始まりは、ビカビカのライト。
目にできた西川くんの姿はすでにステージ中央に立っていた。
西川くんの今日の服装は、白のつなぎ!かなりわたし好みです。バックには灰色でドクロマーク入りなのもキュート。
インナーは、黒のタンクトップ、(DEFROCKで売り出してるウイスキーラベルプリントの、型違い。後ろが一本になってるタイプのタンクトップ)
その上に白のプルオーバーシャツ。(DEFROCKの新作、バックにイーグルプリントのガーゼシャツ)
黒のアームバンドを両手にしてた。
そして服装より先に、まず目に入った、髪色チェンジ。
左側を明るい金髪に、残りを黒くはっきり染め分けてた。へえ〜、へえ〜。
Fブロック、って言われると遠いのかと思うけど、ここはZepp、十分近い!
表情は大体わかるほどだよ。距離にしたって、10〜15mくらいじゃないかなあ。
西川くんが、そこにいる!すぐ、目の前に。
1・Wheel of fortune
昨日と今日の一部と、すでに2ステージした後の、太いライブ声だー!
客電が落ちた途端、周りが押してきて、手なんて挙げるどころじゃなかったけど、必死で西川くんの姿を求める。
2・夢幻の弧光
これと、ignitedは今日が初聴き。楽しみにしてきたよ!
3・Web of Night
英語詞だからって遠慮せず、客席にフってくれる、その信頼がうれしい!
「Web of Night!」ってタイトルにもなってる言葉は応えられて当然だけど、「sadness!」ってとこでも来たもんね!
怒涛のオープニングから一息ついて、
「いろいろ言いたいことはありますが、この曲にこめて」
4・O.L.
5・PIN UP LADY
イヤカンならではの、ちょっと前の曲の新アレンジ、
これがあるからやめられないよね!一年のライブ納めにイヤカンに参加すること。
「O.L.」は、こないだ久しぶりにアルバム「triple
joker」を聴いた時、「考えさせられる曲だなあ」と特に心にひっかかったので、
これがきたか〜、って、うれしかったなあ。
あの時のツアーで歌ってた場面も思い出せるよ。
盛岡で、わたし2列目の席で、西川くんがこの曲の最後のフレーズを繰り返す時、落ちる汗がやけにくっきり見えてた。
なつかしいと思えるほど、長い間一緒にいるんだな、と思ったりして。
「PIN UP
LADY」は、わたし、この曲をライブで聴くの、初めてじゃない?ちょっとちょっと〜!
うお〜、ファンになる前のアルバム曲なんて、普通ならまず聴けないだろうに、ほらね、だからイヤカンって特別なんだよね。
そんな「特別」が、毎年の恒例になってるだなんて、もう…、有難い。
つなぎの袖から腕を抜いて腰で結んで。
撫でるように身体の前で斜め平行にした両手が、わたし的に”キタ〜!”だった。黄色い声、出しちゃった。
6・ Pied Piper
この曲の時、立ち位置は動かないで歌ってる姿が、クール、って印象で、かっこよかったなあ。
7・Burnin' X'mas
この日はすごく、この曲の歌詞がわたしの中に入ってきた。こういう切なさだったんだ、って分かる感じだった。
今年のクリスマスシーズン中に、この曲を出した頃の録画番組を見返してみよう、
PVも好きなんだよなあ。
8・WHITE BREATH
この2曲は、この時期外せないもんね、ずっとこうして聴かせて欲しい。
いったいどれだけ違うアレンジをしてきたことだろう。それだけを集めたって、興味深いアルバムが出来ちゃうよ。
このあたりでシャツも脱いでタンクトップになってたかな。
水もまいて、口に含んだまま間をとってから吹いたりもしてた。わたしたちは出だしから歌いっぱなしで。
雪も降ってきた。また、ここで初雪だ。噴出口をやや右後ろに見た、ちょうどたくさん降ってくるとこ!
わたしきっと、イイ景色になって、西川くんの目を喜ばせてる。
9・INVOKE
歌が始まる前に叫んだいくつかの言葉は先駆けて始まった掛け声に紛れて、でもこれははっきり聞こえた。
「お前らの欲しい物は、ここにあるぞ!!歌え、東京ー!!」
10・Zips
とにかく掛け合いが気持ちいい!わたしたちの「♪欲しくなる」に被せてくる西川くんの声が、なんともね。
11・LOVE SAVOR
「欲しい物は、獲りにこい!!」
うおしゃあ〜!
こんなに激しい曲なのに、途中ゆったりと泳ぐように、情感を込めて踊るように歌う部分がまた、心を捕らえる。
12・ignited
今日のMCでは、もうすぐ迎える10周年の感謝を多く口にしてたんだけど、
ここでも10年間、そして今年いろんなことが出来たのもホントに本当に皆のおかげだ、なんてことを言って、
そして西川くんとわたしたちとで歌い出した時、涙出てきたよ。これまでの時間と、今ここに一緒にいる喜びで。
これまでも、これからも、わたしは何度、この人に感動させられるんだろう。
en1-1・ウルワシキセカイ
「年に一回だからいいんだよね、二回まわし。
もう頭の中、どーでもよくなってます。
それでも、お前らの声、楽屋まで聞こえてきてたぜ!
誠心誠意、アンコールさせていただきます!」
「来年も飛ばしていく、ぞー!
今年もよかった、ぞー!
