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  ZeppTokyoにて、15:00開演と19:00開演の2公演に参加できました。
  待機場所の真上に見える観覧車は、
  夏のSUMMER CRUSHで見えてた観覧車だよね。
  しかしみんなTシャツにタオルはおってウロウロして…、
  わたしはコート。これでも寒いのに。

  会場は前からA,B,…Gのブロックに分かれていて、
  15:00はC(1F立見C186番)、19:00はF(1F立見F81番)でした。
  あんまりよい場所ではないみたい、と思ってたけれど、なかなかどうして。
  Cでは表情までちゃんと見えたし、
  Fはちょうど段になったとこで、体全体が見えたし。
  初めて参加したヴェルファーレの時から、
  わたしちゃんと近づいてるよ。ここまで来てるよ。

  始まりは何かな、「pied piper」とかで始まったらびっくりしない?
  
「Burnin’X’mas」でした。

  西川くん、白の衣装。マフラーにタンク(肩にヒモがついてる)、ノースリJKに長袖JK、
  パンツも白。素敵だ。スキだ。

  「IMITATION CRIME」、「URBAN BEASTS」と、予期しない曲が次々に来てびっくり。
  しかも前奏では何の曲か分からないくらいアレンジされてるんだ。
  テンポも違う。早い早い。
  歌い方だって当然違うし。
  ひっくるめて、こうも変わるんだー、カウントダウンライブってこれだから特別。

  「夜明け前」の前奏で、手を広げたりしてるのを見ながら、
  すごく表現力をつけてきたなー、って思った。
  アイスダンスやフラメンコとかで、手だけで感情を表現できる人、のイメージ。
  貴教、すげー、貴教、すげー、って、思ってた。

  その後ムーディーな入り口だったので「AQUALOVERS」かと思いきや、
  
「Slight faith」
わたしの唯一苦手な曲。
  結構歌うから、好きになれないのが悔しいね。
  だけど歌う西川君の姿は激しくかっこいい!スタンドマイクを両手で握って、
  開いた肘を絞っては声を出す。あああかっこいい。

  「HEAT CAPACITY」あの突き抜けた感が抑えられた、重た目アレンジになってた。
  あれ?仮歌詞の時のでちょっと歌っちゃってた?

  この曲を聴く度思い出す、
  T.M.R.封印解除っていう待ちに待ってた事が起こった時の気持ち、忘れたくない。
  初めてライブで西川くんと同じ場所にいた時の気持ちと。

  「I.D.」では歌詞がメロメロに。この曲そうなりやすいみたい。
  君でしか、それでしか。
  わたし西川くんを知って、一人で立って歩き出す力をもらえたんだと思う。
  自分の好きなもの、情熱を傾ける先が確信できて、
  歩き出す自信や覚悟がついてきたんじゃないかな。
  あ、まさに”ID”じゃん。

  「LIAR'S SMILE」ここでまたコレがきちゃうよー。
  カウントダウンライブならでは!うれしい〜。
  西川くんギターを手にする度に1枚1枚脱いでいくような…ストリップ!?

  「LEVEL4」
  これは、段のないスタンディングでは後ろに遠慮してあまり手を上げないわたしでも
  感情の激するままにGo!Go!
  西川くんにこっちの気持ちを伝えるためには、というのもあって加減が難しいけれど、
  でも前の人の手で西川くんが隠れちゃったまま、間奏の間もじっとされたりするとさ、
  その分自分の後ろの人のこと考えちゃうよ。
  だって後ろの人は、ただでさえわたしより西川君から遠いんだもん。

  「Out Of Orbit」、「LOVE SAVER」と激しい曲が続き、
  西川くんは右でふらふら、左でふらふらし始めた。
  やばい、ヘドバンし過ぎだ。しばらくふらふらし続けた後、下がった。
  この後できるかな、2回目も控えているのに、そっちは?
  バンドメンバーたちも下がり、そのステージ袖からは水蒸気がもくもくしてきて、
  (酸素つくって出るものなのかなあ?)しばらく心配な時間が過ぎて。
  お願い、ゆっくり休んで、そして出てきて!

