2005/11/04(金)


 今日は会社を休んで第39回東京モーターショーに行ってきました。

 今回は車で行ってみました。渋滞するかと思ったんですが、幕張メッセ近くでも目立ったモーターショー渋滞もなく、スムーズ。
 いっぱいかなーとかなり心配だった駐車場も平日のしかも開場(10時)少し前に到着するように行ったから、割と余裕で会場近くの場所に停めることができました。3時頃には駐車場がいっぱいだったので、平日でも早い時間に行く必要がありそうです。土休日は…平日でもこれなんだから、相当大変なことになるんだろうなあ。
 前売りを買わずに行ったんですが、待ち時間ゼロで券売所で購入できました。入場するための列が少々できたけどいたって快適。平日に朝一で行くといいなあ!

午後3時くらいの駐車場の様子

入場の行列。券売所(左)はガラガラ。

 会場入り後、まずは中央通路の「グランツーリスモ4」体験試乗アリーナへ。
 SCEは毎回、ハンドルコントローラー+ペダルでGTシリーズをプレイできるブースを設けているのですが、今回の目玉は今冬発売予定の「ツーリスト・トロフィー」の試遊。グランツーリスモのバイク版なわけですが、新作が出ると行列ができてなかなか試遊できないので、まずはここに行っとこうと思ったのです。
 1年ほど前に発売されたGT4の試遊はなぜか20分待ちの行列ができてたのに、「ツーリスト・トロフィー」の試遊はなんと行列ゼロ!朝一でここに来て良かったー!

 で、ワタシはバイクのことはさっぱりだし、乗ったこともないので、選択したマシンはテキトー(なんとなくカワサキのにしたのは覚えてる)。コースはGT4で一番走り慣れてるつくばにして、ライディングの基本もまったく分からないままとりあえずスタート。
 うわっ、車と全然違うのな!(あたりまえ)曲がるときはものすごくハングオンするもんだから、見慣れてるコースがまったく別物に見えます。特にライダー視点にすると迫力が凄い!っていうか、スゲー難しい!気付いたら吹っ飛んでるって感じで、なんかもうワケ分かんなかったけど、すごくおもしろかったです。
 これは楽しいなあ。実際にバイクに乗るのはなんかちょっと怖いけど、ゲームならやってみたいかも。値段がこなれたり、THE BESTが出たらやってみようかな。

迫力のライダー視点

何度もクラッシュしました

2005/11/05(土)


 午後は人が増えてまともに見られなくなるし、"超大物"が出展されてるので、ポイントを絞って効率よく周ることにしました。
 今回のテーマは、スポーツセダン、クーペの将来像を探る。我が家は次はスポーツタイプにするかもしれないので、そのあたりを中心に。コンセプトカーだからすぐには市販されないけど、どうせ買い換えるのは何年も後なんだから、ちょうど良いだろうと。

◎日産
 まず最初に行ったのは、"超大物"・GT-R PROTOが展示されている日産へ。
 開場後1時間しか経過してないのに周りは既に人だかり。午後にもう一度行ってみたら、さらにたくさんの人が周りを囲み、すごい熱気でした。
 でそのGT-R PROTO、事前に見た写真ではもうひとつな印象だったんですが、実物はさすがにすごい存在感。「かっこいい!」の一語に尽きます。いいなあ、現行型スカイラインとかフェアレディZが出たときは、最近の日産は好きじゃないなあ…と思ってたんですが、これは気に入りました。出たらきっと高いんだろうけど、いいよなあ。

2007年復活のGT-Rのプロトタイプ

日産ブースの人だかり

 もう1つの注目は次期シルビアの方向性を示していると言われるコンセプトカーのフォーリア。クーペながら、観音開きドアで後席にも配慮した作り。でもちょっともっさりした感じであんまり好きじゃないなあ。もう少し薄いボディになってもらいたい感じ。
 ブースの混み具合も一番だった気がしますが、午前中なのにパンフレットが品切れになってたのは驚きました。GT-R PROTO人気のおかげでしょうか。午後一、時間未定の再配布開始と言うことで、受付の人たちは配布開始時刻を聞きに来る人たちの対応に追われてました。かく言うワタシも、まだ配られないかなーとずっと日産ブースや、隣のシトロエン、ポルシェをうろうろしてたんですが。

次期シルビア?フォーリア

午前でパンフが品切れ

◎三菱
 次期ランエボと思われる、というかランエボ以外の何者でもないコンセプト-X。凄みのある顔は相変わらずですねえ。現行型より目つきが鋭くなって、ワタシは好きだな。でもランエボ高いからなあ。普通のランサーもこういう感じの顔になればいいのに。

