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今年もやってきました、ZEPP TOKYO。もはや年越し行事となっているイヤカンライブ。
しかも、参加する2回とも、なんとAブロック!
通常ありえない事態だわ、さすがにこんなこと、初めて。

1時間前に開場してすぐ入るから、中でずっと待って、さあさあ、始まるぞっ!

誰もいないステージに、音と光のオープニング。これ、わたしすごく好きだった。
そして左右2箇所から煙が噴き出して、メンバー登場。
さらに一呼吸おいて、もいちど煙を噴き出してから、西川くんも登場!

西川くん、完璧。
”かっこいい”とか飲み込んだ、もっと上の次元でカンペキ、だ。

光、衣装、髪、すべてがしっくり来ていて、
体から発せられる迫力、声、動き、笑顔。
西川くんの厚みだ。

衣装を説明すると、王子様系ジャケットは黒で、袖やポケットや身頃の縁には白のパイピング、
丈は燕尾服のように丸く長く、後ろのスリットは腰の辺りまで深く入ってる。
左胸に黒のコサージュ、右肩から斜めにサッシュベルトがたすき掛けしてあって、
それにはデコレートの間から見えるように「9」「10」の数字が白く描かれていた(と思う)。
パンツのサイドにも白いパイピング、ぴっちりめのロングブーツに収められていた。
ウエスト周りはサテン地で、でも他の部分も光沢のある感じ。

襟が三角になっててフリルの付いたシャツは、1stでは白、2ndでは同じ形の黒。
リボンタイで、解かれた状態を見ると、3本くらいが束ねて結んであったよう。
ベストこそ燕尾服のようで、前は短く、後ろは長く、丸い襟付き。

シャツはノースリーブ、ジャケットを脱ぐと、グローブは肘より上からの長いものだと分かる。
指先は、親指だけ覆って、4本指は出ている形。

フォーマルに決めた西川くんが、すぐ目の前だ。

そして始まる1曲目、『Burnin' X'mas』。
アレンジも照明も、西川くんのパフォーマンスの熱もすごく良くて、
”このイヤカン、最高!今までで最高かも!!”と1曲目からそう思った。
1・Burnin' X'mas
ホント、良かった~!

間奏でマイクスタンド倒れたのを気付いても放っておくのがかっこよかったな。
スタッフさんが直してくれるのを承知してる、関係性が確立してる雰囲気がよかったのだよ。
別のところでは、水を置いて戻るスタッフさんに、どうぞ、と道を譲っていたり。

2・HIGH PRESSURE / HOT LIMIT
『HIGH PRESSURE』は、『UNDER:COVER』では演っていたものの、
なかなか演らない曲、というイメージがそれ以前に根付いているため、
わ~い、これ演ってくれるんだ、と思っちゃうのだ。

西川くんがあの振り付けをやってくれると、さらにうれしいのだ。
全部の箇所ではやってくれないの、1箇所でだけやってくれたりするの。
『HOT LIMIT』も、最後のところで。

でも西川くん、『HOT LIMIT』の間中、すっごく身体動かして、踊りまくりだったな。
ミュージカルに向けて、ダンスレッスンとかもやってるのかなぁ?

3・魔弾 / Joker
!2曲目に続いて3曲目も1stと2ndとで違う曲が来たのでびっくりした。
さらに後ほど、バラード2曲も替わって、ええ~っ!?
だって準備する曲、たくさん増えるわけだよねぇ、あえて課すんだ。
もしかして、16日ではまた違った曲だったのかもしれない、とも思ってるし。
だって、『WHITE BREATH』聴いてないんだもん、2曲目が3パターンじゃない!?

4・夢幻の弧光
5・Web of Night

6・last resort
ここでバラードパート。その3曲の間にも汗は引かず、続々流れ落ちていく。
『PATiPATi』で名前を挙げてた曲だから、おっ、来たな、と思ったよ。
”アルバムに埋もれてしまうバラード調”で言えば、わたし『destined for…』をまた聴きたいな。それと、『O.L.』。

スタンドマイクで歌ってたのをハンドマイクにしてバラード歌うのが、かっこいい。

7・Timeless~Mobius Rover~ / 緋の砂
8・夢の雫 / vestige

ねっ?ここでも1stと2ndで違う曲、ってことと、この曲か~、ってダブル、ダブルパンチ☆
こんなに受け取っていいの?有難う、イヤカン最高!