  そしてやっと出てきたんだけど、
  「まだ歌っていい?」とか少しだけしゃべったと思ったら、
  「なんかヘンだった…」と言ってまた袖へ。うわあああ貴教、
  ステージでそのままぶっ倒れるよりは、ちょっとだけ大丈夫なのか?
  再度出てきて、「(客席より)俺らのほうが元気でどーするんだよ」
  などとトークで調子を整えつつ「この曲を」

  「INVOKE」初生聴きだ!
  最後の一声の前のためてためてためるとこ、TVサイズじゃない間だから
  どうするかと思って見てたんだけど、特に構えるでもなく
  手を挙げて、手を挙げて、後ろ向いて手を挙げて、いた。

  「お前ら、今日は2公演あるから俺がなめてる、って思ってない?
  1回にこめる力はかわらねーよ、とばすぞー!!」
  思ってねーよ!でもすげーよ!
  これはスタッフ側に向けての宣言とも取れたよね。
  あんまりヘドバンするな、って、絶対言われたはずなのに、すぐまた頭振ってるもん。
  懲りない人だ。うれしくなっちゃう。

  「Juggling」、「pied piper」とC/W2連チャン。
  「pied piper」はギター有り。これも初聴きだ。うわあーい。スキだもん、これ。
  聴く人にこれほど強くメッセージを伝えられる力を持ったボーカルって、
  いないよね、他に。

  「VITAL BURNER」
  コップが10コくらい載ったお盆ごと受け取って全部ぶちまけたり、
  手前の方にこぼしてみたり。
  山田さん(BASS)やすなおさん(GUITAR)にちゃんと1盆ずつかけたり…
  ヒドい人だ。
  かと思うと、わざとでなくステージにこぼしちゃって、
  拭いてくれるスタッフさんに申し訳なさそ〜にしたり、
  スタッフさんも使ったタオルを乱暴に投げ捨てたり、なんてコトも。
  やんちゃだなあ。3人並んでギター弾く時もそう思う。楽しそうに。

  アンコールは、「WHITE BREATH」
  定番が来て、軽く意表を突かれた。

  インターネットで昨日の内容を知ってるんだろう、と
  「昨日とは違う演出にしてみました。ここ(西川くん)だけでなく
  別のとこも見てると面白いかもよ。」
  雪だ!ステキ。とってみると細かい泡でした。
  噴出し口のほとんど真下で、むちゃくちゃ浴びました。
  最後のサビから、曲が終わるまでずっと。上向いてるから、顔に落ちてくる。

  2公演目のアンコールは、
  「同じことやっても面白くないだろ?お前らにとっては一度きりだから、
  前に何やったかなんて知ったこっちゃないだろーけど」
  ギター登場。
  「夏以来なんで。あの後記憶真っ白になっちゃって。
  それだけ楽しかったってことなんだけど、コード進行すっかり忘れちゃってさ。」

  おおお、「LIGHT MY FIRE」だ。
  客電が付いて光がキラキラしてる中、
  みんなの無数の手の向こうで西川くんが歌ってる。
  わたしこの景色が好きだ。

  1公演目で倒れて、2公演目まで2時間で、アンコール曲変更の対応までしちゃう、
  この人はなんてサービス精神があって、そのための力を振り絞る人なんだろう。
  この人がいて、有難う、って思うよ。

  そう、2公演目、体は大丈夫かなー、って思っていたからだと思うけど
  「Out Of Orbit」とか、息を切って歌ってる、つらそう、と感じたな。

  でもシャウトしまくりだったの。
  これは、自分に気合を入れるため、プラス、スタッフやバンドメンバーに、
  ”俺は大丈夫だぞ、飛ばすぞ”というアピールだったのでは。

  季節柄、2002年を振り返り、
  「初めて自分の希望によるベスト盤を出し、初めて人前で国家を歌い…」
  野郎チェックをして、「すばらしい!
  あとはこいつらが勉強して立派になってくれれば言うことないんだけどね。
  内閣とかいっぱい入って、西川ちゃんのいうこと全部聞いてくれれば」
  わー、生『西川ちゃん』発言だー。
  「ファンクラブならではの情報はねー、うーん、”i ”とか、”モード”とか…」

  「なんでこーやってぐだぐだしゃべってるか、教えてやろーか。
  …だって、終わりたく、ないんだもん!!」
  なんでこんなこと言ってくれちゃうの、わたしもー!!

  終わってからも、「幸せだったなー」って、歩きながら目つぶっちゃうくらい。
  よかった、西川くんをずっと好きで。西川くんがいつも全力な人で。