◎ダイハツ
 注目はコペンZZです。
 人気の軽2シーターオープンの1.5リッター版です。元々のコペンのデザインもけっこう気になってたんですが、やはり軽であることと、車内の狭さがちょっとなー…という感じだったんですが、これはいいなあ!全幅が拡大されて全体のバランスも良くなった感じですね。ハードトップだからクローズ時は普通の車のように使えるし、これは市販化されたらかなり惹かれるなあ。

次期ランエボ?コンセプト-X

ぜひ市販化してほしいコペンZZ

◎トヨタ、レクサス
 ここで惹かれたのはLF-A。レクサスブランドのプレミアムスポーツです。
 ダイヤモンドのように美しくカットされたボディが実にステキです。市販化されたとしてもレクサスだし、高くてとても手が出ないだろうけど、日本のメーカー、しかもトヨタからこういう車が出てくれるのは嬉しいですね。同じく出展されていたFSCが同系統の顔でしたが、これが今後のトヨタの顔になってくれると良いんだけどなあ。

◎スバル
 ハイブリッドのスポーツワゴンSUV、B5-TPHがメインでしたが、これはもう一歩という印象。事前に写真で見たときの印象よりもボディの質感が良い印象なのは良かったけど、デザイン的にはもうちょっと攻め込んでもらいたかったなあ。

欧州高級スポーツに対抗できるか、LF-A

ヌメッとしたグリルは好き、B5-TPH

◎スズキ
 スポーツタイプの出展はなかったけど、軽のコンパクトカー、LC(ライフクリエイター)のデザインにかなり惹かれました。
 2名乗車で相当コンパクトだけど、これは可愛いなあ!3ボックスセダンをキュッと縮めたようなボディがミニカーのようで良いし、愛嬌のある顔がステキ。滑らかな曲線を描くサイドパネルにも惹かれます。ドアが閉められてるところが見たかったんだけどなあ。ちょうどコンパニオンのおねーさんが張り付いてて、よく見られなかったのが残念。
 こういう小さいシティコミューターはまだまだ少数派ですが、もっといろんな種類が安い値段で出てくれると、もっと車が買いやすくなって良いですよねえ。

◎光岡
 クラシックなスタイルの普段の光岡車も良いですが、今回も意欲的なスポーツタイプのコンセプトカー、オロチ ヌードトップロードスターが出展されていました。
 かなり過激なデザインで贅沢な感じですが、動物的で良い顔ですね。

ちょっとドア閉めてくれませんか?LC

オロチ ヌードトップロードスター

◎マツダ
 雑誌で予習してたときはイマイチな印象だったんだけど、ここは一番の収穫でした。
 4シーターのロータリーハイブリッド、先駆。最初は、ワンモーションでのぺーっとしたボディが好きじゃないなあ…と思ってたんだけど、実物を見て、その質感、意外に鋭い印象を受けるボディはかなり衝撃的でした。写真ではやり過ぎに感じていたリアのデザインも、実物を見ると良くマッチしてる印象。
 これは次期RX-8の方向性を示しているんでしょうか。だとすると良いものになりそうですねえ。巨大なスライドドアはかっこいいけど、まあこれはそのままってことはないだろうから、RX-8のように観音開きが現実的な線か。うむ、次はマツダ車も良いかも。

◎特別展示
 ぷらぷらと海外メーカーを見たり、現代で噂の「ヨン様コンパニオン」を見たりして、メインのホールはすっかり満足。イベントホールの特別展示を見に行きました。今回国内メーカーはあまりぶっ飛んだコンセプトカーがなかったけど、こちらに出展しているカロッツェリアの展示車は攻撃的なスポーツカーが多くて、楽しかった。

 同じくイベントホールでは東京モーターショー50周年記念特別展示もありました。
 各年代の代表的な車を展示して、モーターショー50年の歴史を振り返れるようになっています。めったに実物を見られない過去の名車を見られるこういう企画は嬉しいですね。発売時に放映されていたTVコマーシャルを流してくれてるのも楽しい。
 50~60年代の車はどれも美しいラインを持ってて、今出してもけっこう人気が出るんじゃないかという感じですね。特にマツダのコスモスポーツのUFOを思わせるボディはかなりカッコイイなあ。

ドアが開くとこが見れなくて残念、先駆

特にライトが良いなあ、コスモスポーツ

◎トミカコーナー

さすがに良いデキです。限定トミカ

 最後に北ホールへ。ここの2階のトミカコーナーでは今回もモーターショー限定トミカが販売されているのです!マツダRX-8とスバルR1で迷ったけど、結局R1を選びました。ドアのところにロゴが描いてあります。かなり嬉しい。

 というあたりで行きたいところは一通り行けたし…と15時半にして早くも開場を後にしました。あまり人出が多くないときに効率的に周れて大成功でした。
 次は再来年の2007年、都合をつけてまた行きたいと思ってます。


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