9・TO・RI・KO
2ndでこれが始まった時、1stではこれも別の曲だった気がしたんだけど、
じゃあ何の曲だったか、っていうと思い出せない。いや…1stでも『TO・RI・KO』だったっけ?
ま、記憶だってところどころ飛ぶさ。我ながら曲目とか、よく憶えてる方だと思うもん。

10・Zips
11・LOVE SAVOR
12・ignited
たしかこの曲で、銀テープ射出。
でも前にい過ぎて、飛び越えてく銀テープが視界に入らず気付かないくらい。

特効は他に、『夢幻の弧光』の始まりに炎が上がったり、
どの曲でだったか忘れたけど、もっと後で頭上に花火みたいなのが広がったり。
そういえば、去年のイヤカンで『vestige』の時振ってきた羽根、今もお財布に入れてるよ。

水もガンガンかけてもらっちゃったなぁ~。
大盤振る舞いに連続して繰り出される水はほとんどわたしにも降りかかって、
一度なんて、西川くんの口から撒かれた水がダイレクトに口に入ってきた。うわぁ、強烈な間接キス笑。
かと思うと、かけるぞかけるぞ、って溜めたあげくに、ごっくんしたり。

アンコールで出てから、少しMC。
「…言いたいことはわかってますよ。切り込み入れすぎじゃない?でしょ?」
そう、西川くんの着てるTシャツには前後から袖から、びっくりするくらい切り込みが入っていて、
「ずっと半乳首、見えてるもんね。僕もさっき腕通してびっくりしました。」
七夕飾りを思い出す。折り紙を折って切り込みを入れて、広げるとびろ~んって伸ばせるヤツ。
ちなみに切り込みは、1stは横に、2ndは縦に。

Tシャツは、10色展開グッズの、1stはオレンジ、2ndはレッド。
そう、実物を見てから気付いたけれど、プリント部分は色だけが違うのかと思ってたら、
4パターンくらい?、ダイヤルの表示項目が違ってるんだよね。感心~。
BLACKだけはぱっと見ても違う、って分かるんだけど。
そして各色に割り振られた日付と会場名が、入ってる。
わたしが色で選んだものには、参加した日とは違う日付と会場名が。う~ん、良し悪し。

「おまえら、イベントでも、周り関係なく我が物顔で好き勝手しやがって。
むしろアウェイなのに、暴れてくれやがって。
この曲はa-nationで歌ったんですが、味の素スタジアムに来れなかったやつらのために!」
つまりわたしのためだ。
en1・Silver and Gold Dance
う~わ、これかぁ!プレミア~!
「なかなか普通のツアーでは聴かせることが出来ないので、ここでめいっぱい演らせてもらおうと。」

ギターを持ってきてくれるスタッフさんがもうひとつ持って出てきた物は、たぼ人形。
おすわりポーズのたぼ人形、かわい~。たぼ人形抱いてる西川くん、かわい~!

「この(人形の)モデル、36(歳)ですよ。
もうそろそろ内孫が欲しいわ、って言われるんですよ。独身だよ!
まあそれはいいですよ。
ここで、お前らと向き合って、触れ合わない、いやらしいことですよ…もうやめてっ!大人の時間ですよ。」
でも今日はエロな発言は少なめだった。

「シュールでしょ。変形ギターと、乳首と、たぼ人形。」
自分を指すのに、ただ”オレ”って言わずに”乳首”という言葉で代わらせるのが、やっぱり西川くんはひと味違う。
西川くんが話すの聞いてると、表現の勉強になるんだよね~。
オールナイト聞いた翌日は、いつもよりいいテンポで話せてる感じがしてたもん。

