爬虫類用品_照明器具

爬虫類照明リスト

照明器具のマメ知識
白熱電球類 (バスキング・保温球・ハロゲン電球)	白熱電球は、電流を流すことによりフィラメントを加熱しその温度放射によって発光する光源である。フィラメントは、使用し続けると蒸発して次第に細くなり消費電力と光束が減少し、ついにはフィラメントの一部が急激に細くなって焼断して寿命がきれる。　ハロゲン電球は、ハロゲン元素を封入したためフィラメントの寿命を長くし光束の減少をきわめて少なくし白熱電球に比べて容積を小さくできるメリットがある。　バスキングは、ガラス球内をアルミニウム反射面をつけたり　硬質ガラスの押し成形を利用して前面レンズに光を集光させるシールドビーム形投光電球がある。　ディマーコントローラーを使用することにより光束や保温力の調整が可能で季節に応じた飼育ができます。
蛍光灯 (フルスペクトルライト)	蛍光灯は、フィラメントに電流を流すと電子が発生し　電子と管内の水銀原子と衝突し紫外線を放射し管内側にぬられたけい光物質を刺激して可視光を放射します。けい光物質によって放射せれる光がことなります。一般に消費電力が大きいものほど全光束が大きく効率がよい。　特長として　消費電力が少なく価格も安く手軽に購入できるが照度が低く可視光線の赤色部分が不足がちである。　爬虫類用の蛍光灯(フルスペクトルライト)は、家庭用のものよりスペクトルの紫外線部分より強く放射し幅広い光束がえられる。
HIDランプ (メタルハライドランプ・水銀灯)	HID(Hight Intensitty Discharge)ランプは、ハタルハライドランプ(通称メタハラ)・水銀灯・ナトリウム灯の3種類で　爬虫類・観賞魚に使われるのは、メタハラと水銀灯である。　発光原理は、蛍光灯(低圧光源ランプ)と同様だが管内物質の密度と温度が圧倒的に高いため高圧放電ランプと言われる。発光効率も白熱電球より高く　電力も幅広く入力することができ力強い光を発生させます。　水銀灯は、蛍光灯に比べて全光束が大きく特に紫外線部分が強く放射　可視光線の赤色部分も補強されています。　メタハラは、水銀灯の効率をより向上させるために金属ハロゲンを添加したもので　添加する種類によって青・緑・黄・赤などの特有の発光が加わり効率の高い光源がえられます。
分光 (スペクトル)	分光は、光を電磁波の電波のように波長で表したもので　単位をnm(ナノメートル)で表し　短い波長から遠紫外線・近紫外線・可視光線・近赤外線・遠赤外線と区分される。可視光線(人の目で見ることができる波長)は、380～780nmの範囲で、短い波長から青紫・青・青緑・緑・黄緑・黄・黄赤・赤の順番になっている。爬虫類に必要なUVB(260～320nm)・UVA(320～380nm)は、可視光線より短い波長であり当然肉眼では確認できない。
色温度	光の色は、青色から赤色までありその違いは光の温度によるのので、色温度と呼ばれ単位はK(ケルビン)で表している。　自然光では、AM9・PM3が5000K相当で昼間が6500Kで白っぽく　日の出や日没は、2300K以下で赤みを帯びて　逆に7000K以上の場合は青みを帯びてくる。