会場に辿り着くまでにすでに一バテ。滝のような汗をかいて体力消耗。
東京、暑っ。こんな中で、よく暮らしてるなあ〜。
でも着いてから日陰に座って休めたので、回復。
初めての武道館。
”武道館”って書かれた看板と、扉の上の”日本武道館”って文字、
その間に”UNDER:COVER”の看板があって、しばらく眺めちゃった。
ライブは勝負だ、って思えば、まさにふさわしい場所だよね。
会場に入ると、わたしの席はものすごく端で、ステージの真横なの。なんか、すごい席だぞ。
横にまっすぐ伸びた花道に、来てくれた時は結構近くかも、と期待。
セットはツアーと同じもので、さらにツアーと同じく”おや、眠れないのかい?”で始まった時には、
え、同じなの?と正直がっかりした。
しかしもちろん、かと思いきや、でした!
1曲目までのツアーと同じ流れを鮮やかに断ち切る、『LEVEL4』!
前半の最初と最後、後半の最初と最後にもってくる曲はツアーと同じにして、ツアーとの統一感を枠で出して、
その中はまったくシャッフルし直しで、って感じだったよ。
1・HIGH PRESSURE
2・LEVEL4
3・魔弾
4・Web
of Night
映像もツアーで使ったものが使われていて、(でもまた見えない席だった…)
『Web
of
Night』の後、映像に合わせて苦しむ西川くん、そこからバラードに行くかと思いきや、『Albireo』!
マジで?この流れ?しびれる〜!
5・Albireo
6・Zips
7・夢の雫
8・AQUA LOVERS
9・vestige
10・THUNDERBIRD
本日の皇太子殿下のお顔見せは、向かって右側のバルコニーから。
こっち側だったら見えないだろう、って席だったから、よかったよ〜う。
そして後半も2曲目からサプライズ。
女性ダンサーたちの登場!うわあ、なんて久しぶりなんだ!
そして西川くんのダンス!わたし好きなんだ!好きなの!
11・臍淑女12・HOT LIMIT13・WILD RUSH
3曲歌って、(メドレーっぽく、フルコーラスじゃなかったと思う。でもそんなに短くもなかった。)
西川くんが先に引っ込んで、女性ダンサーさんたちが激しく踊る場面があって。
その後ダンサーさんたちも引っ込んでから、西川くんがまた登場して歌う『HEAT CAPACITY』、強かった。
14・HEAT CAPACITY
15・WHITE BREATH
16・夢幻の孤光
17・ignited
18・LOVE SAVOR
19・CHASE//THE THRILL
20・Twinkle
Million Rendezvous
アンコールはTシャツBレッドと、腰にはジップアップパーカーを巻いてた。(2度目のアンコールではパーカーははずしてた。)
「新しい門出にふさわしい曲を」と、『BOARDING』を。
en1-1・BOARDING
1-2・BLACK or
WHITE?
1-3・Out Of Orbit
武道館で聴く『BLACK or
WHITE』、格別なシチュエーション。
あの頃の西川くんがここにいる。今の西川くんの中に、過去の西川くんもいるんだ。
あの曲も、その曲も、8年半前にはまだなかった。
あの時まだ歩いてなかった道を、西川くんはその後歩いて来たんだ。
わたしもね。
そして今日2つ目のビックサプライズ、それは、
「これものすごい久しぶりなんだわー」
うっわあああ、『SHAKIN' LOVE』!
来てよかったー!
「これ人前でやるの、ホント久しぶり!
”UNDER:COVER”ツアーのアンケートで、やって欲しい曲は?って欄があって、
そこになんとな〜く、何気な〜く、書いてあるんだよね。
全部数とって(おお〜!)、なんか知んないけど『SHAKIN'』がいい、っていうんだよな〜。」
うんっ!『SHAKIN’ LOVE』をまた体験したい!っていうのは、ずっと気持ちのどこかにあったもん。
「これを皆にプレゼントしようと、間に合わせてみました。
久しぶりにやる曲とか、出来るのかな、って思ったけど、案外出来るもんだ。
身体に染み付いたものっていうのは怖ろしい。
でも、染み付かせたのはお前らですから!
この先、10年、20年、責任とってくれよ!」はい!
力は出し惜しみせずに、倒れるまで出し切るんだ、って感じさせてくれたのは、西川くんだ。
力は使い果たしてもすぐ戻ってくる。乾いたスポンジが勝手に水を吸うように。
そのことを、この曲の最中には必ず思う。
en2・SHAKIN' LOVE
「8年も待たせたんだから、もう少し、一緒にいたいよな!