たぼ人形を後ろ(ドラムセットの前)に座らせるも、倒れるので、
脳天を押さえつけて安定させる。西川くん、Sが出てる、Sが。
ちょっと傾いて座ったたぼ人形と合わせた角度に首を傾げてくれる西川くん。

en2・Pied Piper
『Silver and Gold Dance』で持ってたギターを別のものに持ち替えて、
最後なんてすごくかき鳴らして楽しそうにしてる、西川くん。
そう、笑顔も最初っからたくさんで、うれしいな~。

en3・Goin' / CHASE//THE THRILL
en4(1stのみ)・VITAL BURNER 


「今日、ここに、正直、周りに何もない、この埋立地へ、
よくも集まってくれたよなあ!」
「カップルを掻き分けて来てくれたんだろ?
”観覧車乗りた~い””お前がいいならいいよ””嫌なの?””お前がいいならいいって言ってんだろう”(←寸劇アリ)」
「天気も持ち直して。俺の晴れ男パワーで。」

『HOT LIMIT』で、”お台場的にも”だったね。
来年はお台場じゃないのかな、って意識が、そう歌う西川くんにもあったかなぁ。

「10年目、11年目に入ってますよ。
これだけ長くやってると、想像もしてなかったことが出来るようになっていたりして。
(イヤカンも)今年で10回目、東京で1日2回だけの、ところからスタートして、10年後、ここまでに育って。
ヴェルファーレも今年でなくなるんだそうですよ。」ええ~!わたしにとっても思い出の場所が。
「そんな風に時が経ってるんですよ。」まあ、西川くん本人がいてくれるんだから、いいか。
思い出の場所がなくなったことが、また思い出になるんだよね。

「一年間、溜まった垢とか、日々あるでしょ、
毒、を、ここで全部出して、きれいな身体で2007年を迎えるんです。」
うん!だって西川くんのライブって、最強のデトックスだからね!

客席が「え~」って反応をした時に、「オレのSっ気をそそる。
パブリックイメージではすごいMで売ってるけど、心底、S。」ここにいる人なら、きっと皆知ってる笑。
「お前らの苦痛でゆがむ顔見てるのがうれしい。充実感がある!…なんだオレ?」

西川くんが少しかんだ時に客席がつっこみムードになって、
「よく感じてるんだけど、重箱の隅をつつくようなスタンス、やめて。」
ほかに”ヒューヒュー”とか言われて、「やめようよ。…いいよ、盛り上がってんなら。…もうやめて、ホント。」

「今年もお前らとずーっと一緒にいたな…。
いつもいるんだもん!
中にはピュアな人も、…いないかもしれませんが…。
だって!ここにいるやつらはコアコアの、真っ黒なやつらだよ?
染み付いてんだよ、俺の、汗と血が。」
「もう、オカンみたいだもん。オカンの前でやってるみたい。」

「(お前らときたら)てきと~に(会場に)やってきて、てきと~に暴れて…」
え~!
「だって、好き勝手にやってるだけでしょ?
お前らの好きなのがたまたまコレ(腕を振り下ろす仕草)だったんでしょ?」
もう~!自分のファンを、そんな真正面から揶揄しないでよ~!

でもその話題はエスカレート。
「家ではウエイト付けてやってんでしょ?262回!263回!って。
その道のプロとかいて、そこ違う!とか言って(パラパラかっ?)
先輩っ!(部活かっ!)コレの全国大会とか、あったら面白いよね。
ロシア代表とか、ものすごく腕太いの。エイッ!エイッ!
楽しいの、俺だけ?」いや、すごく楽しく広がりました笑。

「嫌々、と言いながら、最終的には気持ちよくなってんだろ?」

「昨日もここ暑くて、一定の温度になったら冷房が入るよう、交渉したんですけど…。」え~、全然暑い~!
頭がぼうっとしてるでしょう?これが、いいんだ。
これを乗り越えたら、気持ちよくなるんだ。」

わたしも、2ndが始まる頃視界がぼうっとして、これは倒れるかも、とかなりリアルに思ってた。
わたしいつかライブ会場で死ぬな、って、去年も思ってたんじゃなかった?
西川くんが登場したら、気持ちで乗り切れるから、という予想はその通りだったけど、
バラード時にまたふらついたりしてたなぁ笑。

西川くんも。「いーんだよ、グリーンだよ。…自分がイヤ。頭が回ってないんです。」

「今年もお前らとずっと、遊んでた…」!笑
「だって、いっつもお前らだもん。
たまには、ないの?(T.M.R.を)聞いたことあるけど…って人を連れてきたり。
ないか!そいつらに席譲るくらいなら自分が入りたい。知・っ・て・た。」