そしてお前らのいるここが、うるわしいんだ、ぞー!!」 と、曲。
アンコール時は、バイクの絵がプリントされた黒いTシャツ。
丈が長かったから、多分DEFROCKでロングワンピース、っていって売ってるやつだよね。
en1-2・Goin'
「もういっちょ!」
銀テープも降ってきた。キャッチして、それを握った拳で間奏の連打。
このテープ、ライブタイトルが入ってるんだよね。
en2-1・Out of Orbit
思うことは、ここには惰性がない、ってこと。
西川くん自身もそうだし、こっちにも惰性になんてさせない。
やっぱりこれ(西川くんのライブ)は、何物にも代え難い。
↓では以下、トーク内容です。
「今日、12月12日は、PSP(プレステーションポータブル)の発売日です!
そーじゃなくてー!
この日、ここでこうしてお前らに会えて、うれしいです!
ここ(頭)より、
ここ(ハート)だよな!
もしくは、ここ…(下のほうへ)
(いや、いや、って手振り)」
「5年、10年、15年後も、こうやってお前らとバカやってると思います。
だよな〜!?
下向いてるヤツ、いないよな?体力的にちょっと…、って、
体力的にちょっと、なヤツは、オレがおぶって連れて行ってやる!
だからついてこいよ、いいか!」
「2階!お前らも、置いてかねーぞ!いけるよなー!!」
「これ(イヤカン)がないと年が越せない身体に、したり、されたり、ですが、
もう、しょうがない!こういう目にあっちゃったんだから。犬にかまれたみたいなものです。」
「注射と一緒。一度やったらおしまい。
お前らもそのクチだろう?
毒を、喰らわば、皿まで!とことん行くぞ!」
「ファンクラブも、12月で10年。
会報も最初は、1枚の紙を2つ3つに折って。自分で折ってましたからね。
最初の会員証、透明な板の、あれ、よなべして…冗談じゃなく、
よなべしてパソコンに向かって、使えないIllustlator(ソフト)でロゴ作ってたんです。」
「今年のツアーは、T.M.R.がどういうものか確認して、自分の中に入れて、再構築する、そんなツアーでした。
時々、挫けそうになったり、
そんな時お前らや、たまーに返ってくる評価…は、気にせず、お前らとだけ!進んでいこうと思います。
そしてこの関係、出来るだけ多くの人と分け合いたい。
お前ら、次のツアー、5人でも10人でも連れて来い!
脳みそまで、漬け込んでやりますよ」
それからゲームの話。
「早く帰ってゲームしたいな〜、勿論、ライブをちゃんとやってからだよ。今日もぐっしょりにしてやったぜ、って気持ちよく。」
「10日の日は何も入れないでライブに向けて精神統一しよう、と思ってたんです。
頑張ってたんですよ、買ってたんだけど、ライブが終わるまではしない、って見ないようにしてたんです。ないものとして。」
そして一人芝居開始。
「これは、なんだろう〜。
はっ、これはドラクエじゃないか!
…って、分かってんだろっ!」
いったん自分でつっこみを入れながらも芝居続行。
「そういえば、任天堂DSを買った時一緒に買ったような、
ほほう、こうやって箱を開けて、こう持って、トレイの上に乗せて…。おお〜。
この時点で、1時でしたからね、ここでオレのタイムスケジュールは大きく狂った。10時までやって、ライブしました。」
「11日、明日は昼・夜あるし、今日はやらないぞ、…(手がコントローラーを構えた形になり)、あれ!?
もう、3つめの町です。」
「タコの怪物みたいなのを倒しに行ってたら、もう止められなかった。
『その前に、町に戻って準備した方がいいんじゃない?』
うん!!そーだよな!そこ、セーブポイントだよな!」
「あぶなかった〜。船に乗って海渡ってたら、今、ここにはいなかったかもしれない。
ウソ、ウソ!僕もちょっとは大人ですから。
って、10年間毎年ライブやってて、1本も飛ばしたことないだろ!?
そんな、自慢することじゃありませんが、
終わってから倒れたりはしてますけど、スタートがちょっと押したり、もあるけど、でも、やってるんですよ。
これ、小さな自慢。」
「ジュンジ、自分で(『Goin'』の)ドラムソロやりたい、って言ったんですよ。
シンバル叩いて、立ち上がって、止める、っていうのをやりたい、って。」
(客席から”ジュンジ”コール)
「『Goin'』の頭だけ、やってみようか。リハみたいだ。
初の試みです。ある意味、大サービスです。
ホントはやっちゃいけないんでしょうが、こんなことが出来るのもイヤカンならでは。
別の回を見た人に、自慢しちゃって下さい。」
「『ウルワシキセカイ』があって、僕がこのへんで腰をクネクネ(再現付き)させて〜、ハイ!」
イントロ再現。客席も再現。
「スッキリした。こんな明るい中で、(ジュンジさんの)あの笑顔(笑)!」
「いつもだと、この時期は準備してるから待ってて、と言ってるんだけど、
今年はすぐにアルバムも控えてるし、
3月からはツアーも始まります!」
「いつのまにか、野郎もこんなに増えやがって!
28日には野郎限定ライブもあります。今日、一般発売でしたが、もう、ないそうです。
女性には何が見ることは出来ませんが、何が繰り広げられているのか…想像しないで下さい。見るも無残な光景です(笑)。」
「そして男子女子関係なく、3/6からのツアー、みんな、どっかに来るよな!」
「ツアーまでまだ時間があるから、体鍛えて来てくれ。
必ず何人か救急車のお世話になってるんで。死人が出てないのが不思議なくらい。」
かしこまり。次は、「vertical
infinity」ツアーで!