この場所の景色、せっかくだからもう少し味わっていいよな!」
「ここで、もう一度誓いを立てたいと思います!」と、
en3・LIGHT MY FIRE
白い風船が降ってきたんだけど、思った以上にステージ方向にぼんぼん落ちてって、
ドラムが叩けない様子がすごく楽しく笑えちゃった。クライマックスの曲なのに。
でもふとアリーナの客席を見ると、皆が手に持った風船を振っていて、幸せな画だった。
西川くんは、風船を弾いては飛ばし、(風船はそんなに飛ばずにむしろ戻ってくる)「ちょっと面白くなってきた」。
2つ拾って手に持って、花道の先からスタンド席に放っていたりしたなあ。
「おれたちの、武道館!」
「お盆の最中に、タイフーンがやってこようとしてる時に、東京では、停電の影響も残る中、よくも集まってくれたよなー!!」
「10年間、お前らと向き合って、命削って、全部さらけ出してやってきたことの、
すべてがここにあります。」
「この前、ここに立った時に見た景色とか、考えてたことを思い出したりして、
あの時は、まだホントに駆け出したばっかりで、
こうやってみんなと向き合う場所が自分にとって大切なんだなとやっと気付いた頃で
あの時見えなかった、聞こえなかったものが、今、見えたりしていて、
だったら!この先もっと、見えてくるものが、あるよな、東京!
お前らとだから、作れるものがあるよな!」
「なんでこんなに(しばらく武道館に)縁がなかったんだろ?
もっと大きな会場になって戻りづらかったこともあり、
節目でやりたかったということもあり。
節目、言い換えるとけじめ、だと思うんですけど、
自分なりのけじめをここでお前らと迎えて、また新しいことをやっていきたい。
大切なのは、これからですから。」
「もっとたくさんの人が入れる場所でやるべきなのかもしれないけど、
ここで10年目を迎えたかった。これはワガママ、言わせてもらった。
入れなかった人には申し訳ない、スミマセン。」
「最近ではデビュー記念とか、新曲を発売前にお披露目とか、そんなふうに使われてますが
オレはそんな中途半端な気持ちでやりたくない。」
「こんなだったかな。人間の記憶は変わったりしますが、
こうやって手を伸ばせば届きそうな気がする。おれたちには、これ(の大きさ)じゃ足りないんだな。」
「最初にここに立った時の悔しさとかを、覚えていて、
もちろん嬉しさもあったんだけど、
悔しさや、切なさ、そういうものがあって、絶対自分の力でここに立ってやる、って思って。」
「違う景色を確認したいから(野郎チェックするぞ)、野郎、いるかー!」
野太い歓声と拍手に応え、「何だこのチンコ祭りは!
しょうがない、一つになってここまでやってきたんだ。
野郎も女も関係ねぇ!みんなまとめて、行くぞ!」
「今年もツアーで全国回って、今回アリーナver.、このセットをそのまま持って来たかった。
ちょっと特殊なんですけど。」
ステージの後ろ方向の座席まで使ってあることについて、
「(そんなとこにまで)よく入ったね。
ステージ真ん中にして全部使うならともかく、オレはこれでやりたいって言ってんのに、なんでこうなるかなあ?
まあ、出来るだけたくさんの人を入れようということなんだと思いますが。」
でも西川くん、端の方の席にとても気を配ってくれてるの、感じられたよ。
それと、西川くんの背中が見えるのは思った以上にうれしい気分だった。あの、背中を出した衣装でね。
わたし、やや、背中フェチらしい笑。
「今回ダンサー入れて、っていうのも随分やってなかったんですが、
これやっといた方がいいんでしょ!と。
オフィシャルサイトのBBSを見ると、書いてあったりするんですよ。
うんうん、踊って欲しいのね〜、と思って読んでくと、下の方に、”笑わせて下さい”って書いてあるんだよ。
オレ、結構真剣よ?」
「携帯からでも見られるので、見てみて下さい。
そっかぁ、アレ、笑われてたんだ…真剣にやってんだよ?正直ショックでしたけど、
まあ、それで、皆が、ヨロコンデ、クレッ、ル、ナラ…」
わ、わたしは、真剣に好きだよ!西川くんのダンス!
「武道館、ものすごく暑い!」
「蒸れてます。皆もいい匂いがして、ね。」
ホントだよー、1ガロンの汗だよ。
デトックスとか、岩盤浴とか、きっとこれほどではないだろう?
「最初の、♪カラダが!で既に、いろんなものが出てるけど、お気に召さるな。」
「ライブって、不思議なのは、空気が揺れる。
これだけの人間、それでもたかだか1万か、1万ちょっとですか、
その皆の想いが、振動というか、渦になって、向かってくるわけですよ。
それを押し返して、せめぎあう。」
『LIGHT MY FIRE』の前の、胸がじんわりムードの中で、
「この場所で歌ってきて…」ゴン!と他のマイクにぶつかる音。「…」
「なんで持っていこうとするの?
オレが、立ち位置的に一歩前にいるからって。オレを見て、って気持ちはわかるけど。
ハイ、ジュンジさんでしたー!(拍手)ハイ、おわり!全員オレを見る!」
「お前らみんな、おれのもんだろ!」
「皆がいて、T.M.R.なんだと、ホントに思います。
お前らがいなきゃ何にも出来ない。
ぜってぇ、オレから離れるんじゃねぇぞ、お前ら!」うっす!
「10年経っても、やっぱり最後はこの言葉になっちゃうんだよな。
また会おうぜ〜!!」
「これからの方が長いんだから、覚悟しとけよ!」