ドクターMが多忙に付き、ご質問の受付はお休みさせていただいております。


           

 【質問7】

子どもを風邪でお医者さんに連れて行った時に、熱がある場合先生は「今日はお風呂に入れないでね」と言います。熱があまりなくて鼻水やセキだけの時は「お風呂は構わない」と言われることもあります。そもそも、どうして熱があるとお風呂に入ってはいけないのでしょうか?
(殿さん)

風邪をひいた時になぜ熱が出るのかについては、まだ不明な点が多い
と言えます。熱が出て身体に有利に働く点としては、体温が上昇する
ことによって、細菌やウイルスの増殖を押さえ、また免疫活動を活発
にすること等があげられています。従って、この点では熱を下げると
いう行為は、むしろ生体防御にとって良くないと言えるでしょう。
反対に発熱することによる身体に不利な点としては、発熱による不快
感や、食欲不振等をもたらして、全身状態の悪化を助長することなど
があげられます。
入浴というのは、体力を消耗します。基本的に、風邪の状態の時には
体力を消耗するような行為は避けるべきなのです。特に、熱の出てい
る時の入浴は著しく体力を消耗するので、尚更避けるべきなのです。
熱が出ている時は、安静を保ち、睡眠を充分とれるようにすることが
大切です。そのため、室内の換気、通風を良くし、室温を適温に保つ
よう心掛けてください。また、発汗による放熱を促すため、水分は
充分に与えてあげるようにしてください。     (ドクターM)

 

 

 【質問6】

   

寒くなってくると、ニットやフリース素材のものを着ることが多くなりますが、静電気が気になり、家や車のドアを開けたりするのがとても恐いのです。人に触っただけでもビリッとくるので、お互いに痛いのです。人によって、静電気体質というものがあるのでしょうか?また、防ぐことは出来るのでしょうか?
(IWAHANAちゃん)

専門分野ではありませんが、わかる範囲でお答えいたします。
全ての物には電気があります。普段は、+と−の電気が同じ量だけ
含まれつり合っています。しかし、摩擦などの刺激を受けた場合、
+と−の量が変化してバランスが崩れ、そのいずれかが帯電(たま
ること)します。これが静電気なのです。
例えば車では、シートと衣服の摩擦によって身体に静電気がたまり、
降りる時にドアに手を触れた瞬間、たまった静電気が車に流れ出す
ので、ビリッとくるのです。人と人でも同じことが言えます。
さて、水は電気を通しやすい性質を持っています。だから空気中の
水分も、電気の逃げ道になるのです。夏は汗をかきやすく、また
温度も湿度も高いので、静電気が起きてもすぐに水分を伝わって
放電されます。冬場は空気が乾燥しているので、逃げ道となる水分
が空気中に少なく、静電気は放電されにくく滞りがちになるのです。
「静電気体質」についてですが、静電気は体質・体形には全く関係
ありません。あるとすれば、一つには服などの素材、または素材の
組み合わせです。あとは、心理的なものが大きいかもしれません。
全く気に留めない人もいれば、少しビリッときただけで気にする人も
いるわけです。「静電気が起こりやすい人」「静電気体質」というの
はよく耳にすることがありますが、迷信みたいなものなのです。
ただ、水が電気を通しやすいことを考えれば、汗をかきやすい人は、
静電気が起こりにくい、と言えるかもしれません。
静電気を防ぐためには、水分がアースの役目をすることを念頭に置き
室内の観葉植物に適量の水をあげる、加湿器を置く、ドアノブなどに
カバーをするなど、居住空間などでの環境の対応が有効です。
また車を降りる時は、ドアに素手で触れると、最初に接触した一部に
電気が集中するので、衣服や手袋でカバーして触れれば刺激が分散さ
れます。木片、草、地面などに触れて徐々に放電するのも有効です。
                        (ドクターM)

 

 

       

 【質問5】

薬の使用期限について、お伺いいたします。飲み薬や座薬は、1年たったら捨てると聞いたので、チェックして捨てているのですが、塗り薬(かゆみ止めなど)の場合はどうしたらよいのでしょうか?医者からいただいたものが、使わずに残っていたりします。(子どもに使用する場合、ちょっと気になるもので・・・)教えてください。
(AKKOさん)

