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1.都市型洪水調節池の経済効果 下図は上方がハイエトグラフ(降雨の時間的変化)、下方がハイドログラフ(流出量の時間的変化)をそれぞれ表す。 この図において降雨開始から河川への流出Q が始まり許容放流量Qpc に達する迄の時間をT1、その後、ピ−ク流量Qpとなり再び減少して再度許容放流量Qpcに達する迄の時間をT2、 地上流出が終了する迄の時間をT3 とするとき、ピ−ク流量Qp の許容放流量に対する増加量は凾pとなり、この凾pが都市化された地域の浸水災害を引き起こす原因となる。 この凾pをゼロにする対策として従前から穴あきダム式洪水調節池が採用されている。この方法は降雨による流出が開始れてからT2 時間貯留して凾p=0とする方法で、従来の孔開きダム式洪水調節池の貯留量V1 は、 V1=凾nAC+凾`BC 一方、都市型洪水調節池はT1時間後から貯留が開始されるので、貯留量V2 は、 V2=凾`BC 以上より、許容放流量Qpc が洪水ピ−ク流量Qp の1/2のとき当該調節池の必要容量は従前の調節池に比べて半分で済み、経済効果が十分期待できるもの と考えられる。 |

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2.都市型洪水調節池の管理上の利点 @ 都市型調節池は、従来型の調節池に比べ、容量が半減するので、管理面積 も半減する。 A 常時の小降雨に対しては遊水池を通過せず直接調節桝から放流するので、堆砂は調節桝内で行われる。よって浚渫も調節桝で行えばよい。 また、遊水池に於ける堆砂は、遊水池に滞水する回数が少ないので、堆砂量も少量である。したがって遊水池の浚渫は、流水洗浄等で調節桝に導き調節桝で浚渫できるのが都市型洪水調節池の利点であると言える。 |