「お前らが意外に独占欲強いのも、知・っ・て・た!
お前ら自分は彼氏とか作ってるでしょ?
なのに俺には幸せになって欲しくない。あるでしょ、知・っ・て・た!」

「まあまあ、それはお前らの気持ちがこっちを向いてる、ってことでいいとしよう。
また、チンコだよ~。(野郎ライブが控えてる)
いつも女の子に押されて小さくなってんだろ?
女の子の振り回した髪が(顔に)バッサーとか、なってんだろ?
だよな!」押さえ気味な男子の反応に、「気兼ねすんな。だよな!」上がる男声を受けて、女子に向けて「(そうなん)だって!」

「とうとうSHIBUYA-AXが満員になりました。」おお~、拡大する会場に集客が負けずに増えてるのね。
この後は、後楽園、横浜市体育館、
そうなったら、プロレス入場だからね、これは決めてるから。
皆好きな入場ソング選んでいいからね、いや、プロレスじゃなくてもいいや、
でも俺スカイハイ取ったっ!」
わたしを含め、プロレス話が分からず反応出来ない客席に「皆、80年代の話するの嫌い?」

でもスナオさんが西川くんの話に乗ってくれる。
お前と俺でやっちゃう?みたいに二人で、技か、名場面かの再現をしていたよ。こっちがわからないのは変わらないけど笑。

「男の乳首と男の乳首が触れ合う乳首相撲、
受けて立ちますのは柴崎浩!」え~っ!と慌てる柴さん。
「4千人の乳首から、柴さん一人の乳首につながってるんだよ?
片方ずつ2千、2千で。見たい~!」

「スナオさんは、(放っといてあげて。)有馬記念で忙しいから。
(24日の1部と2部の)間に、行くんでしょ?
ステージには4つんばいで出てこないでね?」

「そういえば、誕生日だったんですよ、浩が。
せ~のっ!」♪Happy Birthday to you~!「せ~ので出来るって…」
息の合ったわたしたち。急に客席にマイク向けられて歌う、って鍛えられてるからかな笑。

「携帯サイトにも書いたんですけど、こないだお祝いをしたんですよ、
ケーキを持ってきて低いテーブルの上に置いて、ハッピバースデートゥーユ…ふううっ!(フライングでロウソクを吹き消す)
(柴さんは)少し奥にいたんですよ、そこから歩いてきてこれくらいだな、と計算してたのに!
まあ曲はギリギリ終わってたことにしよう、
でも普通、”いやいやそんな、有難うございます。今年も頑張っていきます、では。ふうっ”でしょう。
(なのに日常の一コマのように無造作におざなりに)
びっくりしたもん。”何も言わないの!?””あっそっか”(柴さん)顔真っ赤だよ!笑」

「大変な人ばかりいるでしょ?僕の苦労、分かるでしょ?乳首も見えるわ!」

「(一部では)海外から来てる方も多くて。」
そういった人達の声を求めて、「韓国?アメリカ?さっきの(一部でいたアメリカの)方とは別で?まじで?
このためだけに来日してんの?トヨタカップ並みだね。
よりにもよって、この濃いイヤカンに。」

「しばらく海外でライブ出来てないんで、申し訳なく思ってます。こうやって来て頂いて。」
『CHASE//THE THRILL』の前には、「海外からのお客さんも来てるということで、せっかくだから、この曲だっ!」

「今年はT.M.R.としての新曲はなかったり、
従来だと、春からツアーがあったりするんですが
来年はミュージカルが入っていてイレギュラーなことになってます。
いろんな人を楽しませていこうと思っているので、
ここから目ぇ離さないでくれ。
これからが長い、これからもっと楽しくなるんだ、ってことをまた繰り返し言葉にしてた。

ここに立ってるだけで、お前らからいろんな想いぶつけてくれてんのがわかるから、
たったこれだけの人数で、この熱量。(だったらもっとでっかいことが出来るはず)」
「新しい世界へ!」

1stの最後には、たくさん投げキッスしてくれてたなぁ。

頭がおかしくなっても結構です。
オレがこの世にいる限り。

…はい!頼もしいお言葉。安心してついていく所存です。