基本的には、病院が出す薬の有効期限は、処方期間が有効期限に当
たると考えた方が安全です。塗り薬の場合も、処方通りに使用して
無くなる時が有効期限だと考えた方が良いと思います。多少の期間
(例えば3ヶ月から6ヶ月くらい)は、それほど薬品は変質しない
と思われますが、保証はされていません。
市販薬の場合、明記された有効期限は、開封前の有効期限であり、
開封後の有効期限ではありません。開封後は半年に1回程度、品質
をチェックし、出来れば新しい物と交換した方が良いでしょう。
薬の保存についてですが、直射日光を避け、なるべく湿気の少ない
涼しいところで保存するように気を付けてください。(ドクターM)

 

             

 【質問4】

子どもを、予防接種に連れて行きました。注射をした後、「よ〜く、もんであげてくださいね!」と先生がおっしゃったのですが、ふと疑問に思ったのですが、なぜ予防接種の後は、もまなければならないのでしょうか。教えてください。 
(ピーチ姫さん)

筋肉注射、及び皮下注射の場合は、注射後、注射部位をもむことに
よって、注射薬を組織へ浸潤させ、血液中に移行させるのです。
ただし、皮内注射の場合(ツベルクリン反応など)は、薬の反応を
見るものなので、もんではいけないのです。   (ドクターM)

 

      

 【質問3】

先日お友達と買い物に行ったのですが、その途中ぺビーカーに乗っていたうちの子が立ち上がってしまい、バランスをくずして、ベビーカーごと後ろに倒れ後頭部を打ちました。すぐに、起こしたのですが、大きななたんこぶが出来ていました。それを見た私たち3人は
「たんこぶが出来てるから心配ないよね」
と言って一安心したのです。後になってからふと考えたのですが、たんこぶが出来てさえいたら、本当に心配しなくてもよいのでしょうか。
(カルーアミルクさん)

たんこぶというのは、皮下出血です。これは単に頭皮の変化で、骨
や頭蓋内の変化を意味するものではありません。たんこぶの有無と
外傷の重症度は、必ずしも一致しません。むしろ受傷時の意識状態
や、嘔吐の有無などが重要です。受傷後からの状態を注意深く見守
ることが、最も大切です。心配なことがあれば、即、専門医に相談
されるのがいいでしょう。           (ドクターM)

 

 

 【質問2】

子どもが高熱が出たり、ひどく吐いたりしている時に、飲み薬より坐薬の方がよく効くから、坐薬を入れるよう言われます。なぜ、坐薬の方が飲み薬より早く効くのでしょうか。教えてください。
(冷蔵庫にたくさん坐薬をストックしている母さん)

肛門・直腸には、粘膜の下に静脈叢という血流の豊富なところがあ
り、坐薬はそこから直接体内に吸収されるため、上部消化管で消化
吸収されるよりも、即効性があるのです。また、坐薬は固形脂肪に
有効薬物を配合しているため、体温で解けやすく、使用後は体温に
よって自然に融解し吸収され効果を発揮します。内服薬が胃の中で
解けて吸収され血液中に入り効果を発揮するよりも、早いというこ
とです。                   (ドクターM)

 

 

 

 【質問1】

風邪薬など、お医者さんにもらった薬や薬局で買った薬を飲む時のことについて、質問があります。「食後に3回、30分以内に」とあるのですが、もし全く食欲が無くて何も食べられない時は、何も食べないまま薬を飲んでも良いのでしょうか。食後に当てはまらないな〜、と思うのですが・・・。
てるてるぼうずさん)

皆さん、はじめまして。それでは、質問にお答えいたします。
食後に飲む薬は、基本的には食事の後に、胃の中に内容物がある
状態で服用することが望ましいのですが、どうしても食欲が無い
時には、そのまま服用するのも仕方がないですね。ただ、胃粘膜
を荒らす原因になります。せめて、少し水分を取ってから服用さ
れた方が、より望ましいでしょう。      (ドクターM)

 


  

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