたら、西川くんの巨乳攻撃がないことの方が目下の問題らしい。
「"オレは?"って笑。案外求められてた?」

で、答えはというと、
「ひとつをパッと挙げられないけど、やり残したことならあります。」「お、何?」「ここで、皆と暴れることです!」
ええっ!?何、その、こなれた対処!?

「へぇ〜…ふぅ〜ん…そういうこと、言えるようになったんだ。」西川くんをお手本にしてるんだと思うよ?
「気が利いてたよね?面白くもなんともなかったけど。良かったんじゃない?」

そして西川くんの総括。
「イナズマにしろ、ヨーロッパにしろ、そこに皆の顔が浮かぶのがいいと思います。
自分だけが楽しかったことじゃなくて、こいつらがいい顔してたから良かったな、こいつら楽しかった、っていうから良かったんじゃない、とか。」

「まぁ、これで今年終わりじゃないもんな!」

「今年はいろんな意味で人とのつながりを感じた一年でした。」

この日の午前中は、「皆寝てなくて、ベッドとひとつになってた。いいよ〜、寝起きのライブ!」

先に披露した扇情的なパフォーマンスに寄せて
「顔伏せないで下さい、初めてじゃあるまいに。」
唐突にエロトークに。
「今日勃ったのをいいことに。
あれ、なんか今日おかしいな。今昼間だよね?さっきまでベッドだったな、と思って。」

「お父さんとお母さんがものすごくいやらしいことして、お前らがいるんだよ?さあ、想像して見よう!そうだね、食べたもの全部、出そうだね!

「昨日、ライブの前の生放送出演の時、誘導してくれる方が何か言いたそうにしていて、
マイクの位置とかずらすのかと思って何ですか?って訊くと、”あの、明日行きます”
っ早く言えよ!なんだ身内じゃん!よろしくお願いします、なんて言ってたのに、
(肩に手を回す仕草でフランクに)"なに、明日来るの?"」

「終わってからも、そわそわしてて、"写真もいいですか?"筋金入りだな!と思って、"いいですよ"。
さらに"サインもいいですか?"まだ帰してくれないのか!
ちょくちょく、いるんですよ、一緒に仕事する中で、ファンですとか、ファンでしたとか。」

「お前ら早く偉くなって、金を自由に動かせるようになって、俺をいろんなイベントに呼んでくれ。
いや、その金俺に預けてくれ。俺なら面白い面子で出来る気がする。

最近のフェスって、応援するとこ以外は盛り上がるまいとして抑えてるんだよね、なんなら後ろ向いたりして。
いつからそんなつまんない事するようになったんだろうね。
せっかくだから皆で盛り上がろうよ、ってすると、強制されたくありませんて言うんだよ?死ねばいいよね笑。

それに比べてうちのフェスは、最初っから最後まで無駄に盛り上がりやがって。
いいんだけど、俺の出番の時には疲れてる。"(へろへろで)♪SHAKIN' LOVE"…"そうじゃないだろう、もっと高く!ペース配分しろ!"」

「嬉しい事に、言ってくれるやつらがいるんですよ、”絶対番組作ります!”。いいの?身内による、身内のための番組。
ホント、お前ら早く偉くなってくれ。」

「"一緒になにかやりたかったけど最近名前きかないね〜"とならないようにしなきゃと思ってます。」

「音楽しか出来ない、クズの中のクズです。
でもそんな俺達にも価値を見つけて何か求めてくれる、期待してくれるお前らがいるから進んできました。」

どんな言い回しだったかはっきり覚えていないけれど、"期待される覚悟"ってことを西川くんが言って、
それがすごく、わたしも肝に銘じなくてはいけない、と思うことだった。

こんな真っ直ぐなエールも。
「つらい事悲しい事寂しい事、あったりしただろうけど、俺がいるだろ!」
案外わたしが必要としている言葉かも、と、教えられたよ。